みなさんこんにちは!ソフトキャンパス青森校の佐川です。
パソコンスクールソフトキャンパスのYoutubeチャンネル『Softcampus School』の木曜日の配信担当をしています!仕事でパソコンやワード(Word)を使ってしている人に役立つような、Wordの機能や情報をお届けできたらと思っています。動画の方も是非ご覧ください。
このブログでは、Youtubeで配信しているワード(Word)の機能について、さらに解説していきます。動画と併せてご覧くださいね。
前回までは、Wordで簡単に表作成!ということで、Wordでの表の作成の仕方や表の編集方法について行ってきました。が、今回は、人の名前や土地名などの『読み方が難しい漢字などを記載』する場合に便利な『ふりがな(ルビ)』について、見ていこうと思います。今回も動画でもご紹介していますので、動画も合わせて見てみてくださいね!
【第8回】ワードでふりがな(ルビ)つけてみよう 人の名前や難しい漢字などを記載する場合に便利!
動画ではふりがな(ルビ)のについての内容の2つについてご紹介しています。
- ふりがなの付け方
- ふりがなの便利な設定
今回はこの2つを中心にして解説してこうと思います。
目次
ふりがな(ルビ)をつけると、読むのが難しい漢字が読みやすくなり便利です!
人名や土地名など、そのままではなかなかに読みにくい、難しい漢字がありますよね。特に、日本の姓や土地名は、漢字そのままを読むことがない場合があり、漢字を見ただけでは『なんて読むんだろう?』思うこともしばしばあります。こんな時にWordでは、ふりがなもしくはルビと呼ばれる機能を使うことで、簡単に読み易くすることができます!
しかし、便利な割に、普段なかなか使うことが少ない機能のため、どこから付けたらいいのかつけ方がわからない、わかりづらいため、つけるのが大変に感じることも。そこでまずは、ワードでできるふりがな(ルビ)のつけ方から見ていこうと思います。
ワードのふりがな(ルビ)のつけかたを見ていきましょう
ふりがな(ルビ)は便利な機能とはいえ、つけ方は意外とわかりにくいです。そこで、まずはつけ方から見ていこうと思います。つけ方を覚えてしまえば、ふりがな(ルビ)をつけることは簡単ですよ!ワードで資料作成する際にも悩まず作成できますので、動画と合わせてみてきましょう!
ワードを使ったふりがな(ルビ)のつけ方
Wordを使ったふりがな(ルビ)のつけ方ですが、手順は簡単で5つほどになります。細かな設定などについては別の項目でお話しようともいますので、まずは設定の仕方からになります。(動画内1:33あたりから)
- ふりがなをつけたい範囲を選択する。
- 『ホームタブ』にある『フォントタブ』の『ふりがな』もしくは『ルビ』をクリック。
- ふりがな(ルビ)のダイアログボックスが開くので、『ルビ』の部分を確認する
- ふりがなが違う場合はルビの部分を編集する。
- OKボタンを押して操作を完了させる。
動画内では、『榊 新造(さかき しんぞう)氏』にふりがな(ルビ)を設定しています。榊という姓も難しいですが、『にいぞう』なのか『しんぞう』なのか悩む名前になっています。ふりがなを設定すると、名前の読み間違えがなくなりますね!
ふりがな(ルビ)の覚えておくと便利な設定!
次に、ふりがなを付けたはいいけれども、ふりがなのサイズやルビと文字との間に隙間が欲しいなど、あとちょっとだけ変えたい!ということがります。そこで、ふりがなの設定で覚えておくと便利な機能もあります。
- ルビのフォントの設定
- オフセット(行間)の設定
- ルビの解除方法
こちらの3つをご紹介していこうと思います!(動画内3:36あたりから)
覚えておくと便利なふりがな(ルビ)の設定:①ルビのフォントの設定
覚えておくと便利な設定の①は、『ルビのフォントの設定の仕方』になります。ルビの書体を変えたり、ルビのサイズも変えることができます。(動画内4:00あたりから)
- ふりがながついている範囲を選択する。
- ふりがな(ルビ)のダイアログボックスを開き、フォントを確認する
- フォントから、自分の使いたいフォントの種類を選びます。
- サイズ設定からふりがなサイズを変えます。
- プレビューを確認して問題なければOKボタンを押して完了します。
Wordで文章を作っていて、サイズが気になったり、フォントが気になったりする場合は、簡単に変更できるので、ぜひ利用してみましょう!
覚えておくと便利なふりがな(ルビ)の設定:②オフセット(行間)の設定
覚えておくと便利な設定の②は、『オフセット(行間)の設定』になります。文字同士が近いと読みにくくなるります。少しでも行間が空くと読みやすくなりますよ。(動画内4:30あたりから)
- ふりがながついている範囲を選択する。
- ふりがな(ルビ)のダイアログボックスを開き、プレビューを確認する
- オフセットから行間のサイズを変えます。
- プレビューを確認して問題なければOKボタンを押して完了します。
ほんの少しのサイズの差になりますが、オフセット(行間)を使うと行間が空くので、ふりがな(ルビ)が読みやすくなります。
覚えておくと便利なふりがな(ルビ)の設定:③ルビの解除方法
覚えておくと便利な設定の③ですが、ルビが必要なくなった時に、ふりがなを簡単に解除できると便利です。そこで使うのがふりがな(ルビ)のダイアログボックスのボタン【ルビの解除】です。
- ふりがながついている範囲を選択する。
- 『ホームタブ』にある『ふりがな』もしくは『ルビ』をクリック。
- ふりがな(ルビ)のダイアログボックスが開くので、『ルビの解除』のボタンをクリック
- ルビが消えたことを確認してOKボタンを押して操作を完了させる。
この4つの手順だけで、ふりがな(ルビ)を解除することができます。設定できても解除の仕方に困っていた方も簡単にできますね。
ワードでふりがな(ルビ)つけてみよう まとめ
ここまで、 人の名前や難しい漢字などを記載する場合に便利な機能である、ワードでふりがな(ルビ)つけてみようを見てきましたが、いかがだったでしょうか?意外と普段はあまり使わない機能ですが、実際使うとなるとどこから設定したらいいのか?つけたはいいけれど、サイズが大きい気がする…。といったことが起こることもあります。
覚えておくと便利な機能ではありますので、ふりがな(ルビ)のボタンを使って、文章を一度作ってみましょう。手順もそんなに多くないので簡単に設定することができますよ!