Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)は、Webマーケティングやデータ分析の分野で注目されている資格の一つです。
本記事ではGoogleアナリティクス認定資格資格の概要から取得メリット、試験の特徴、受験方法、効率的な学習方法まで、専門用語もわかりやすく解説していきます。
目次
Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)とは?

Googleアナリティクス個人認定資格とは「Google Analytics Individual Qualification」の略称で、通称「GAIQ」と呼ばれています。
取得すると、”Googleアナリティクス(Googleのウェブサイトアクセス解析ツール)の使用に、一定以上スキルがあるユーザーであること”を証明できます。
Googleアカウントを持っていれば誰でも無料で取得することができるGoogleの公式認定資格です。
Googleアナリティクス認定資格資格の概要
Googleアナリティクス個人認定資格は、「Google Analytics Individual Qualification」の頭文字をとった略称で、(Analytics:分析 Individual:個人 Qualification:資格)読み方は「ジーエーアイキュー」です。
GoogeアナリティクスがUAからGA4に移行したことで、現在の「Googleアナリティクス認定資格」にリニューアルされました。
Google公式のWebサイトで「Googleアナリティクスに関する試験」に合格することで資格が付与され、資格の有効期間は合格してから12ヵ月間となります。
資格を維持するには期限内に再度試験を受けて合格する必要があります。
そもそもGoogleアナリティクスって何?
そもそもGoogleアナリティクスとは、Googleが提供する無料のウェブサイトアクセス解析ツールのことです。
ウェブサイトやアプリに「誰が」「どこから」「どのページを」「どうやって」訪問し、何をしたかというデータを収集・分析して、サイトの改善やマーケティングの施策に役立てます。
最新版のGoogleアナリティクスであるGA4は2020年10月にリリースされました。
GA4とUAの違い
GA4とUAの違いはデータの仕組みにあります。
最新版のGoogleアナリティクスであるGA4(Googleアナリティクス4)と、従来のUA(ユニバーサルアナリティクス)との基本的な差は、分析軸の違いです。
UAは「Webサイトをページ単位のセッションを軸に計測」していたのに対し、GA4は「ページビュー含めたすべての行動を軸に、ユーザー単位での計測を重視」するように変わりました。
つまり、測定軸と計測方法が従来のUAよりもより広い範囲に変更されました。
以前と比べ、ユーザーは1人で複数のデバイスを使ったり、Webサイトだけでなくアプリを利用したりと、行動に変化が生まれています。
GA4はそのような「ユーザーの行動変化に対応したアクセス解析」が可能になりました。
※UAは2023年7月にデータ計測が停止され、2025年12月現在は、後継のGA4への移行が完了しています。
| UA(ユニバーサルアナリティクス) | GA4(Googleアナリティクス4) | |
|---|---|---|
| 分析軸 | ページ単位・セッション中心 | ユーザー単位・行動(イベント)中心 |
| 測定対象 | Webサイトのみ | Webサイト+アプリなどすべての行動 |
| 計測方法 | セッション・ページビュー中心 | イベント中心で柔軟に計測 |
| ユーザー行動の対応 | 複数デバイスやアプリ利用には非対応 | 複数デバイス・アプリ利用にも対応 |
| 運用状況 | 2023年7月でデータ計測終了 | UAから移行後、最新の解析環境として運用中 |
Googleアナリティクス認定資格(GAIQ)を取得するメリットは?

Googleアナリティクス認定資格(GAIQ)取得のメリットは?
Googleアナリティクス認定資格(GAIQ)を取得すると、いくつかのメリットがあります。
1. アナリティクスの能力を視覚的に証明できる
Googleアナリティクスの使用に、一定以上スキルがあるユーザーであることを第三者に対して視覚的に証明することができます。
Googleが公式で提供している資格なので、取得することで勤務先や取引先からの信頼性が上がります。
2. Googleアナリティクスの機能に対する理解が深まる
GA4の基本的な概念から実践的な活用方法まで、幅広い知識への理解が深まります。
プランニングやデータ収集の仕組み、コンパージョントラッキングの使用方法、各種レポートの見方、Google広告との連携など、有効的な知識を試験の学習を通して学ぶことができます。
※コンバージョントラッキングはGoogle広告の無料ツールです。
広告を見たユーザーが商品の購入やアプリのダウンロード、問い合わせ等の価値のある行動(コンバージョン)に至ったかどうかを詳細に把握することができます。
3.実際に実務で使用できる
試験のためだけの知識ではなく、ユーザー獲得に向けた日々のアクセス解析などにも活用可能です。
公式が提供しているオンラインコースの中ではおすすめの分析方法なども学ぶことができるので、Googleアナリティクスを使いこなして実際のマーケティング活動に活かせるようになります。
また、知識やスキルを持っていることでチームや周囲の人とのコミニュケーションがスムーズになり、円滑な意思決定やプロジェクト進行が可能になります。
4.就職・転職に活かせる
これからの時代は、ユーザーの行動を理解してニーズを見つけ出せるデータ分析スキルが必須になっています。
Googleアナリティクスはメディアの運営においてとても重要なツールなので、GAIQを取得することで面接時にデジタルマーケティングに携わる知識があることをアピールできます。
Googleアナリティクス認定資格(GAIQ)の試験の特徴
Googleアナリティクス認定資格(GAIQ)の試験の特徴を、最新情報(2025年12月24日現在)で紹介します。
- 1.試験場所・形式
- ・完全オンラインで受験可能
- ・Googleの公式学習サイト「Skillshop」から受験
- ・試験は自宅や職場など、インターネット環境があれば受けられる
- 2.試験内容
- ・主にGoogleアナリティクスの操作、分析、活用方法に関する問題
- ・現行はGA4(Googleアナリティクス4)に対応
※過去にはユニバーサルアナリティクス(UA)に関する内容も含まれていた
- 3.問題形式
- ・選択式
- 4.試験時間と問題数
- ・問題数:50問
- ・制限時間:75分
- ・時間内に全て回答する必要がある
- 5.合格基準
- ・合格ライン:80%程度の正解率
- ・不合格でも再受験可能(前回の受験から24時間経過後に再受験可能)
- 6.受験料
- ・無料
- 7.有効期限
- ・取得後の資格は1年間有効
- ・更新には再受験が必要
| 試験形式 | 完全オンライン(Skillshop) |
| 試験内容 | Googleアナリティクス(GA4) |
| 問題形式 | 選択式 |
| 問題数・時間 | 50問 / 75分 |
| 合格基準 | 正答率 約80% |
| 受験料 | 無料 |
| 有効期限 | 1年間 |
Googleアナリティクス認定資格(GAIQ)の受験方法
Googleアナリティクス認定資格(GAIQ)の受験方法は全てオンラインです。
ネット環境とGoogleアカウントがあれば誰でも受験できます。
ここからはGoogleアナリティクス認定資格(GAIQ)の受験手順を紹介します。
- Googleアカウントの準備
Googleアカウントを作成します。
Googleアカウント作成 - Skillshopにログイン
「Skillshop」にアクセスしてログインします。
※Skillshopの初回使用時は個人情報の更新を要求されます。 - トップページでカテゴリを探す
ログインするといくつかのGoogleサービスが並んでいます。
ここで「Google Analytics」のカテゴリを探してクリックします。 - Googleアナリティクスセクションを開く
「Google Analytics」のカテゴリを開き、免責事項の手順に沿って
「Googleアナリティクス認定資格」を表示します。
ここから「Googleアナリティクス認定資格」を選びます。 - 認定資格のページから試験開始
「Googleアナリティクス認定資格」から「テストを開始」をクリックし、
オンライン試験が始まります。
(時間制限・問題数などの説明もここにあります) - 試験に合格したら証明書を取得
合格するとSkillshop内でデジタル証明書(認定書)をダウンロードできます。
「My Activity」→「Certifications(認定証)」タブから取得できます。
PDF形式やLinkedIn用リンクが表示されます。
Googleアナリティクス認定資格(GAIQ)の学習方法

Googleアナリティクス認定資格(GAIQ)の学習方法には、Skillshop(Google公式のe-ラーニング)にあるGA4用の教材が推奨されています。
教材では
- GA4の基本概念
- データ収集、測定の仕組み
- レポートの見方と応用
- イベント/コンバージョン
- 分析の実務活用
などの項目が扱われており、全カリキュラムを最後まで進めることで、試験範囲がほぼ網羅されます。
おすすめの学習ステップ
- GA4の入門(基本コンセプト)
- レポートの書き方・活用法
- 設定・イベント分析
- 応用・実践演習(探索・詳細分析)
実際にGA4を操作しながら学習
理論だけではなく、実際に操作して慣れておくのも合格への近道になります。
- Googleが提供するGA4デモアカウントを使う
データが入った実際のプロパティを使えるため、学習効率が上がります。 - 自分のWebサイトやテスト環境があれば、自分でイベント設定、コンバージョン設計、レポート作成を実践する
よりリアルな環境での経験で理解が深まります。
模擬問題・練習を繰り返す
公式教材には確認クイズがついてますが、それだけではなく練習問題も活用することで応用力がつきます。
- Skillshopの小テスト(学習モジュール内)
- Web上の一般的な練習問題(参考として)
※試験は単純暗記ではなく、概念理解に基づいた実務寄りの問題も含まれるので、インプット→アウトプット(演習)→復習のサイクルが重要です。
Googleアナリティクス認定資格(GAIQ)についてまとめ
Googleアナリティクス認定資格(GAIQ)は
- 学習から取得まですべて無料でできる
- Google公式の信頼性が高い資格
- Webマーケティングや分析の基礎力が身につく
という点から、初心者から中級者まで幅広くおすすめできる資格です。
これからWeb業界を目指す方、データ分析スキルを証明したい方は、是非Googleアナリティクス認定資格に挑戦してみてください。

