Excel(エクセル)を使ってルート(√)いわゆる平方根の数値を出したい時には【SQRT(スクエアルート)】関数を使用すると便利です。そして平方根の関数にはもう1つ、円周率の平方根を求める為の【SQRTPI(スクエアルートパイ)】という関数もあります。数学的な計算や数値の解析の時に、指定した数値の平方根が必要になる時がありますよね。エクセルを使ってルートの数値が求められると便利になります。そこで今回は『SQRT』と『SQRTPI』関数について活用の仕方について紹介をします。どちらの関数も使い方はそれほど難しくないので結果を求められるようにしておきましょう!
【SQRT】・【SQRTPI】関数の説明動画和こちら↓↓
目次
Excelの関数でルートの数値を求める!【平方根ってどんな数値?】
実際にやってみる前に平方根がどんな数値だったか確認しておきましょう
平方根は、『ある数値に対して、2乗した時にその数値になる数』という事になります。
分かりやすい所で行くと、『4』の平方根は『2』ですね。『2』を2乗すると『4』になるからですね。
この平方根を表す記号が【√】(ルート)であり、【√4=2】(ルート4イコール2)みたいな書き方をする訳ですね。
エクセルではこのルートの数値を求める時に『SQRT』を活用するという訳になっております。
Excelの関数でルートの数値を求める!【SQRTを活用して行こう!】
さてさて『SQRT』を活用した『ルート』のやり方を、実際にエクセルを使ってやってみよう!
関数についてはこれまでも説明してきた通り、引数さえ指定すれば求められるやつなので、非常にシンプルに使えます。エラーになるパターンもあるので、何が求められるのかしっかりとコツを掴んで行きましょう!
Excelの関数でルートの数値を求める!【SQRTの引数と書き方をチェック!】
まずはExcelでの『SQRT』のポイントと引数についてチェックしましょう!
関数式:『 =SQRT(数値)』
- 引数に指定した数値の平方根が出て来る
- 数値がマイナスや文字の場合はエラーになる。
引数には求めたい平方根の数値を指示すればOK!!簡単ですね!
ルートの数値は小数の物が多いので、小数点以下の桁数を統一したければ、ROUND関数などと組み合わせて使いましょう!
Excelの関数でルートの数値を求める!【SQRTで実際に数値を出して見る!】
実際にエクセルで数値を指定して平方根(ルート)に変えて行きましょう。
求めたい数値をいくつか用意しました。
1.変換結果を出す所に『=SQRT(』を入力しておきます
2.引数には『ルート』に変えたい数値を指示して行きます。
セルを指定しましたが、数値を直接引数として書き込んでも大丈夫です
3.関数を決定して結果を見てみましょう!
他の数値の所も確認しておきましょう。
いろいろな数値のルートが分かりますね。
Excelの関数で円周率のルートの数値を求める!【SQRTPIを活用して行こう!】
それでは2つ目の『SQRTPI』を活用した内容についてやってみましょう!
『PI(パイ)』はExcelにある関数で円周率が出て来ます。
『SQRT』と『PI』を組み合わせた物が『SQRTPI』になる訳です。どういう事なのかチェックして行きましょう!
Excelの関数でルートの数値を求める!【SQRTPIの引数と書き方をチェック!】
ではでは、エクセルの『SQRTPI』のポイントと引数についてチェックしましょう!
関数式:『 =SQRTPI(数値)』
- 引数に指定した数値×円周率の平方根が求められる
- 数値が『1』の時には円周率である『3.14』のルートが求められます
- 数値がマイナスや文字の場合はエラーになる。
引数には求めたい平方根の数値を指示すればOK!!簡単ですね!
先と同じ様にルートの数値は小数の物が多いので、小数点以下の桁数を統一したければ、ROUND関数などと組み合わせて使いましょう!
Excelの関数でルートの数値を求める!【SQRTPIで実際に数値を出して見る!】
実際にエクセルで数値を指定して平方根(ルート)に変えて行きましょう。
求めたい数値をいくつか用意しました。
1.変換結果を出す所に『=SQRTPI(』を入力しておきます
2.引数には『ルート』に変えたい数値を指示して行きます。
セルを指定しましたが、数値を直接引数として書き込んでも大丈夫です
3.関数を決定して結果を見てみましょう!
他の数値の所も確認しておきましょう。
いろいろな数値のルートが分かりますね。
Excelで平方根(√ルート)の数値を関数で出す!【SQRT】【SQRTPI】関数|【まとめ】
Excel(エクセル)でルートや平方根の数値を求める為の『SQRT』・『SQRTPI』についてどんな使い方になるのか紹介しました。これでルートの計算が出て来たとしても怖くないですね!
関数としてもシンプルな形式なので、他の計算式や関数と組み合わせて活用するのも可能です。
数学的な関数はまだまだありますので使いこなせるように覚えて行きましょう!