滞在時間とは、訪問したユーザーがどのくらいそのサイトを閲覧していたかを計測できるGoogleアナリティクスの指標のことです。
2024 年 7 月11 日をもって従来のUA(ユニバーサル アナリティクス)は利用できなくなり、現在は、最新バージョンGA4(Google Analytics 4)が利用できます。
この記事では、UA時代からGA4の「滞在時間」の指標への変更点と、レポート画面での確認方法、分析する上で押さえておきたいポイントを解説していきます!
目次
「滞在時間」について知りたい人はこの記事がおすすめ!
- googleアナリティクスの「滞在時間」の計測についてわかる
- GA4で追加されたの新しい指標「平均エンゲージメント時間」がわかる
- googleアナリティクスを使って自分のブログの「滞在時間」の分析の一歩目が踏み出せる
Googleアナリティクス(UA)で計測していた2つの「滞在時間」
Googleアナリティクス(UA)では、「滞在時間」を測定する指標が2つありました。
- 平均ページ滞在時間
- 平均セッション時間
平均ページ滞在時間とは
「平均ページ滞在時間」とは、そのサイトの各ページをユーザーがどのくらい閲覧したかの時間を計測した平均値です。
- 前ページの総滞在時間の合計 ÷ 総閲覧ページ数
で、計算することができます。
平均セッション時間とは
「平均セッション時間」とは、全セッションの平均ページ滞在時間を示し、以下の通りに計算できます。
- 全ユーザーの相対滞在時間÷セッション数
※用語確認「セッション」:サイトへの1回の訪問
UAの「滞在時間」とは何が違う?GA4の新しい“エンゲージメント”の指標とは
従来のUAで使われていた「滞在時間」という概念がなくなり、下記の指標が追加されました。
- 平均ページ滞在時間 → 平均エンゲージメント時間
- 平均セッション時間 → 平均セッション継続時間
「エンゲージメント」という視点が追加されたことにより、ユーザーが実際に閲覧していた時間をより正確に把握できるようになりました。
また、GA4では「セッションあたりの平均エンゲージメント時間」という指標が新しく増えました。
※用語確認「エンゲージメント」:訪問の中でユーザーが積極的に動いたり見ていた時間
(例)ゆっくりスクロールして内容を読む、詳細ページを閲覧する
GA4では、この集中して閲覧した時間(実際のユーザーの行動)=エンゲージメント時間を計測することが重要だと言われています。
GA4で滞在時間を計測する「平均エンゲージメント時間」とは
「平均エンゲージメント時間」とは、ユーザーがサイトを実際に閲覧していた時間のことです。
UA時代の「平均ページ滞在時間」に近いですが、GA4は「実際に閲覧していた時間の平均」のため、実際のユーザーの行動をより正確に反映して計測していることになります。
GA4の新たな滞在時間の指標「セッションあたりの平均エンゲージメント時間」とは
「セッションあたりの平均エンゲージメント時間」とは1回の訪問の中で、ユーザーが実際にサイトを閲覧していた時間の平均をあらわす指標です。
たとえば、10分サイトにいたとしても、実際にコンテンツを閲覧したりスクロールしたりしたのが3分なら、その3分が“エンゲージメント時間”となります。それを全部のユーザー分まとめて、平均したものが「セッションあたりの平均エンゲージメント時間」です。

GA4の滞在時間レポートの見方
ここからは、GA4の滞在時間レポートの見方を紹介します。
Googleアナリティクスの画面で、「平均エンゲージメント時間」と「セッションあたりの平均エンゲージメント時間」を確認してみましょう。
平均エンゲージメント時間の見方
- Googleアナリティクスのページを開く
- 「レポート」を選択
- 「Life cycle(ライフサイクル)」を選択
- 「エンゲージメント」を選択
- 「概要」を選択
ここに「平均エンゲージメント時間」が表示され、確認できます。

【引用】Googleアナリティクス デモアカウントのスクリーンショット
セッションあたりの平均エンゲージメント時間の見方
「セッションあたりの平均エンゲージメント時間」とは1回の訪問の中で、ユーザーが実際にサイトをしっかり見ていた時間の平均をあらわす指標です。
- エンゲージメントの合計時間÷セッション数
例えば、5回セッションが発生し、15分閲覧した場合の平均エンゲージメント時間は「15分÷5セッション=3分」となります。
- Googleアナリティクスのページを開く
- 「レポート」を選択
- 「Life cycle(ライフサイクル)」を選択
- 「エンゲージメント」を選択
- 「概要」を選択

【引用】Googleアナリティクス デモアカウントのスクリーンショット
Googleアナリティクスで滞在時間が0秒になるのはなぜか
Googleアナリティクスでは、滞在時間が0秒になるケースがあります。
これは、Googleアナリティクスの「最後のページは滞在時間を計測できない」という仕組みによるものです。最後のページを計測できないということは、1ページのみ閲覧して離脱した場合の滞在時間が計測できないということになります。
滞在時間が計測できないため、画面での表示が「0秒」となるのです。
GA4の「滞在時間」に関するよくある質問
ここまで、Googleアナリティクス(GA4)での「平均エンゲージメント時間」と「セッションあたりの平均エンゲージメント時間」について解説してきました。
ここからは、GA4の滞在時間の疑問点について、Q&A方式で紹介していきます。
Q1「平均エンゲージメント時間」をサイトのページごとに見ることはできる?
A1「平均エンゲージメント時間」をページごとに見ることが可能です。
レポートの見方で紹介した「平均エンゲージメント時間」は、サイトの全ページの平均だけを確認するものです。そのため、特定の指標だけではなく、ページごとの計測値を分析することでより正確に自分のサイトを分析することができます。
Q2サイトへの滞在時間が短い場合はどうしたらいい?
A2 サイトの閲覧時間が短い場合は、ユーザーの気持ちで、改善点を検討しましょう。
ただし、必ずしも滞在時間が長いほうが「良いサイトである」とはいうことができません。
例えば、ユーザーが知りたい情報を、必要最低限の記事内容で提供することができている場合は、滞在時間が短くなる傾向があります。
また、平均エンゲージメント時間が長くなるのは、例えば「商品を買うために慎重に情報を読んでいる」という場合です。一方で、「サイトの導線が悪く、ユーザーが迷子になっている」というケースも考えられるため、どうして「短くor長くなっているのか」を分析することが大切です。

Googleアナリティクス(GA4)における滞在時間のまとめ
この記事では、Googleアナリティクスの滞在時間について、UAからGA4へ指標の変更点「平均エンゲージメント時間」について解説しました。
復習しましょう。
- UAの「平均ページ滞在時間」という指標は廃止された
- それに変わる近い指標として「平均エンゲージメント時間」と「平均セッション継続時間」が作られた
- GA4では「実際にユーザーが閲覧した時間=エンゲージメント時間」を計測することが重要
- 平均エンゲージメント時間とは、ユーザーが実際にサイトを閲覧している時間だけを計測
- 「セッションあたりの平均エンゲージメント時間」が新設され、1回の訪問の中で、ユーザーが実際にサイトを閲覧していた時間の平均がわかるようになった
GoogleアナリティクスGA4の「平均エンゲージメント時間」と「平均セッション継続時間」をきちんと理解し、自分のサイトのデータ分析と改善につなげていきましょう!

