Webデザイナーを目指している初心者の方には、資格の種類も多く、
「どの資格を取得するべきか」分からない方も多いと思います。
特に必須の資格はありませんが、キャリアアップ、転職を考えている方は資格の取得、
そしてスキルを証明して、自信を持ってWebデザイナーになりましょう。
Webデザイナーを目指す方に、おすすめの資格と取得のメリット、
学習方法や仕事内容をまとめて紹介します。
- Webデザイナーにおすすめの資格と資格取得のメリット
- Webデザイナーの資格を取得するための必要な時間
- 取得目標を決めて、具体的なスケージュールを計画しよう!
目次
Webデザイナーにおすすめの資格と資格取得のメリット

未経験の方や、初心者でWebデザイナーになったばかりの方は、
資格を取得することで、知識が身に付き、普段の業務は持ちろん、就職にも有利です。
資格があることで、スキルを証明できることにもなり、高収入にもつながります。
資格取得のメリット
基礎知識が習得できる
スキルを証明できる
未経験でも就職につながる
転職活動で有利になる
Webデザイナーに必要なスキル
ソフトウェアの操作スキル
コーディングスキル
マーケティングスキル
コミュニケーションスキル
色彩感覚、発想力
おすすめの資格
ウェブデザイン技能検定
Webデザイナー検定
Webクリエイター能力認定試験
マルチメディア検定
アドビ認定プロフェッショナル
ウェブデザイン技能検定
Webデザインの世界で唯一、国家検定です。
画像やレイアウトをデザインすること
3級、2級、1級と分かれており、それぞれ学科と実技試験があります。
3級は誰でも受験可能です。
基本的な知識が必要ですが、60~70%前後の合格率で、初心者にもっともお勧めです。
最低限の知識があることを証明できます。
2級の受験資格は、
3級の技能検定に合格した方。
実務経験2年以上を有する方。
職業高校、短大、高専、高校専攻科、専修学校、各種学校を卒業または普通職業訓練修了をした方。
大学を卒業した方。
1級は、まず1級学科試験を合格した方が、実技試験を受験できます。
学科試験の受験資格は、
7年以上の実務経験、Webデザインに関する科目が含まれる学校や訓練校を卒業、修了した方で5年以上の実務経験が有する方。
大学を卒業し3年以上実務経験を有する方。
高度職業訓練修了後1年以上の実務経験を有する方。
2級を合格した方で、その後2年以上の実務経験を有する方。
難易度は高く、Webデザイナーにとっては非常にアピールできる資格です。
ウェブデザイナー検定
Web制作のプロとして認められる民間の資格です。
コンセプトメイキング、Webページのデザイン、テスト、運用等、様々な知識が必要になります。
ベーシックとエキスパートに分かれており、受験資格はなく、誰でも受験可能です。
Webクリエイター能力認定試験
こちらもWeb制作に必要な知識を問われる試験内容です。
ベーシックとエキスパートに分かれており、受験資格はなく、誰でも受験可能です。
難易度は低めと言われており、入門的な資格と言えます。
内容も基本的なことが多いため、できればエキスパートの取得をおすすめします。
マルチメディア検定
デジタル情報の知識を問われる試験です。
マルチメディアの情報、デジタルコンテンツの知識が必要です。
ベーシックとエキスパートに分かれており、受験資格はなく、誰でも受験可能です。
IT企業、Web関連の企業に就職したい方にお勧めです。
アドビ認定プロフェッショナル
Adobe社公認国際認定資格です。
国際資格で、海外でも通用できます。
Adobe Illustrator
デザインプロジェクト、著作権やライセンスのルールなど、
イラストやデザインの制作をする上で、基本的な知識が必要になります。
Illustratorを使いこなして操作方法をマスターすれば、受験可能です。
Adobe Photoshop
デザインプロジェクトの要件、画像の著作権やライセンスのルールなど、
写真や画像の編集に必要な知識が問われます。
Photoshopを使いこなして操作方法をマスターすれば、受験可能です。
Adobe Premiere Pro
動画編集ソフトで、プロジェクト設定や著作権、動画編集に必要な知識が問われます。
Premiere Proを使いこなして操作方法をマスターすれば、受験可能です。
Webデザイナーの資格を取得するための必要な時間

個人のスキルや常時学習できる環境であるかにもよりますが、一般的には50時間~100時間を想定しましょう。
独学で学ぶ場合
6カ月~1年
公式参考書や教材、過去問題集などを購入し、自分のペースで学習できます。費用を抑えられるところが、一番のポイントです。
スクールで学ぶ場合
3カ月~6カ月
効率良く、体系的に学習できます。
サポートが万全で、分からないこともすぐに解決できます。
実践的に覚えられる環境で、プロからスキルを学べる良さは一番のポイントです。
またカリキュラムが決められており、学習する順序も、試験対策として考えられています。
決められた短時間で学習できるため、計画的に進められるでしょう。
オンラインスクール・通信講座で学ぶ場合
3カ月~6カ月
スクールよりも低価格で、独学で学ぶ自身がない方におすすめです。
一人だと学習時間があいまいになってしまうことを防げます。
またスクールと違う点は、自分の好きな時間に学習できること、
通学の時間も削減できます。
中には、チャットで相談出来たり、オンラインでフィードバックが受けられる講座もあります。
取得目標を決めて、具体的なスケージュールを計画しよう!

まずは、なぜ資格が必要かを理解し、何のために資格が必要かを明確にしましょう。
特に仕事で使用する場合は、分野から必要な資格を見極めが必要です。
ゴールを決めて、無理のないスケジュールを立てましょう。
試験日から逆算して、学習日を決めていきましょう。
集中的に学習できるのか、または仕事をしながら学習するのでは、目安時間も異なります。長期計画なら、1カ月目は基本や参考本を熟読する。2カ月目は実技の時間等、やることを大まかに決めて、そこから時間配分をしていきましょう。
何からやり始めたらよいか分からない方は、プロに教わることが、資格取得の近道です。
効率的に習得でき、分からないことも解決できるため、初心者には特におすすめです。
まとめ
Webデザイナーとして、活躍の場を広げるには、資格の取得が有効です。
知識を持っていることを証明でき、自信にも繋がります。
自分と向き合い、様々な学習方法から自分に合うものを探しましょう。
初心者がWebデザイナーになるためには資格を取得し、
デザインのスキルを上げて、沢山のポートフォリオを制作することをお勧めします。
仕上げたポートフォリオを企業別にいくつか用意し、求人に応募しましょう。
少しでも参考になれば幸いです。

