今回は、AutoCADでレイヤー(画層)の表示や非表示を切り替えの際に便利な方法をご紹介していきます。AutoCADではレイヤーの表示を上手く切り替えて図面の編集をスムーズにすることができるため、レイヤーはAutoCADにとって非常に重要な機能の一つです。「CADの画層をイマイチ使いこなせていない」「レイヤーの非表示って何が便利なの?」と感じていらっしゃるAutoCADユーザーの方は必見です。

AutoCADでレイヤーの設定をする方法とは?

まず始めに、AutoCADでのレイヤー操作に不可欠な「画層プロパティ管理」の機能を確認しておきます。画層プロパティ管理を活用すると表示されないレイヤーを決めたり、表示はするけれども選択や削除ができないようにする画層のロックをしたりできます。

機能の名称内容
名前画層名を変更
表示表示する・表示しないを選択
フリーズ非表示かつ一時的な削除扱いにする
ロック画層の表示や印刷は可、選択や削除などの編集は不可
レイヤーに属する線の色を変更
線種レイヤーに属する線の種類を変更
線の太さレイヤーに属する線の太さを変更
透過性透過度を変更し表示順序を明確化
印刷スタイルどのように印刷するかを設定
印刷印刷をするか印刷をしないかを決める

この中でも、「表示」「フリーズ」「ロック」はAutoCADで使う頻度が高いレイヤーの設定です。レイヤーを表示・非表示をコントロールする部分をまずは優先的に覚えておくようにしましょう。

CADで画層の表示や編集を管理する便利な使い方

次に、AutoCADでレイヤーの表示と非表示を切り替えるときや画層の表示がどうなっているかの確認に便利な機能を確認していきます。

特定のレイヤーだけ編集したいとき

選択した一つのレイヤーのみを編集したいときに便利なのが、ホームタブの画層グループにある「選択表示」です。クリックすると、「選択表示したい画層上にあるオブジェクトを選択または[設定(S)]」とコマンドラインに出てきますので、編集したい図形を選択しましょう。操作はこれだけです。編集後、元に戻したい場合は同じくホームタブの画層グループにある「選択表示解除」をクリックします。

画層が表示される状態を一覧で見たいとき

続いて、AutoCADでレイヤーが表示される状態を一覧で確認できる便利機能を見ていきます。ホームタブの画層グループのグループ名をクリックし、「画層閲覧」を選択します。そうするとレイヤーが一覧表示で出てきますので、表示を確認したい画層をクリックするとその画層のみ表示され、他の画層は非表示になります。図面をチェックしたいときに使える機能です。

AutoCADのレイヤー(画層)表示と非表示の操作 まとめ

今回は、AutoCADでレイヤーの表示・非表示について機能をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。普段CADを使っている方は見慣れた画面かもしれませんが、「AutoCADで画層の管理がよく分からない」「レイヤーを上手く非表示にできない」というCAD初心者の方はぜひ覚えておきたい操作です。AutoCADでのレイヤー管理の第一歩は表示と非表示の切り替えや画層の確認になってきますので、ぜひ今回お伝えした方法を実際のAutoCADの画面で確認してみてくださいね。