今回は、三角関数を出す際に使用する関数の【ACOT】(アーク・コタンジェント)関数と双曲線関数を計算する1種の【ACOTH】(ハイパーボリック・アーク・コタンジェント)関数のご紹介です。なかなかマニアックな関数にはなりますが、覚えておけばいざという時にとても便利かも?しれません。動画もぜひチェックしてください!
【ACOT】(アーク・コタンジェント)関数
入力の仕方は
=ACOT(値)
の順番で入力していきます。
値には求める角度の余接を指定します。
図を見てください。
Tan60°は√3/1になります。COTは1/tan60°ですので、√3/1になります。TANの分子と分母を逆にしたものが、COTになるという事です。
Arccotは、このCOTの数値から角度を求める式になります。
Arccot1/√3は60°になります。
【ACOTH】(ハイパーボリック・アーク・コタンジェント)
入力の仕方は
=ACOTH(数値)
数値の絶対値は1より大きい値である必要があります。
こちらの試算式を見てください。
Chthは、1/tanhになります。ACOTHはこのcothの逆関数になり、こういった式になります。グラフは画像の通りになります。
色々な曲線を求める時に使える式になります。
まとめ
今回は数学のカテゴリから、2つの関数をご紹介いたしました。なかなかコアな関数だと思いますが、数学に詳しい方やお仕事の関係で便利に活用したいと考えていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。一般的な関数とは少し異なりますが、数学/三角の内容もとても豊富になります。一般的な関数よりも、周りが誰も知らないような関数を知りたいというマニアックな方も是非お勧めの関数です!
関数は世の中に、450種以上もあると言われていますので、正直中には一生使わないかも?しれないという関数は数多く存在しているかもしれません。ですが、知らないままで終わるよりも、少しでも多くの関数を知ることで、ひょんなことからとても便利に使いこなせるかもしれません。関数とはそういうものです。
これまでの関数知識にプラスして、様々な関数を知りたいというかたは、ぜひこのブログシリーズとYoutubeから動画を見てみてください!皆さんが知りたいと思っていた関数が見つかるかもしれませんよ?また、知っていることで職場や学校で人気者になるかも?しれないそんな関数に、皆さんもぜひチャレンジしてみてください。見返してみると見逃した関数もあるかもしれませんよ。今回の動画やブログが皆様のお役に立てたらとてもうれしいです。関数を理解してたくさんの関数を使いこなしましょう!次回もお楽しみください!!