コンピュータを動かすために必要なソフトウェアですが、そのソフトウェアには『基本ソフトウェア(OS)』と『応用ソフトウェア(アプリケーションソフトウェア)』があるという事でしたよね。
前回は基本ソフトウェアの方を紹介しましたので今回は応用の方について紹介します。
目次
アプリケーションソフトウェアの分類を知ろう
さて以前にソフトの紹介をしましたがその時にアプリケーションソフトウェアにも種類があるという話をしました。下の表な表でしたね。
システムソフトウェア | 基本ソフトウェア |
---|---|
ミドルウェア | |
アプリケーションソフトウェア | 共通アプリケーションソフトウェア |
個別アプリケーションソフトウェア |
見ての通り応用ソフトウェアには『個別応用ソフトウェア』と『共通応用ソフトウェア』に分かれるんですね。
違いはその名の通りで『共通』の方はみんなが活用出来るソフトという事になります。WordとかExcelとかもそうですし、スマホのアプリなどもそうですね。
そのアプリの機能を使いたい人が誰でも使えるというイメージですね。
それに対して『個別』の方は『使いたい機能のみを持ったアプリケーション』という事になります。例えば会社の売り上げのシステムの様なモノで、会社が変わってしまえばそのシステムは使えないという様なモノです。
個別の方は独自のアプリなのでどんなものがあるという事は簡単には言えませんが、共通のアプリについては種類がたくさんありますが代表的な例というのがありますので今回はそれを見て行きましょう!
アプリケーションソフトの種類、共通応用アプリについてチェック!
さて共通応用のアプリにはどの様な物があるでしょうか?
分野と内容についてまとめてみましたので下の表でチェックして行きましょう!
種類 | 内容 |
文書作成ソフト | 文書の作成や印刷、編集、表の作成、画像の挿入などが出来て、文書を作成する機能が搭載されているアプリケーションソフトウェア 文書作成用の機能では行間を変更して見栄えを良くしたり、長い文書に対して目次を作成したりする機能などがある |
表計算ソフト | 表の作成やデータベースの作成、グラフの作成やデータの集計などの機能が搭載されているアプリケーションソフトウェア 関数を使用する事により、複雑な計算や専門的な計算なども行う事が出来る |
プレゼンテーションソフト | 発表用の資料が作成出来る機能が搭載されているアプリケーションソフトウェア スライドには文字以外にも表やグラフ、画像などを入れる事が出来る スライドの切り替えや文字や画像にはアニメーションを付けられ、効果的なプレゼンテーションが出来る様になっている |
Webブラウザ | Webページを閲覧したり、インターネットで情報を検索する機能が搭載されているアプリケーションソフトウェア 検索では『AND検索』『OR検索』などで自分の知りたい情報を検索しやすい様になっている |
画像編集ソフト | 写真のデータなどをパソコンで見たり、編集したりする事が出来るアプリケーションソフトウェア 画像の編集では暗い写真を明るくしたり、画像を合成させたリする機能がついている |
データベース管理ソフト | 多種多量のデータを分類し管理する機能が搭載されているアプリケーションソフトウェア データを正規化する事で、条件にあったデータのみを抜き出す、データの集計をする、個別にデータを検索する事などが出来る |
ソフトウェアの種類『OSS』って何だろう?
さてソフトウェアの中には『OSS(オープンソースソフトウェア)』という物があります。
ITパスポートではこのソフトについても出て来るのでチェックしておく必要がありますね。
ポイントを掴んでおきましょう!
『OSS』の特徴
OSSはその名の通り『ソースをオープンにしているソフト』という事になります。
ここでの『ソース』は簡単に言うとソフトを動かすためのプログラムの事ですね。
このプログラムをオープンにする(公開する)という事はそのソフトウェアがどの様に出来上がっているのかが分かるという事になります。
なのでそのソース通りにプログラムを書けば誰でもそのアプリを作れるという事になります。
これはソースをみんなが見られる様にする事でいろいろな技術者によってそのソフトをより良い物にして行こうという狙いがあります。
1人で作るよりもたくさんの人の知恵を盛り込んだ方が良いという事ですね。
大きな特徴になりますので忘れないでくださいね。
アプリケーションソフトウェアとファイル管理について知っていこう!【ITパスポート】|【まとめ】
今回はソフトウェアでアプリケーションソフトウェアとOSSについて紹介しました。
アプリケーションソフトは種類がたくさんあります。どういう分野のモノがあるのかを整理しておきましょう。
ちなみにWordとかExcelは商品名なので試験では文書作成ソフトといった表記になったりします。
ITパスポートで出て来るポイントをしっかりと掴んで行きましょう!