「サンクスページ」という言葉をきいて、
正直サンクスページって何だろう?
売上アップに繋がるってどうゆうこと?
などと気になりこちらのサイトへ辿り着いた…なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
売上アップ(リピート率)に繋がるサンクスページの作り方を5つのポイントにまとめて初心者にもわかりやすく解説。
デザインや言葉一つで変わる「また欲しい、これも欲しい」とユーザーに思わせるコツを詳しく紹介しています。
目次
そもそも、サンクスページとは?
サンクスページとは、商品の購入や資料請求、問い合わせなど、ユーザーが行動を起こした後に表示されるページのことです。
皆さんもお買い物を通して、Amazonや楽天サイトなどで既に一度は目にした事があるのではないでしょうか?
ユーザーへの感謝の気持ちを伝えるだけでなく、
商品購入や登録などが「無事完了」したことを知らせるものでもあり、
工夫次第でリピート率向上や売上アップに繋がるポイントも当サイトでは詳しく解説していきます。
サンクスページからわかること
皆さんが目にしたことのあるサンクスページはどのようなページでしたか?大体のサンクスページでは下記の内容が記載されています。
【サンクスページの構成ポイント】
- 購入や取引成立に対する感謝の言葉(ThankYou!といったイラスト画像や丁寧な感謝の言葉)
- 2商品やサービスの提供日、発送日(目安など不確定要素がある場合も離島の場合は○○といった条件を記載)
- 3決済や登録完了の可否
- 4問い合わせ先や問い合わせ番号(電話番号、メールアドレス、問い合わせ専用lineなど)
- 5他の関連商品(ユーザーのお気に入りしていてカテゴリーが一緒のものやサイト内のセール・おすすめなど)
- 6購入者限定クーポン(今回の購入で得られた限定の割引権利)
- 7SNS のフォロー、メルマガの登録を促す文言(特典やキャンペーンとする販促もあり)
- 8SNS のシェアボタン(シェアした人の特典をキャンペーンとする販促もあり)
サンクスページの必要性
サンクスページの構成されているポイントから、サンクスページの必要性・重要性は明確です。
ユーザーにとってしっかり希望通りの内容で購入できた安心感が最後に確認できますし、
もしも急いで購入ボタンを押して誤購入してしまった時の問い合わせ先や番号があればすぐに対応でき、顧客満足度にも繋がります。
また、サンクスページの作成をすることでユーザーだけでなく企業側としてもメリットが十分にあり一石二鳥といってもよいでしょう。
企業側は、サンクスページ閲覧数=正しいコンバージョン数として確実な数字を測定することができ、導線をしっかり把握しているマーケティングで売上向上へのカギを掴むことになるからです。
サンクスページの作り方①掲載文言を考える
商品やサービス購入後のサンクスページの掲載文言として、必須内容は【サンクスページの構成ポイント】にある1から4の部分になります。
- 購入や取引成立に対する感謝の言葉
(ThankYou!といったイラスト画像や丁寧な感謝の言葉) - 商品やサービスの提供日、発送日、到着予定日
(目安など不確定要素がある場合も離島の場合は○○といった条件を記載) - 決済や登録完了の可否
- 問い合わせ先や問い合わせ番号
商品やサービスを購入した場合の例
【ご注文を受付完了】
この度は◯◯をご購入いただき、誠にありがとうございます。
(ご注文の商品お届けまで、今しばらくお待ち下さい。や、数あるショップから当店をお選び頂き感謝申し上げます。などを入れても良いでしょう。)
只今、ご注文の確認メールをお送りさせていただきました。
メールもしくは購入履歴からのご確認をお願いします。
しばらく経ってもメールが届かない場合、
- 迷惑メールフォルダに振り分けられているか?
- 別のメールアドレスでお手続きされているか?
- 受信ブロックしているアドレスに含まれてしまっているか?
をご確認ください。
いずれにも該当しない場合、大変お手数おかけしますが、下記のメール・お電話へご連絡ください。
(専用アプリやページでは直接問い合わせフォームに誘導するボタンやリンクがあることもありますので文言は臨機応変に変えましょう。)
メール:~~
TEL:~~
商品やサービスを予約抽選した場合の違い
【ご予約抽選受付完了】の後の文言の後の構成は上記商品購入と変わりませんが、
予約抽選商品の場合は、
- 予約後の当選結果がいつなのか?
- 当選した場合はいつ頃発送か?
- キャンセルはできるのか?
などの情報が重要となってくる為、目立つ形で説明文をいれると丁寧でしょう。
サンクスページの作り方②活用内容やコンテンツを考える
①で解説した必須掲載文言に加えて「売上UP」に繋がるサンクスページの活用内容を考えることが最も重要になります。
【サンクスページの構成ポイント】にある5~8の部分になります。
- 5 他の関連商品(ユーザーのお気に入りしていてカテゴリーが一緒のものなど)
- 6 購入者限定クーポン(今回の購入で得られた限定の割引権利)
- 7 SNS のフォロー、メルマガの登録を促す文言(掲載の有無の違いあり)
- 8 SNS のシェアボタン(シェアした人の特典をキャンペーンとする販促もあり)
他の関連商品の表示
どのような関連商品が、どんな文言で出てきたら次の誘導に繋がるか
購入者限定クーポン
時間限定、購入者限定の優位性
SNS のフォローやシェア、メルマガの登録
定期的なセール情報が欲しいと思う=リピート率高い、シェアにて新規獲得の狙い
サンクスページの作り方③デザインを考える
ここまで、売上アップに繋がるサンクスページに必要なコンテンツや情報は紹介してきました。
比較的よく目にしているサンクスページを例に、視覚的に分かりやすく、ついつい購入ボタンをクリックしてしまうようなデザイン構成など例を挙げて解説します。
※あくまでも、よい例というわけではなくこういったマーケティングの手法がある、見せ方があるという一例になります。
例:Amazon
Amazonは比較的単品ですぐに届けてもらえる便利なサイトで、利用しているユーザーは私の周りには居ないくらい浸透しています。
こちらの画面は「購入」という動作をした後に表示されるサンクスページの例です。
①掲載文言を考えるで説明した必須内容を簡潔明瞭に情報として入れた上で、
視覚的に今まで「お気に入り」している商品の中で今セールしているものを表示させていますね。
こちらが、新規購入への誘導になっていきます。
ページを閉じた後には少ししつこいかと感じるユーザーもいるかと思いますが「他に何か必要ですか?」と親切に今までの購入履歴回数が多いものを表示してきました。
これはリピート購入への誘導ということです。
例:楽天
楽天サイトも同様に、食品から生活雑貨あらゆるジャンルで利用しているユーザーは私の周りには居ないくらい浸透しています。
こちらの画面も「購入」という動作をした後に表示されるサンクスページの例です。
①掲載文言を考えるで説明した必須内容を一部のみの情報として入れた上で、
ほぼ購入履歴から見てもらう前提になっており、
視覚的に今セールやキャンペーンをしているものを占めて表示させていますね。
こちらが、新規購入への誘導が主になっているようです。
サンクスページの作り方④注意点とポイントを考えて作る
ここまで、サンクスページが通常のサイトページなどとは違う役割・効果を持っているということはご理解頂けたと思います。
その為、いくつかの注意点があるので下記2つのポイントは押さえておきましょう。
※但し、前提としてあるのはコミュニティガイドラインなどに触れるような行為や、
フォローやシェアを人為的に過度に誘導するような表現・システムは控えるよう心がけましょう。逆効果を招く事になります。
コーディングの注意点
Googleなどの検索エンジンにサンクスページがインデックスされないように設定しましょう。
- サンクスページに noindex コードを書き込む
- 内部リンクを作らない
デザインの注意点
サイトとサンクスページのデザインをある程度メインカラーやフォントなどテイストは統一させておき、目的やターゲットにより複数のサンクスページを使い分けることで、より効果的な誘導ができます。
- サイトとサンクスページのデザインを統一する
- 目的やターゲット層に合わせて、複数のサンクスページを用意
サンクスページの作り方⑤効果測定と改善
サンクスページの作成後、直後から定期的にGoogleアナリティクスを使用して解析・分析をしていきましょう。
実際にユーザーが意図とした導線で購入・成約につながっているか?
意図していない動きをしている場合はページの問題や改善点が見えてきます。
更には、サンクスページからの新規購入やリピート購入、ファンの獲得数などを把握することも可能です。
SNS戦略やマーケティングと併せることで、購入者や利用者の実際の口コミも動画や画像で視覚的にかつ自動で広告してもらえるような流れを作り「AISAS」のプロセスを循環できるのが理想的です。
売上アップに繋がるサンクスページとは?まとめ
単純なサンクスページの作り方だけではなく、「売上アップに繋がる」ことを意識したポイントを解説していきました。
一番の前提にあるのはユーザーにとってどうあるべきか?ということが5つの手順を通して言えることです。
参考にサンクスページを作成してみてください。
「見やすい」 | 過度な広告やキャンペーンだらけになっていないデザイン |
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