名刺管理のCAMCARDとは?個人・法人の料金違いや特徴を解説

仕事をする上で増え続ける「名刺」。みなさん、大量に増えた名刺の管理、出来ていますか?

数が増えてくるとアナログでもデータでも管理が難しい名刺ですが、その問題を解決し、尚且つ、あなたのビジネスに活用出来るアプリ「CAMCARD(キャムカード)」をご存じでしょうか?

その特徴や利用時の料金などをご紹介していきます。

CAMCARDの特徴、類似アプリとの違いは?


かつて、個人でアナログ管理していた名刺は、管理アプリでデータ化し、さらにクラウド化することで社内の共有資産となってきました。CAMCARDも、クラウドを活用して名刺の管理と共有が行えます。主な特徴は下記となります。

  • 個人ユーザー2億人、法人ユーザー100万社超え
  • 世界200ヵ国を超える国と地域で利用される
  • 17ヵ国語で利用可能
  • 文字認識機能が高性能
  • メールマガジン配信機能がある
  • 名刺にメモを追加する機能がある
  • 簡易SFA機能を利用出来る
  • 外部サービスと連携出来る
  • データでの名刺交換が可能

それぞれの特徴をみていきましょう。

まず、17言語に対応し、世界各国で利用者がいる国際ブランドであること。名刺管理アプリは他にも存在しますが、最も利用されているアプリと言えるでしょう。

次に、文字の認識機能の精度が高いということ。CAMCARDは画像補正・OCR機能(文字認識機能)を搭載しており、アナログの名刺画像を5秒でデータ化することが可能です。
また、オペレーターに依頼することで最短5分でデータの修正をすることが出来、データの精度は99%とほぼ間違いがありません。

CAMCARDにはメール配信機能があります。登録されているアドレスへ一括でメールを送信出来るため、作業効率が上がること間違いなしです。

CAMCARDにはメモ、リマインダー、訪問手帳などの情報追加機能があり、交換相手との会話内容などを記録しておくことが可能です。名刺管理アプリの中には名刺データを読み込むだけのものもありますが、メモ機能があれば名刺データを訪問手帳として管理することも出来ます。

さらに営業業務を効率化する簡易SFA機能が付いています。SFAとは「Sales Force Automation」の略で、営業全体の業務を改善したり、営業担当が営業活動に集中出来る仕組みを作ります。

外部サービス、例えば、Google ContactやSalesforceなどの顧客情報をまとめて管理出来るサービスと連携させることが出来ます。名刺のデータをエクセルなどに手入力し、各サービスに転記していく必要がなく、入力ミスなどの人為的ミスを減らすことが出来ます。

最後に、事前に自分の名刺データを登録しておけば、同じCAMCARDを使うユーザーとデータで名刺交換が可能です。これによりアナログから読み込む作業すら不要になります。

CAMCARDの種類と料金


CAMCARDには個人版と法人版があり、値段と使える機能が変わってきます。
詳細をみていきましょう。

CAMCARD:個人版の特徴


個人版は基本的に無料で利用することが出来ます。ただし、名刺の読み込みは上限500枚までで、アプリ内に広告が表示されることが特徴です。
法人版と同じ精度のOCR機能が使えますが、スキャナでの取り込みや専用ホットラインへの問い合わせが出来ず、複数デバイスでの活用も不可となります。

しかし、オプションで下記の料金を支払えばオペレーターよる校正サービスが利用可能です。

  • 720円 / 名刺10枚
  • 1,200円 / 名刺20枚
  • 2,800円 / 名刺50枚

対して、無料版からプレミアムアカウント(月額480円 / 年間5,000円)にアップグレードすれば、広告は非表示になり、名刺の読み込みが無制限となります。スマートフォンやタブレットなどの複数デバイスでも利用出来るようになり、専用ホットラインへの問い合わせも可能になります。

CAMCARD BUSINESS:法人版の特徴


法人版には基本プランのSTANDARD(1,700円 / ID / 月)と多くの企業に選ばれているPROFESSIONAL(2,500円 / ID / 月)の2種類が用意されています。

どちらも名刺の登録枚数は無制限で、5IDから利用可能です。下記の機能が使用できますが、オペレーターによる高精度校正の枚数(ID / 月)がSTANDARDは20枚、PROFESSIONALは50枚となります。

  • 名刺の管理
  • 商談情報の管理
  • タグ管理
  • 管理者機能
  • 職位によるアクセス権の設定
  • 名刺情報の共有
  • Excelファイルのインポート
  • Excelへエクスポート
  • Salesforceへのエクスポート
  • MicrosoftDynamicsへのエクスポート
  • Sugar CRMへのエクスポート
  • Web Service APIによる連携
  • スキャナ連動機能
  • 人事異動情報の通知
  • 一斉メール配信機能
  • オンライン名刺交換機能

(データ出典:CAMCARD公式サイト)

CAMCARDの安全性は?


個人情報を扱う名刺アプリとしてCAMCARDの安全性はどうでしょうか?まず、プライバシーマークの有無が問われるでしょう。プライバシーマークとは日本産業規格のJIS Q 15001に基づき、個人情報を取り扱う企業が適切な管理体制を整備していると認定されている時に与えられるマークです。CAMCARDはこちらを取得しています。

次にIPアドレス制限がかけられているかどうかチェックしましょう。IPアドレス制限とは、サービスにアクセス可能なIPが制限され、不正アドレスのログインやデータを持ち出すといった不正な行為を防止する仕組みです。CAMCARDはこちらが用いられています。

その他、アプリ起動時にはパスワードが設定されているなど、国際的に利用されるサービスだけあって、安全性は高いアプリと言えるのではないでしょうか。

開発会社「イントシグ」と販売会社「ワウテック」とは?


CAMCARDはスマートデバイスをベースとしたビジネスアプリを開発するイントシグ社(INTSIGInformationCorporation)によって開発されました。イントシグ社はアメリカのシリコンバレー・中国の上海・日本の東京・韓国のソウルに事業所と開発センターのある国際的な企業です。
販売元はCAMCARDのほかに、ビジネスチャット・社内SNS「WowTalk」、クラウド型受付システム「WowDesk」などの法人向けITソリューションを開発、運営するワウテック(WowTech)です。

CAMCARDを使うにあたって、まとめ


国際的に利用者数が多くいる、CAMCARDについてみてきました。かつては、アナログで大量の名刺を管理していましたが、その時代は終わろうとしているのかもしれません。実際に名刺を交換する場面でも、現代ではデータでやり取りが出来てしまうのです。アナログの名刺に慣れている人や使い始めは戸惑いもあるかと思いますが、外部サービスとの連携や、メモが登録出来る、社内の共有資産として管理出来るなど、活用できればメリットは大きいと感じました。一歩先の営業活動をしていきたいと思う方はまず、無料の個人版から試してみてはいかがでしょうか?この記事があなたの参考になれば幸いです。