ここではGoogleビジネスプロフィール（旧:Googleマイビジネス）の登録方法から具体的な活用方法、メリット、MEO効果を高める運用のコツまで徹底解説します！
飲食店、美容室、小売り店など店舗ビジネスを展開している経営者様、広報担当者様は特に必読推奨です。スマートフォンでの検索が主流になった今、地域の店舗ビジネスにとっては必須のツールとなったGoogleビジネスプロフィールの概略
- 店舗ビジネスにおいてGoogleビジネスプロフィールを使うメリット
- Googleビジネスプロフィールの登録方法と始め方
- MEO効果を高める運用のコツ
目次
Googleビジネスプロフィールとは
Googleビジネスプロフィールは、無料でGoogle検索やGoogleマップに店舗や企業の情報を掲載・管理できるツールです。
Googleビジネスプロフィールでできること
Googleビジネスプロフィールを使用することで、以下の情報を管理・発信することができます。
- 店舗の基本情報（住所・営業時間・電話番号など）を掲載
- 店舗の正確なビジネス情報の提供と更新（お知らせや店舗の最新情報の投稿）
- ユーザーからの口コミ管理
- 電話や経路検索など集客行動の促進
- 写真や動画による店舗の視覚的な紹介
- パフォーマンスの分析
- メッセージの送受信
- 予約や注文の管理
店舗ビジネスにとってのGoogleビジネスプロフィールの重要性
スマートフォンの普及により、「近くの飲食店」、「〇〇駅周辺の美容院」といった地域に密着した検索が増加しています。
【POINT】
Googleの調査によると、ローカル検索を行ったユーザーの約50%が1日以内に実際に店舗を訪れると言われています。
地域で店舗ビジネスを展開する企業にとって、このようなユーザーにアプローチすることは、非常に有効的であり、Googleビジネスプロフィールを活用しない手はありません。
Googleビジネスプロフィールはどこに表示される？
GoogleビジネスプロフィールはGoogle検索とGoogleマップの検索結果に表示されます。
例えば以下の4パターンで「横浜 飲み屋」と検索してみてください。
- PCのブラウザ（Chromeなど）
- PCのGoogleマップ
- スマホのブラウザ（Chrome、Safariなど）
- スマホのGoogleマップアプリ
※画像はPCのブラウザで検索したものです
①PCのブラウザでは検索結果の一番上に「横浜 飲み屋」のキーワードに関連する店舗のGoogleビジネスプロフィールが表示されており、右側の地図にはお店の場所が表示されています。
②PCのGoogleマップからの検索では、画面の左側にキーワードに関連する店舗が一覧で表示されていて、表示された各お店の位置にそれぞれ赤いピンが立っています。
③スマホのブラウザも同様に、検索結果の一番上に「横浜 飲み屋」のキーワードに関連した店舗のGoogleビジネスプロフィールが表示されます。
④スマホのGoogleマップアプリでもキーワードに関連した店舗が大きく表示されます。
Googleで検索するユーザーの多くは、ここに表示される情報を元に訪問する店舗を決めているので、Googleビジネスプロフィールが存在していなかったり、間違った情報が掲載されていたりすると、大事な来店の機会を逃してしまいます。
そうならない為にも、まずはGoogleビジネスプロフィールにオーナー登録をし、正しい店舗情報を記載しましょう。
Googleビジネスプロフィールを利用するメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
（店舗を検索表示したユーザー、店舗情報を検索したデバイスやプラットフォームの割合、電話やウェブサイトへのアクセス・ルート検索などのアクションの回数、店舗情報に流入した検索キーワードのデータ等） |
|
低評価や悪質な口コミ、誤った情報等の書き換えへの対策
低評価のクチコミが投稿された際には、 店舗側はユーザーが投稿したクチコミに返信できるため、真摯に対応するようにしましょう。ユーザーが不満を感じたポイントに謝罪しつつ、今後の改善案を提案することで、店舗やサービスなどの印象を改善できる可能性があります。
また、悪質なクチコミに対しては、Googleにスパムとして報告できます。嫌がらせや虚偽の内容を見つけたら、Googleのガイドラインに沿って対処しましょう。
ビジネス名が勝手に修正されたり、誤った営業時間に勝手に書き換えられてしまったなどの事態を防ぐには、事前にMEOツールのGyro-nと連携しておくことで第三者に編集されてしまった店舗情報も簡単に元の正規データに戻すことができます。また、第三者による修正提案がされると、Googleビジネスプロフィールのオーナー・管理者宛にアラートメールが届き、承認確認が行われますので確認を怠らないようにしましょう。
Googleビジネスプロフィールの登録方法・始め方
Googleビジネスプロフィールには、2通りの登録手順があります。
・新しくビジネスを登録する
・すでに登録されているビジネス情報のオーナー認証を取る
新しくビジネスを登録する
新しくビジネスを登録する場合は、設定ウィザードに沿って入力をすすめます。 まず、Googleビジネスプロフィールにログインし、新規ビジネスの作成を行います。
Googleビジネスプロフィール登録の手順
- ビジネス名を入力します。
- ビジネスカテゴリの指定をします。
- ユーザーが訪れることができる場所か設定します。
- ビジネス所在地・住所を入力します。
- 出張型サービスの有無をチェックします。
- 連絡先の電話番号とウェブサイトの入力をします。
- オーナー確認をします。
ビジネス名は正式な店舗名・会社名で登録しましょう。
キャッチコピーなどは不要です。
オーナー登録手順
- Googleマップアプリを開き、管理したいお店の名前を検索します。
- ビジネスプロフィールを開き、『ビジネスオーナですか？』を選択します。
- 表示されているアカウントがビジネスプロフィールの管理アカウントになりますので、問題ないかを確認し、問題なければ『管理を開始』を選択します。
- 【電話の場合】
『電話』ボタンを押すと表示されている電話番号に確認コードを知らせる自動通話が掛かってきます。すぐに掛かってくるので電話を取る準備をしてから通話ボタンを押しましょう。
【メールの場合】
アドレスを入力し、『メール』ボタンを押すと確認コードが送られてきます。
【ハガキの場合】
連絡先の名前を入力して『郵送』ボタンを押すと表示された住所宛てに確認コードが記載されたハガキが送られてきます。通常約19日程の期間でハガキが届きます。 - それぞれの方法で取得した確認コードを入力する事で、オーナー確認が完了します。
Googleビジネスプロフィールの注意点
- 投稿内容はGoogleのガイドラインを遵守しましょう。
- 「ビジネス名」は正式な店舗名・会社名で登録する。正式名称ではない集客につながりそうなキーワードを入れることはGoogleのガイドラインに違反し、アカウントが停止される恐れもあります。
- 誤った情報の修正はできるだけ早く正しい情報に更新しましょう。
- アカウントへのアクセス権限喪失は、Googleへの再申請が必要です。
- 情報の不正更新は、定期的なモニタリングと迅速な修正が大切です。
まとめ
この記事ではGoogleビジネスプロフィールの概略やメリット、デメリットやトラブル対策、登録方法を解説いたしました。効果的なMEO対策を行うことで地域からの集客増加が期待できます。定期的な情報更新やGoogleからの通知チェック、口コミ管理を適切に行い、継続的な改善を心掛けることが成功への近道となります。
Googleビジネスプロフィールの代理店利用を考えている方、今後Googleビジネスプロフィールを始めたい方は、ぜひご参考にしてみて下さい。
