投資に対しての利回りを計算できるIRR関数の使い方

Excelで投資に対しての利回りを求めるIRR関数の使い方

IRR関数はエクセルの財務関数の1つで、キャッシュフロー(定期的なものに限る)をもとに内部利益率を求めます。収益がどれくらいになるのかを複利計算できるため、投資をして収益をどの程度回収可能なのか割合を求めることができ便利ですね。「この投資をしたときに採算が取れるのか?利回りはどれくらいなのか?」という場合に使えるExcelの財務関数、IRR関数を今回はご紹介していきます。

【IRR】関数の詳しい説明の動画はこちら↓↓

IRR関数ってどんな時に使うの?内部収益率とは?

内部収益率を求められるIRR関数ですが、実際にはどのような使い方をするのでしょうか?エクセルで財務関数というと難しく感じますが、実はそこまで複雑な計算方法ではないため、比較的使いやすい関数の一つです。まずはIRRを使う際に必要な引数を確認しておきましょう。

 

IRR関数の引数 IRR(範囲, 推定値)

 

このように、IRRは引数を2つしかもたないため覚えやすいです。また、IRRで求められる内部収益率とは、簡単に言うと投資をした際に将来どれくらいの採算が見込めるのか、という部分を判断する材料になるものです。

Excelで投資と収益の関係を計算!IRR関数の計算のやり方とは?

ここでは、エクセルで投資をした場合に内部利益率(利回り)を算出するIRR関数の計算方法を確認していきます。今回は、マンションで初期投資があり、1年目から5年目まで収入があった場合にどれくらいの利益があるか計算してみようと思います。

 

IRR関数の引数を準備しておきましょう

 

支出は – (マイナス)、収入は +(プラス)で指定します。これはエクセルの財務関数を使う上で良く出てくる考え方です。「手元から出ていくお金はマイナス」と覚えておきましょう!

それでは、内部利益を算出するセルにIRR(インターナル・レート・オブ・リターン)関数を入力します。1つ目の引数には、投資額や収益額が入力されているセルを選択します。今回の例では、初期投資額と1年目から5年目までの収益額をまとめて入力します。

 

IRRの引数に投資額と回収見込額を指定

 

2つ目の引数には、内部利益の推定値を指定します。省略すると「10%」を指定したとみなされます。今回の例では分かりやすく解説するためにこの部分を省力してみました。

 

IRRでの内部利益率を計算した結果です

 

IRR関数での計算の結果は、「2%」と表示されました。つまりは、今回のマンション投資には5年間で2%の内部利益率(利回り)が見込めるということになりますね。IRR関数を使って簡単に内部利益を算出することができました!

投資に対しての収益を利回りで表す!エクセルの財務関数IRR まとめ

今回は、投資をした際の将来的な利回りを求めることができるIRR(インターナル・レート・オブ・リターン)関数を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。Excelで「財務関数」「複利計算」「内部利益率」という言葉を聞くと難しそうと身構えてしまうかもしれませんが、IRR関数は引数の数も少なく、計算自体はしやすいため、気軽に利回りを求めることができ便利ですね!これから投資をお考えだという方は、ぜひIRR関数で回収できる収益の計算をしてみてはいかがでしょうか。