スマートアートは、とても便利な機能ではありますが、もともと形が決まっていることもあり、自分の好みや使いたい形、複雑な形にカスタマイズするのが、難しいというデメリットもあります。
そこで、今回の佐川先生のプロフェッショナル講座では、そんなスマートアートを、図形を使って自作する便利なやり方をご紹介しています!

今回の動画では3種類。「組織図」「ステップ図」「タイムライン」を作っていきますので、動画も見ながら一緒に作成してみましょう!

描画モードのロック機能は、たくさん図形を描くときに便利です

図形を使用してスマートアートを作っていくのですが、図形を使用する際に、少し困ったことが起きます。それは、「1回図形を使用すると、続けて描画できない」ことです。毎回新しく図形を描くたびに、選択しなおさなければならないのは、ちょっと作業効率といった面でも手間がかかるため、あまりお勧めできません。
第23回の動画でも佐川先生のおすすめ機能をご紹介していますので確認してみましょう!

【第23回】の動画はこちら!

では、まず何の機能を使うのか?今回ご紹介したい機能は「描画モードのロック」です!
「描画モードのロック」機能は、毎回、図形を選びなおすということがなくなるため、同じ図形を描く際にはとても便利な機能となっています。

例えば、組織図などで使用する枝分かれの線をたくさん書かなくてはいけない場合、1回描いて選び直して。を繰り返すため、時間がかかります。しかも、使用する線の長さは図によって違うため、コピーも使いにくいということもあるため、この機能を使って、手間をなくしましょう!

「描画モードのロック」は使用するときに、使用したい図形の上で右クリックすると、選択することができます。ただし、一度ロックされていますので、図形描画を終了の際には「ESCキー」で解除しないと次の作業には入れません。「描画モードのロック」機能を終了する際には十分に注意しましょう!

立体的な図形作って自作スマートアートをより効果的にしましょう

自作スマートアートでは、自分の好みにカスタマイズできるとあって、図形を立体的に作ることもできます。ただ、色の塗りつぶしでグラデーションをかけるのではなく、「図形の結合」の機能を使ったり、グループ化をしたり、たくさんの機能を使います。

これを覚えておくと、自作でたくさんの図形を使用するときにも便利なため、覚えておきましょう!

今回は「重なり抽出」を利用して、長方形・三角形を使って矢印を作っていますよ!
「重なり抽出」は、重なっている図形同士を抽出(選んで)して、図形同士が重なった部分を抜き出します。今回のような図形の調整だけでは作りにくい、特殊な形を抜きだしたいときに使える機能です。

第24回の佐川先生の動画でも「図形の結合」を改めてご紹介しているので、こちらも確認してみてください。

【第24回】の動画はこちら!

形ができたら色を使ってより立体的にしていきます。動画でご紹介している矢印の色については、影になる部分の色を濃くしています。その際に「塗りつぶしの色のユーザー設定」から「色の設定」の濃淡のグラデーションを使用します。

グラデーションの矢印を上下に色を移動させることで、色の濃淡が変わります。今回は影にするので濃淡の矢印を下に移動させています。ここでもあまり濃くなりすぎると違う色になってしまうので、注意しましょう!

使用する文字・図形はバランスを考えてサイズ・配置します

パワーポイントでの資料を作る際に自作スマートアートを使っている場合は、図形や文字に関しては大きさ・バランスを考えて作る必要があります。

文字のサイズに関しては、目立たせたいものを大きく。説明などに関しては少し小さめにしておくとバランスよくなります。また、図形に関して、ある程度作ってから大きさを変えていくと、一つ一つ配置を変更する必要がなくなります。

第25回の佐川先生の動画でも詳しくご紹介していますので、こちらも参考にしてみてください

【第25回】の動画はこちら!

配色1つで印象が変わるので資料作成では色の設定は重要です

自作スマートアートの色については、標準の色やユーザー定義の色から変更していくこともできますが、せっかく作った自作スマートアートも、色を変えるときに標準の色で行うと変更をまた図形を選んで行う必要があり、大変です。

ですが、テーマの色で色を設定しておくと、デザインより配色の変更をするだけですべての色を変えることができます!カラフルなものからシックでカッコいいものまでできるので、一度使ってみましょう!

また、テーマの色については、次回さらに詳しくご紹介しますので、テーマやテーマの色について気になった方は第26回以降の動画、ブログをのぞいてみましょう!

まとめ

パワーポイントで自作スマートアートを作る際には、描画モードのロックや図形の塗りつぶし色の使い方、図形の結合などを使っていくと、とても簡単に作ることができます。ただし、作る際に一つ注意があり、まずあらかじめ、自分で作成したい画像を紙に描いておくと、作りながら悩むことも少なくなります。先にイメージ図を作成しておくことで、微調整したりするだけであれば、仕事で使う際に作りやすくなりますよ!

また、今回ご紹介した描画モードのロックは、自作スマートアートの作成以外でも、パワーポイントでPOPなど、一度にたくさんの同じ図形を使う方には便利な機能となっています。自分で作りたいスマートアートがある場合は、改めて今回ご紹介した動画を参考にしてみてくださいね!