偶数奇数を判別するISODD,ISEVEN関数

Excelの関数で偶数か奇数かを判別する【ISEVEN】・【ISODD】関数の使い方!

Excel(エクセル)の計算式や関数の結果や入力している数値が『偶数』なのか『奇数』なのかを判別する関数として『ISEVEN(イズイーブン)』と『ISODD(イズオッド)』関数があります。英語でODDが奇数でEVENが偶数という事ですよね。なのでこういう関数の名前になっている訳ですね。それぞれを判別する式になりますので、どういう使い方になるのか確認をしてみましょう!
【ISODD】と【ISEVEN】の動画はこちら↓↓

 

 

 

判別する関数『ISEVEN』・『ISODD』はどの様な結果になる?

今回のExcel関数は判定をする関数になります。これまでもエラーを判定出来る物とかもありましたね。
『IS○○』という形の物はExcelには他にもたくさんあります。その中で『ISODD』と『ISEVEN』は使用した時にどの様な結果が表示されるでしょうか?
下の表で考え方のコツを掴んでおきましょう!

関数引数が偶数の結果引数が奇数の結果
ISEVENTRUEFALSE
ISODDFALSETRUE

結果は論理値として表示されます。
因みにこれをIF関数の条件に入れる事で、奇数だった時にどうするとか偶数だった時はこうするという違う動きをする関数が作成可能になりますね。

奇数を判別出来る『ISODD』関数使いこなして行こう!

それぞれの関数について、書き方と結果の出方について確認をして使いこなせるようにしましょう!
ODDは奇数をという事で奇数かどうかが分かるという事でしたね。
関数の書き方としては
関数式:『=ISODD(数値か計算式のセル)』
といった書き方になっています。引数にセルを選択すればOKなので、書き方としては簡単ですね。

数値や関数の判別を『ISODD』でやってみよう!

Excelに数値を用意しました。結果がどんな感じで出て来るのかを覚えて行きましょう!
結果を出す所に『=ISODD(A2)』と書き込みます。

 

ISODD関数を書きました

 

関数をコピーしてそれぞれの判別がどうなるのかチェックしておきましょう。

引数に直接計算式や関数を入れても判別はされるので、その場に合わせて使い分けしてくださいね。

 

奇数と偶数の判別ができました

 

偶数を判別出来る『ISEVEN』関数使いこなして行こう!

判別の2つ目として偶数の関数の書き方と結果の出方について確認をして使いこなせるようにしましょう!
EVENは偶数という意味でしたね。
関数の書き方としては
関数式:『=ISEVEN(数値か計算式のセル)』
といった書き方になっています。
こっちもさっきと同じように引数にセルを選択すればOKなので分かりやすいですね。

数値や関数の判別を『ISEVEN』でやってみよう!

Excelに数値を用意しました。結果がどんな感じで出て来るのかを覚えて行きましょう!
結果を出す所に『=ISEVEN(A2)』と書き込みます。

 

ISEVEN関数を書きました

 

関数をコピーしてそれぞれの判別がどうなるのかチェックしておきましょう。

さっきの関数とは別の結果になっているのが一目瞭然ですね。分かりやすい!

 

偶数と奇数の判別が出来ました

 

『ISODD』『ISEVEN』は『IF』の条件に入れたらどうなる?

今回の関数の結果が論理値で出て来るという事は、『IF』などの条件に入れられるという事になります。
では条件に入れるとどうなるでしょうか?
『ISODD』を条件に入れて、奇数だったら奇数、偶数だったら偶数と表示される様にしてみます。
関数の書き方としては『=IF(ISODD(A2),“奇数”,“偶数”)』という感じになります。

 

IFとISODDを組み合わせました

 

結果を見るとどうなっているちゃんと表示されていますね。
論理値で結果が出て来る場合は条件として『○○=■』みたいな式じゃなくても大丈夫です。
『TRUE』の結果になれば真の場合の内容が表示されるし『FALSE』の結果であれば偽の場合の内容が表示されるからですね。
関数のネストを難しく感じる人もいるかもしれませんが、コツを掴めば大丈夫!!!

 

判別が出来ていますね。

 

Excelの関数で偶数か奇数かを判別する【ISEVEN】・【ISODD】関数の使い方|【まとめ】

数値や計算の結果、関数の結果が『奇数』か『偶数』かを知る時に活用出来る関数の『ISEVEN』と『ISODD』でしたがやり方は分かりましたか?引数は同じ様な指定なのとそれぞれが反対の動きをする内容になっているのでセットで覚えやすいのではないでしょうか?
最後に書いた通り『IF』とも組み合わせやすい感じにはなっているので状況に合わせて活用出来たい所ですね。判別する為の『IS□□』と言った関数は他にもたくさんある訳です。それぞれを使い分けて行ける様にしていきましょうね!