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画像やテキストボックスのレイアウトは、配置する場所で印象が変わります。
タイトル以降のスライドに入れる画像やテキストボックス(図形)は、置き方やサイズなどが一つ違うだけで、印象が変わります。では、どのように変わってしまうのか?佐川先生の動画でも紹介されていますが、たくさんの画像を使うときに、すべて同じサイズにしてしまうと印象が薄くなってしまいます。ではどうしたらいいのか?早速、ご紹介していきたいと思います!
第 17回の動画ではより、レイアウトや画像の置き方などを詳しくご紹介していますので、こちらもblogと一緒に確認していきましょう!
9月10日配信【第17回】の動画はこちら!
サイズ、配置、色の組み合わせが一つ違うだけでも、印象がかなり変わります。
画像や図形、テキストボックスは、配置一つ、サイズ一つで印象がかなり変わります。
ばらけさせる場合は、画像の大きさに強弱をつけることによって、見る人へ訴えたい1枚を大きく、ほかの画像は小さくすることによって、インパクト大になり、印象に残りやすいものになります。また、画像を同じ大きさで、きれいに横一列/縦一列に整列させる場合であれば、配置させた場所を注目させたい場合に使います。さらに、印象を変えたい場合、画像を斜めにするとポップな印象を受けるものになりますよ。
ばらけさせる場合も整列させる場合も、ずっとそれが続くと印象に残りづらいものになってしまいます。そのため、できるだけ、同じ配置にならないように気を付けながら、スライドを作成していくことが大切になります。
また、スライドを作る際に、注目させたい文章は、色の組み合わせも大事になってきます。
今回の佐川先生の動画では、黄色の背景と黒の文字を使っています。これは線路の遮断機や道路標識などに使われている色で、スズメバチなどの体色も同じ色であるため、危険な場所を意味していたり、本能的に危ないと思わせたりする、色を意味する 『警戒色・警告色』になります。
そのため、注目させたい場所に『警戒色』を使うことによって、自然と目が行くようになりますよ!
グラフは用途や資料によって種類・レイアウト・カスタマイズなどで変える必要があります。
グラフは、資料によってグラフの種類・レイアウト・色・グラフの要素を変える必要があります。それぞれの種類の違いや印象的なグラフを作る場合に、どんな風にしていったらいいのか。佐川先生の動画内でもご紹介していますので、こちらも確認しましょう!
グラフを使うときには、「比較・推移・割合」で使うグラフの種類が変わります。
特に使うものとして「縦棒グラフ」「折れ線グラフ」「円グラフ」の3種類になると思いますが、それぞれのグラフで得意な分野が違います。縦棒グラフは、一番使うグラフになりますが、データの比較をする際に使います。折れ線グラフは、データの推移、円グラフはデータの割合を表すグラフとなっています。
それぞれに用途によってグラフの種類を変える必要がありますので、スライドの資料として入れる場合に、何を表すグラフにするのか考えて作ってみましょう!
グラフのカスタマイズ機能には、スタイルやレイアウト、グラフの要素といったものがあります。見やすくわかりやすいグラフを作ることが大切ですので、それぞれに必要な要素などを入れていきます。佐川先生の動画では、今回は割合を表す円グラフを使用していますので、凡例やデータラベルを使用してわかりやすく見やすい、グラフにしています。
グラフの色合いは、スライドの色に合わせることで、違和感なく資料として使うことができます。
スマートアートはたくさんの種類があり使いどころが難しい…。実際どう使うとよいのか?
スマートアートは、officeソフトの中に入っている機能で、組織図や循環図など作るのが少し大変な図形・画像が簡単に作れます。たくさんの分類・種類があるため、どういう風に使ったらいいのか、使い方がちょっとわかりにくいなどもあります。では、どうしたらよいのかご紹介します!
スマートアートは、8つの分類にたくさんの種類があります。組織図、循環図、リストなど自分で作ることもできますが、図形で一から作るのが苦手な方にとってはとても便利な機能です。
その中でも「階層構造」は、組織図なども利用できるので、officeソフトでPTAや会社の組織図を作成する方には比較的に使われています。
ですが、たくさんの分類・種類があるため「何を使ったらいいのかわからない!」や「使い方がわからない!」というお声もよく聞きます。では、佐川先生はどうしているのか?
…実は、佐川先生は、第17回の動画の中でもご紹介していますが、自分で作っています!
スマートアートは、自分では作りづらい図形を使う際には、とても便利なのですが、文字の大きさや図形の配置など、スマートアートの構成に依存するなど、少し不便なところもあります。作るのが好きな方は、自作で図形を使用してスマートアートを作ってみるのもいいかもしれません。動画では、「矢印と長方形のプロセス」のスマートアートを作っていますので、こちらも参考にしてみてくださいね!
まとめ
図や写真の配置・大きさ一つ、図形・文字の色一つでスライドの印象は、だいぶ変わります。どこに注目させたいのか、何をメインにしたいのかで変えていくことが必要になります。それぞれにみんな統一させても印象に残りませんし、ばらけさせても情報量が多くなり印象に残りません。ですので、できるだけ印象に残るように作っていくことが、大切になります。
また、スマートアートはパワーポイントに入っている物を使ってもよいですが、自作することもできます。自作スマートアートについては、また、別の動画でご紹介しますので、そちらの動画・ブログを見て、ぜひ参考にしてみてくださいね!