Excelで円周率を求める計算

Excelの『PI』(パイ)関数で円周率の計算をやってみよう!!

Excel(エクセル)には円周率の数値を『PI(パイ)』関数で扱う事が出来ます。
円周率は覚えていますか?円の円周とか面積とか計算する時に使う数値ですね。この円周率は無理数と言って、終わりが無い数値になります。『3.14159265358979323846264・・・・・』という感じですね。多くは『3.14』とか『およそ3』とか学習したと思います。円周率を数値で表すが無理なので出て来た記号が『π(パイ)』ですね。
という事で、エクセルで円周率を使う関数に『PI(パイ)』関数がある訳なんですね!
そして円周率の関数には『PI』と『SQRTPI』(スクエアルートパイ)関数が在ります。これは以前にも『SQRT』(スクエアルート)と一緒に説明しましたね。円周率の平方根を出す事が出来ます。どんな奴だったか思い出ししておいてくださいね。
今回は円周率を出せる『PI』について紹介します。。
『PI』関数の説明動画はこちら↓

 

 

Excelの『PI』で円周率を使った計算をやってみよう!【PI】関数の活用法

それでは『PI(パイ)』を使った円周率を出すやり方や、円周率を使う計算をExcelの活用でやってみましょう。引数とかは特にないので、他の関数との組み合わせとかを覚えておきましょう!

Excelの『PI』で円周率を出して見よう!!

まずはExcelでの『PI』を使うとどんな結果になるのかチェックしましょう!
関数式:『=PI()』

  • Excelで円周率が表示されます
  • 小数点以下14桁までの数値です

関数を書くだけで結果が出て来ます。
『PI』が扱うのは小数点以下の14桁までの数値になります。なので【3.14159265358979】という結果になる訳ですね。

【PI】を使ってExcelで円の円周と面積を出して見よう

実際にエクセルで『PI』を活用してみましょう!
関数自体は書けば終わりなので、今回は『円周』と『面積』を計算してみましょう!
どちらも半径が必要なので、半径の数値を入れておきましょう

 

円周率を使った計算をします

 

初めに円周の数値を出して見ましょう!
セルに【=半径のセル*2 * PI()】と書きます。

 

円周を計算する式を書きました。

 

これで計算出来ましたね。

 

円の円周の長さが計算出来ました。

 

次はExcelで円の面積ですね。
セルに【=半径のセル * 半径のセル * PI()】と書きます。ちなみに計算の順番は変わっても平気です。

 

円の面積をPI関数を使って求めます

 

面積が出ているのが分かりますね。

 

円の面積を計算しました。

別解として、【半径 * 半径】というのは【半径の2乗】なので、【=POWER(半径のセル、2)】としてもいいですね。
Excelの関数を駆使して、円の関係の計算を楽にやっちゃいましょう

 

PI関数とPOWER関数を使って計算しました。

 

Excelの『PI』(パイ)関数で円周率の計算をやってみよう!!|【まとめ】

Excel(エクセル)で円周率に関係する計算をする時に便利な『PI』のやり方を紹介してみましたがいかがだったでしょうか?
円周率が無理数であるからこそ、どこまで細かい数値で考えないといけないのかというのが、実際にも大事になっていきますよね。そんな時に今回の様な関数であれば、なるべく細かい数値で計算してくれるからいいですよね。長々と自分で小数以下の数値を入れなくてもよくなります。
今回の様におなじ様な数値を使う関数はExcelにはまだまだあります。参考にして行って下さいね。