WORKDAY関数(ワークデイ)とNETWORKDAYS.INTL関数(ネットワーク・デイズ・インターナショナル)について行います。

WORKDAY関数(ワークデイ)とNETWORKDAYS.INTL関数(ネットワーク・デイズ・インターナショナル)を行います。

Excelで期日に書類を完成しなければいけない時や、営業日数管理表、勤怠管理表の作成など行うことが多いと思います。
WORKDAY関数やNETWORKDAYS.INTL関数を上手に使えば簡単に作成できます。カレンダーとにらめっこすることなく作れちゃいますね!
例を参考に進めてまいりますので一緒に操作を行ってみてくださいね。

WORKDAY関数は指定された稼動日数だけ前日や後日の日付を求めます。

指定した稼働日数の前日や後日知の日付に対応する値を返してくれます。稼動日とは、土曜や日曜と祭日を除きます。
計算式は =WORKDAY(開始日, 日数, 祝日) 祝日は以下の表を参照し下さい。

祝日はExcelであらかじめ作成しておきます。作成してくと後々便利です。

WORKDAY関数

例1:請求書発行日が2021年3月4日です。5日後に支払日になるのですが何日になるでしょうか?

数式は=WORKDAY(開始日, 日数, 祝日)になりますが祝日はないので、開始日と日数で求められます。
したがって、「C3」に =WORKDAY(C2,5)と入力します。

例2:請求発行日が4月22日です。土日は休みですが祝日もあります。5営業日に支払日になります。何日になるでしょうか?

4月29日は祝日になります。祝日も営業日から外す事になりますね。「C3」に =WORKDAY(C2,5,E3) と入力しましょう。
結果は2021年4月30日になりますね!土日と祝日も外されている事が解ります。

例3:講演日が2021年4月30日に決まりました。チケットの発売日は5日前の平日からになります。発売は何時からできるでしょうか?

C3に =WORKDAY(C2-4,-1,E3) と入力しましょう。
結果は2021年4月23日になりますね!土日と祝日も外されている事が解ります。逆算されていることが解ります。
発券する日の次の日をC2-4で求めて、前の日が土日とか祭日などを除いた平日を返す為に、WORKDAY関数を使って求めると計算できます。。

NETWORKDAYS.INTL関数は開始日と終了日の間にある稼働日の日数を返してくれる関数になります。

NETWORKDAYS.INTL関数は、他の曜日を定休日にすることができます。
数式は=NETWORKDAYS.INTL(開始日,終了日,[週末],[休日])となります。
週末を示す週末番号は以下の表になります。数字で関数の引数に入力します。

NETWORKDAYS.INTL関数

NETWORKDAYS.INTL関数の引数で誰でもが思うことで、週末番号を覚えていられないことですよね!
でもご安心ください!
月曜が定休日のパソコンスクールの営業日数を求めるために、開始日に月初日を、終了日に月末日を指定したあとに、
「,」を入力すると、コンテキストメニューが現れて、何の番号を入力するかを補助してくれます。
なので、週番号を覚える必要がなく入力できて非常に助かりますね!

例1:ソフトキャンパスパソコンスクールの稼働日数を算出してみます。月曜日は定休日として考えます。

数式は=NETWORKDAYS.INTL(開始日,終了日,[週末],[休日])となります。
「C4]に =NETWORKDAYS.INT(A4,B4 と入力します。
先ほどご紹介した、週末番号が表示されました。月曜日がお休みなので「12」を指定します。
=NETWORKDAYS.INT(A4,B4 ,12) となります。

オートフィルを行い稼働率が表示されました。

例2:次は休日を入れた場合の、営業日数をCOUNTしてみましょう。定休日以外の祭日や休日は右側に入力しておきます。
休日の範囲に「D4:D14」に休日と名前の定義をしておくと簡単です!範囲選択したら名前ボックスに休日と入力しましょう。

「C4」に =NETWORKDAYS.INTL(A4,B4,12,休日)と入力します。
結果:25日と算出できましたね!オートフィルして1月~12月まで表示しましょう。

月曜日が定休日とそのほかの休日が反映され営業に数が表示されます。完成です。
どうですか?WORKDAY関数、NETWORKDAYS.INTL関数を利用した表示されましたでしょうか?スッキリと答えが導き出されると楽しくないですか!

WORKDAY関数(ワークデイ)、NETWORKDAYS.INTL関数(ネットワーク・デイズ・インターナショナル)のまとめ

土日を除いた営業日に関する計算は、数式のみで行おうとすると複雑になりすぎて、手間もミスも起きやすくなります。
しかし、WORKDAY関数を利用できれば簡単に日数が表示できます。
「~営業日後」の日付を求めるのに便利なのがWORKDAY関数です。指定した開始日から指定した日数だけ経過した日付を、土日・祭日を除いて求める関数なんです。
予定表管理では、場合によっては「営業日」の計算が必要で、土日祝日を考えないといけないことが多々ありますよね!
例えば毎月8日固定の業務がある場合、土日祝日の場合は翌営業日に実施になると思います。
Excel関数を使いこなすことができれば、NETWORKDAYS.INTL関数を使って土日の判断も、祝日の判断も行う事が可能なんです。
毎月の定例業務などを表示する予定表をExcelを使って自動で作成することが便利ですね。