みなさんは「UIデザイナー」といわれる職業を知っていますか?
実は私たちの身近に寄り添った職業なんです。
AI時代の世の中、その身近に寄り添う「UIデザイナー」がなくなってしまうといわれています。
本当に将来的になくなってしまう職業なのか?
噂される背景から「UIデザイナー」のあり方までわかりやすくご紹介します。
目次
UIデザイナーとは?

UIは「ユーザーインターフェース(User Interface)」の略 で、
ユーザーが製品やサービスと直接触れ合う「接点」を指します。
ユーザーが触るWebページそのものがUIにあたります。
UIデザイナーはWebサイトやスマートフォンなどの画面においてユーザーが操作しやすく、見やすいレイアウトをデザインする仕事です。
例えば、ボタンの配置、フォントの種類、色の使い方(マテリアルデザイン)などが含まれます。
ユーザーがサイトに対して求める目的を達成させるにはどのようなデザインや操作をしたらよいのか、そういったユーザビリティ(ユーザーにとっての使いやすさ)を意識して検証と改善を重ね、ユーザーに求められる最適なデザインが実現されています。
UIデザインは様々な企業に求められており、
主な使用例は、Google、Netflix、LINEなどの有名企業から中小企業のウェブサイトまで幅広いです。
年収は、経験年数やスキルレベル、勤務企業により大きく異なりますが、
およそ500万円〜600万円と比較的高めの水準にあります。
勘違いが起きやすい?
WebデザイナーとUIデザイナーとの違いは?

UIデザイナーのことが少しわかったところで、多くの人が浮かぶ疑問のひとつに
「WebデザイナーとUIデザイナーはどう違うの?」といったことがあげられます。
まず初めに、Webデザイナーの仕事は主に「見た目全体のデザインや情報の整理」です。
例えば、サイト全体のレイアウト、色彩やフォントの選択、画像の配置などを担当します。
企業の魅力を伝えたり、集客・マーケティング、情報の伝達が目的です。
それに対して、UIデザイナーの仕事は「UIに関わる見やすさや操作のデザイン」です。
例えば、ワイヤーフレーム作成、ユーザー行動分析、画面デザインなどです。
ユーザーが迷わず快適に操作できる仕組みや画面の構築が目的です。
ユーザー体験を最適化するための手段として位置づけられています。
UIデザイナーは「見た目の芸術性」ではなくUIの存在自体を感じさせない「迷わない体験」が求められます。
UIデザイナーがなくなるってホント?
その理由とは?
結論から言いますと、
「なくならない」が答えですが、UIデザイナーの「あり方」は今後変化していくでしょう。
では、なぜUIデザイナーがなくなると言われているのでしょうか?
主に2つの理由があると言われています。
- AIの自動化による代替
- UIデザインの概念が一般的になった
詳しく説明します。
AIの自動化による代替
これまでは製品に求められるUIを設計するにあたって、専門的なスキルが必要不可欠でした。
しかし、AIの革新的な技術の進化により、初期レイアウトの生成やワイヤーフレーム作成、定型のパターン化されたデザイン制作は、自動での生成が簡単に行えるようになりました。
この技術の進化により、時間やコストの削減ができるため、年々AIの需要が高まっています。
サイトの制作にあたり専門性が求められるコードも、WordPressなどのノーコードツールの普及により、既存のガイドラインに沿ったUIパーツやHTML/CSSのコードを書き出しが容易になり、専門知識がない人にも一般的なサイトが作れるようになりました。
このようなUIデザインのハードルが下がっていることも理由の一つと言われています。
UIデザインの概念が一般的になった
Webサイトやアプリは、SNSやスマホの普及により身近で当たり前に存在するようになりました。そのことにより、ユーザーの求めるレベルが高くなってきています。
昔に比べUI/UXの概念が広まったことにより、誰もが意識する基本事項になりつつあります。これが「UIデザインの概念が一般的になってきている」という意味です。
例えば、Webデザイナーやエンジニア、編集者などが制作するにあたってUIスキルを習得するようになり、見た目と機能性の両方を考えて作業をするようになりました。
またUIを考えるのはデザイナーの仕事ですが、マーケティングの知識やユーザーインタビュー、プロトタイプの開発などUIデザイナーの業務の範囲が幅広いのも理由のひとつです。
これらの理由から、他の職種との境界線があいまいになってきているのも現状です。
UIデザインの概念が一般的になることにより、UIを考える仕事は残るものの、それを誰がやるかは企業によって違うので、専門職としての「UIデザイナー」がなくなる可能性はあると考えられています。
UIの本来のあり方とは?
UIデザイナーはレイアウトのデザインや操作のしやすさをすることが技術面の主な仕事ですが、デザインするにあたって、分析や調査、ユーザーとのコミュニケーションなくては、
制作してもユーザーにとって満足いくものにはなりません。
UIデザイナーは「ユーザーの使いやすさに寄り添う」のが根幹の仕事です。
ユーザーから求められる目的は十人十色です。
ユーザーひとりひとりの目的を汲み取り、制作をすることが求められています。
「分析力」「課題解決力」「コミュニケーション力」が今後のUIデザイナーに求められ、
必要とされるスキルになるでしょう。これらはAIには越えられないスキルだと考えます。
未経験からUIデザイナーになるには?

ここまで読んでみて、UIデザイナーのことが分かり、興味を持った人もいるかもしれません。
未経験からの転職をしたい人は何から始めればいいかと疑問に思われるでしょう。
これからUIデザイナーだけでなくデザイナー業に特に求められることを説明します。
まず一番に言いたいことは、「デザインスキルを身に付けること」です。
デザイン業界のデジタルデザイン化が当たり前となった今、
デザインソフトの使用経験を条件とする企業が割合を占めているのが現状です。
特にIllustrator、Photoshop、Figmaはデザインするにあたって代表的なデザインソフトです。
独学でもスクールでも、「スキルを身に付ける」ことがデザイン業界の転職にあたっての
一番の近道だと言えます。
またUIデザイナーを含め、デザインの仕事に必須の資格はありませんが、
特に「ポートフォリオ」が転職活動にあたってとても重要視されています。
企業に求められるポートフォリオを作るためにもデザインスキルは必要不可欠です。
またUIデザイナーはユーザー中心のデザインを行うことが求められます。
そのためにもマーケティングやブランディングの視点も重要です。
「分析力」「課題解決力」「コミュニケーション力」を鍛えることも大切です。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
UIデザイナーが将来的になくなってしまうのではないかというテーマでした。
一つの答えとしましては、UIデザイナーが「なくなる」ことは考えにくいですが、
「あり方」は時代と共に変化していくでしょう。
UIデザイナーの根幹に求められていることは、SEOの観点においても今後も求められ続けます。
時間短縮のためAIに一部の作業を担わせることはあっても、UIデザイナーに求められることはユーザーごとに違います。
UIデザイナーに求められる根幹の仕事は消えることはなく、AIには難しいスキルでしょう。
これからの時代は、「AIとの共存」が大事で、今後私たちに求められるスキルの一つになるかもしれません。



