デザイナーにもマーケティングは必要?理由とおすすめ勉強方法を解説

デザイナーにもマーケティングは必要?理由とおすすめ勉強方法を解説

いま、Webデザイナーにもマーケティングスキルが必要とされる理由と、マーケティングを学ぶメリットについて解説。

読んだ後に「学ばなくてはいけないのかも…」が「学ぶといいかも…!」に変わる情報を集めました。実際、みんなはどうやって勉強しているんだろう?おすすめの勉強方法についてもお伝えします。

Webデザイナーにもマーケティングスキルは必要

まだ必須であるとまでは言われていませんが、今後、さらに必要とされる可能性は高くなるでしょう。それはどうしてなのか、さっそく見ていきましょう。

どうしてマーケティングスキルは求められるようになったの?

評価されるデザイン性が変わったから

  • 何よりもユーザーが「使いやすい」「わかりやすい」「信頼できる」「また使いたい」そう評価するデザインが成果につながるようになった。
  • なんだかお洒落でカッコイイだけでは、良いデザインとして評価されづらくなった。

求める企業が増えているから

  • ユーザーのニーズが以前にも増して多様化しているため、ますますユーザーに合わせた商品やサービスの提供が必要となっている。
  • お金を払うからには、より効果的なデザインを作りたいと、マーケティングに理解がある人材を求める企業が増えている。
  • マーケティング戦略が浸透し、他社との差別化を図るため、取り入れたい企業が増えている。

どんなスキルがあるといいの?

マーケティングにもさまざまな方法があるので、今回は代表的なスキルについて紹介します。

コストをかけずにできるSEO

多くの企業で取り入れるようになったSEOは、Webデザインと大きく関わりがあるため、理解しておくといい。

SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、「検索エンジン最適化」のこと。広告よりも予算を抑えて実施できるため、取り入れる企業が増えている。

SEOを簡単に説明すると、GoogleやYahoo!の検索結果により上位に表示させることで集客を狙う方法。最近では、ユーザー目線でのデザイン性が重要だと考えられているが、デザインの影響も大きい。

例えば、SEOに強いサイトであるためには、パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットでWebサイトを閲覧した際にも、見やすく設計されている必要がある。ここはまさにWebデザイナーの領域。

また、マークアップが的確がどうかも大きく影響を及ぼすため、Webページを構成する見出しや段落、画像などが美しく見やすい「HTML」で記述されているかどうかを、Googleは評価している。

SEOに強いサイトを設計するためにWebデザイナーの協力は必須といえる。基本的な事柄は理解しておくといい。

訪れたユーザーを逃さないためのLPO

せっかくページに訪れたユーザーを、逃さずコンバージョン(訪問者がホームページの目標としているアクションを起こしてくれた状態)へ導くために必要なのがLPO。

LPOとは、Landing page Optimizationの略で、「ランディングページ最適化」のこと。ユーザーが一番初めに訪れたページ(ランディングページ)をいかに魅力的にし、途中離脱を減らすことが目的。

ユーザーがサイトへ訪問した際に「最初に目に入る部分」を魅力的にするなどの工夫をし、仮説検証を繰り返して改善していくのが基本。GoogleAnalyticsを使ったアクセス解析ができるようになるといい。

デザインの改善に欠かせないABテスト

ABテストは、ひとつひとつのデザインを最適化するためには欠かせないもの。あらゆる場面で使用する機会がある。

ABテストでは、例えば「ボタンは赤にするか、青にするか」どちらがクリック率は上がるのか?など、細かいビジュアルによる影響力をテストするもの。小さな改善を積み重ねていくために使用される。

ABテストはGoogleOptimizeで簡単に行うことができる。ポートフォリオサイトを持っている方は、自分のサイトで試してみるのがおすすめ。

Webデザイナーにはマーケティングを学ぶメリットがある

Webデザイナーにはマーケティングを学ぶメリットがある

成果につながるデザインができるようになる

クライアントの目的は何か?目標達成に必要なデザインは?どのような構成で作ったらユーザーにとって魅力的か?使いやすいのか?

このように、マーケティングを意識して考えられたデザインは成果につながりやすく、そのようなデザインを作れるようになる。

目的達成のための、より良い提案もできるデザイナーとして活躍できる。

説得力のあるデザインができるようになる

「なぜこのデザインなのか」と聞かれたときに「なんとなくこの雰囲気」「なんとなくこの色合い」「なんとなくこのフォント」ではなく、はっきりと選んだ理由を説明できるようになり、クライアントの要望に添い過ぎて「思ったデザインではなかった」ということがなくなる。

自分のデザインを納得させられるようになり、モチベーションも上がる。

選ばれるデザイナーになる

リモートワークや副業が広がってWebデザイナー自体も増えている今、デザイン力にプラスアルファがあることは強いアピールになる。

現実的に同じくらいのレベルのデザインができるデザイナーは多いはず。その中から選ばれるための武器になる。

Webデザイナーがマーケティングを学ぶ方法

Webデザイナーがマーケティングを学ぶ方法

「マーケティング」と一言でいっても、その内容は幅広いため、学びたいこと・目的・自分のレベル・性格に合わせて勉強方法を決めましょう。

自分に合う勉強方法を探す

書籍を読む

ゼロからのスタートにおすすめ。まずは専門用語など基礎知識がわかりやすくまとまっている本を選ぶと良い。

その後、何冊かWebマーケティング関連の本を読むと、専門用語が頭に入りやすい。活字が苦手な方にも読みやすい漫画版から、最近では電子書籍の無料で読めるものまで登場している。さらに学んだ内容をノートに書き出すなど、アウトプットすることが重要。学習の効果が高まる。

コストも低く抑えられ、初心者向けから専門的な内容まで、幅広い情報を気軽に学べる方法である。

Webメディアから情報を得る

解決したい課題が具体的にある際におすすめ。

マーケティングに使用される専門用語の理解など多少の予備知識は必要であるが、いま自分に必要な情報についてピンポイントで学習しやすい。

Webマーケティングの最新情報を知るにも良い方法である。

オンラインで勉強する

ひとりでは挫折してしまいそうな方におすすめ。

文章を読むことが苦手、読むだけではイメージが湧きづらくて頭に入らないという方にも良い。

講師に質問ができたり、スマホアプリでも気軽に視聴ができるなど、スキマ時間の学習にも適した方法である。

スクールで勉強する

効率的なのはスクールに通うこと。

カリキュラムがあり、学習内容も常にアップデートされている。講師から直接アドバイスがもらえるため、自分のデザインとの相乗効果につなげやすい。
コロナ過をきっかけにオンラインスクールも増え、仕事との両立もしやすくなっている。

転職して勉強する

思い切った方法ではあるが、環境を変えることは新たなスキルを身につける機会にもなる。

デザイナーも商談に同席してクライアントにヒアリングする環境や、デザイナーとマーケターとの交流が深い会社への転職は、実務の中でリアルなスキルを学べるため、制作業務のみに専念する環境にいるのであれば、検討してみても良いでしょう。

とにかく実践が効果的

自分で運用してみよう

まずは、SNSやブログを作って実際に運用してみること。

その際に大切なのが、どうしたらクリックされやすいか?配信のタイミングや頻度はどのくらいがいいか?検索順位はどうしたら上がるのか?ユーザーがもっと使いやすくなる方法はないか?といった、マーケティングの意識を持って行うこと。

自分にあった勉強方法でインプットした内容をそのままにせず、必ず実践でアウトプットすること。どんどん経験を積むことが何よりも効果的なのです。

まとめ

いま、Webデザイナーにとってマーケティングスキルを学ぶことはメリットが多いと言えます。自分のデザインができるようになって活躍しているデザイナーさんには、勉強しない方がもったいないでしょう。

そして、マーケティングに興味を持っているデザイナーさんにとっては、実践を通して自分のデザイン力との相乗効果も感じられる、楽しい体験になりそうです。

何よりマーケティングスキルを身につけることは、今後、自分が持っているデザイン力を最大限に活かしていくための大きな武器となるのではないでしょうか。