海外の人気シェアオフィスに学ぶコワーキングスペース成功と運営方法!

コワーキングスペースとはなんでしょうか。日本の考えるコワーキングスペースの場合では、主に利便性を重要視したスペース、海外の場合では、主に異業種との交流の場として、新しいビジネスをつかむ場としてなどに使用されるスペースです。海外と日本でのコワーキングスペースの活用方法は様々です。海外の人気なシェアオフィスの運営方法とは?コワーキングスペースの成功と運営方法を見ていきましょう!

シェアオフィスとコワーキングスペースの違いとは?

『シェアオフィス』や『コワーキングスペース』は、もともと海外から入ってきた文化の一つですが、昨今の日本においても、このような施設が随分と増えてきている印象がありますね。WeWorkが日本に進出した事も、大きな要因の1つでしょう。
ちなみに、WeWorkとは、世界120都市でコワーキングスペースやシェアオフィスを展開されている企業のことです。
ところで、『シェアオフィス』と『コワーキングスペース』とは、いったいどのようなものなのでしょうか?
まずは、シェアオフィスとコワーキングスペースの違いについてご紹介しましょう。

シェアオフィスとは?

大きな違いとしては、シェアオフィスとは、『shared office』、簡単に言うと、オフィスを共有するということです。1つのオフィスを、複数の事業者や企業、フリーランスなどの個人がシェアして利用するオフィスです。
シェアオフィスでのメリットは様々あると思いますが、まず外せないのはコストの問題ではないでしょうか。利便性が高く、好立地で家賃の高い都心にオフィスを構えたい企業や個人の方々にも、リーズナブルに理想に近いワークプレイスを獲得することが出来るのではないでしょうか。

コワーキングスペースとは?

コワーキングスペースとは、共同という意味の『Co』と、働くという意味の『work』がくっついて出来た言葉のようです。
コワーキングスペースの最大のメリットは『コミュニケーション』ではないでしょうか。
コワーキングスペースでは、決まった場所やオフィスもあるのですが、どの場所もフリーに使用することが出来るそうです。そんな中で、異業種の人とお互いのビジネスの話をしたり、様々なコミュニケーションを取る事で、新しいビジネスのチャンスが生まれる可能性が高まります。
又、共用スペースが多いのも特徴の1つで、コワーキングスペースには、カフェが併設されているのはもちろんのこと、ジムがあったり、ボルダリングのスペースがあるコワーキングスペースも多いようです。
仕事の合間にストレス発散なんてことも出来そうですね。
それに シェアオフィス同様、コストの面でもかなり削減できると思うので、更に需要が高まること請け合いですね!
ここまで簡単に海外でのシェアオフィスとコワーキングスペースに触れさせて頂きましたが、日本でのコワーキングスペースでの働き方としては、今でも、集中して働きたい個人の仕事の場としてのイメージの方が強いのではないでしょうか。少なくとも、私はそう思いました。
では、これから海外の人気のシェアオフィスから、日本でのコワーキングスペースの在り方を学んでみたいと思います。

海外で人気のコワーキングスペース

海外には沢山のコワーキングスペースがあり、その利用者は年々増加傾向です。
そんな沢山あるコワーキングスペースの中で、特に人気のシェアオフィスをいくつかピックアップしてみたいと思います。

INDEX

  • コワーキングスペース インド編
  • コワーキングスペース イギリス編
  • コワーキングスペース アメリカ編
  • 課題とまとめ

コワーキングスペース インド編

IT大国のイメージが根強い大国、インド!
そんなインドではコワーキングスペースの需要が年々高まっています。
フリーランスや起業家などが多く利用するようです。そんな彼らですが、ムンバイやデリーなどの首都圏で、オフィスを構えることはなかなか厳しいといえます。家賃高そうですよね。
そんな中、新しいビジネスモデルとして、インドでのコワーキングスペースは急成長を遂げているそうです。
その理由として、諸経費や家賃、Wifi接続等、低予算で働き始められるからです。
インターネットがあれば、ほとんどの仕事ができる昨今ですが、お客様との商談などでは、やはりオフィスで契約することが望ましいですよね。
そんな時に低予算で利用できるコワーキングスペースは大変重宝されます。
また、カフェが併設されていたり、キッチンや会議室などを共有することで、多くの人とコミュニケーションを取る事が出来るので、新しいビジネスチャンスが訪れる可能性大ですね。
また、ムンバイやデリー周辺では、美味しいカレー屋さんが沢山あると思うので、コワーキングスペースで出会った仲間とランチに行ったり、コミュニケーションの場を広げていけることも魅力の1つですね!

コワーキングスペース イギリス編

イギリス、特にロンドンでは、コワーキングスペースが急増しています。
中にはソフトバンクが出資したというコワーキングスペースもあるそうです。
ロンドンのコワーキングスペースはカフェが併設されていたり、デザイン性に富んだスペースや、衛生面など環境面でもかなり高い水準のようです。Wifi環境も、良い所が多いようです。
価格もリーズナブルな場所が多く、不動産や電気代が高騰しているロンドンでは、低予算でオフィスを構えたい、立地の良い所で働きたいフリーランスや起業家、個人などにとても重宝されているようです。
様々な共用スペースが併設されていることが多く、異業種とコミュニケーションを取って、新しいビジネスチャンスをつかむ人が大勢現れるのではないでしょうか!

コワーキングスペース アメリカ編

アメリカの中でフリーランス人口が多いのは、やはりニューヨークだそうです。
フリーランスや起業家の他、スタートアップ企業が多く利用しているようです。
また、家賃や物価がかなり高いことで有名なニューヨークでは、とても重宝されています。
プライベートオフィスはまだまだ高額です。
コワーキングスペースでは、軽食やコーヒーなどのドリンクが無料な上、場所によっては

ビールなどのお酒類も無料なところがあるみたいです。かなり魅力的ですね!
異業種との交流はもちろんのこと、会員メンバーで作られたサークルなどもあるようなの
で、新しいビジネスチャンスをつかむことはもちろんのこと、交友関係もどんどんと広がっ
ていくことでしょう。

課題とまとめ

このように、海外のコワーキングスペースでは、共用スペースなどで、コミュニケーションを図るということが、大前提のようです。
ですから、日本のコワーキングスペースよりも、交流の場が多く備わっているように見受けられます。
日本のコワーキングスペースでは、利便性を求め、集中しながら個人の生産性を上げる、静かなスペースで働きたいなどなど、海外のそれとは若干意味合いの違った【働き方】なのかもしれませんね。
今後、未来に向けて、日本のコワーキングスペースは、充実した共有スペースや、異業種との交流の場を更に設けるなどして、新しいビジネスチャンスをつかむことが出来る、そんな魅力的な場所になるのではないでしょうか。
海外から到来したコワーキングスペースの文化は、更に日本の文化を、働き方を大きく変えていくことでしょう。これからの展開が益々楽しみですね!