ロケ地で有名になった地方自治体のウェブサイト運営のストーリー。特産品や観光スポットを紹介し多くの人に足を運んでもらえるような町にしたくて立ちあげたホームページ。訪問アクセスの実態を知って、さらに訪問者を増やせるように初心者ですが 【Google アナリティクス4】を使っています。
目次
ホームページは作って終わりではありません

ホームページは作ってサーバーへアップし公開することで初めてスタートラインに立ちます。まさにスタートしてからの継続的なアップデートやメンテナンス・修正など改良を重ねて運営していくことでターゲット数を獲得し成果を出すことが出来るのです。
ロケ地サイトを作って集客しよう

私の携わる地方自治体は、ある映画のロケ地に使われたことから、その映画ファンから注目される有名な町になりました。
町のホームページには撮影に使われた古民家や周辺の飲食店などを掲載し、またロケ地を訪れるファンの方々向けに聖地巡礼ツアーの提案(日帰りプラン・宿泊プラン)などを案内しています。
ツアーは地元ボランティアのガイドさん付きで、まさに地元の人しか知らない撮影裏話や出演者の滞在エピソードなど盛り込んで案内できるところを売りとしてアピールしています。
映画ファンが町おこしのきっかけになるように

また出演者が「休憩中に食べたスイーツ」「居酒屋で絶賛した地酒」などは強力な集客コンテンツになっており、そのまま特産品の紹介ページと販売サイト等へ移動できる動線にもなっています。
映画ファンが「見たい・食べたい・歩きたい」と思って実際にこの町へ足を運んでくれることを想定して、すぐに申し込みたくなるコンテンツをアップしたページ構成を考えて作成してみました。
また同時に、このサイトを訪問するファンの方たちについて分析できるツールとして【Google アナリティクス4】を使ってみることにしました。
サイトへのアクセス数とユーザー数をもっと増やしたい

まずは現状のユーザーのプロフィールを分析するために具体的なデータを数値で測ってみることにしました。そのうえで【Google アナリティクス4】の解析データについて我が自治体なりの目標や目安を確認しようと考えました。
また自分たち規模のサイトでは平均的にどのくらいの訪問データがあって、どのくらいのユーザーがいて、何を見ているのかも知りたかったのです。調べたかった項目は以下の3点です。
- 1日のページビュー数
- 平均滞在時間
- 訪問者の人数
【Google アナリティクス4】から分析できること

【Google アナリティクス4】から分析できることは大きく分けて「ユーザー(誰が)」「ページビュー(何を)」「セッション(どのくらい)」の3つです。これらを掛け合わせることで、この自治体ホームページを訪れた映画ファンの「行動ストーリー」が詳しく分析できるのです。
「ユーザー数」の見方・調べ方

「このサイトへ来てくれた訪問者の数」を調べられます。このサイトへ来て記事を読んでリンクをクリックしてくれたユーザーを表す数字です。ただし同じユーザーが同じ日に何回訪れても「一人」とカウントされます。まずは「アクティブユーザー数(実際にサイトで一定時間滞在した人の数)」を見るのが基本です。ある一定の期間に合計で何人のユーザーがサイトを訪れたかを確認する最も標準的な方法です。
【Google アナリティクス4】の左側メニューにある 「レポート(折れ線グラフのアイコン)」をクリックします。表示されたメニューから 「ユーザー」→「ユーザー属性」→「ユーザー属性の概要」 の順にクリックします。
画面の右上に、指定された期間(デフォルトでは過去28日間)の 「ユーザー」 という大きな数字が表示されます。これがその期間の合計ユーザー数です。
※画面右上にある「日付」をクリックすれば、先月や特定のイベント期間(映画の再上映など)に絞ってユーザー数を集計することもできます。
「ページビュー数」の見方・調べ方

サイト内には構成ページが複数あります。例えば「ホーム」「ロケ地」「一日プラン」「撮影グルメ」などがそれです。すべてのページが読まれれば合計で4回表示されたことになりページビュー数(PV数)は「4」とカウントされます。
サイト全体で、ある一定の期間内に合計何回ページが見られたかを確認する方法もあります。
【Google アナリティクス4】の左側メニューにある 「レポート(折れ線グラフのアイコン)」をクリックします。表示されたメニューから 「エンゲージメント」→「概要」 の順にクリックします。画面にいくつかグラフや数字のカードが表示されます。その中にある 「表示回数」 という項目に書かれている数字がサイト全体の合計ページビュー数です。
「ホーム」「ロケ地」「一日プラン」「撮影グルメ」などページごとの「表示回数」を調べる方法としては、どのページが何回見られているかをランキング形式で見ることができます。左側メニューの 「レポート」 をクリックします。「エンゲージメント」→「ページとスクリーン」 をクリックします。画面の下側に表が表示されます。一番左の列にページ名(またはURL)が並び、そのすぐ右隣にある 「表示回数」 の列で各ページが何回見られたかを確認できます。
※ 表の右上にある「検索」窓に「ツアー」や「特産」などキーワードを入れると、特定のページだけに絞り込んで表示回数を確認することもできます。
「セッション数」の見方・調べ方

「サイト記事を読まれた回数」を指し、まさに総訪問回数のことです。訪問して来たユーザーが、このサイトに何回来てくれたかを示す数値です。また「検索結果から何回訪問されたか」「SNSから何回訪問されたか」を一覧で確認することができます。
【Google アナリティクス4】の左側メニューにある 「レポート」折れ線グラフのアイコン)」をクリックします。表示されたメニューから 「集客」→「トラフィック獲得」 の順にクリックします。画面下部の表に、Organic Search(検索)や Organic Social(SNS)などのルートごとに 「セッション」 という列が表示されます。
表の最上部(「合計」の行)にある数字が、ある一定の期間内にサイト全体で発生した合計のセッション数(総訪問回数)を表しています。
Webサイトへのアクセス数を増やす方法

検索結果から訪問してくるファンを呼び込むにはSEO(検索エンジン適正化)というスキルがあると有利なのですが少々難解なため代用できる簡単な手法を試してみました。
映画ファンは「ロケ地に行こう」と思ってネット検索をしますよね。このサイトがファンによるGoogle検索で上位結果に表示されるように工夫をすることに注力してみてください。
手っ取り早いやり方としてはファンが考えそうな検索キーワードとなる単語を3つほどサイト内のページ記事に混ぜ込んで書いてみてください。映画ファンがロケ地を探すために検索しそうな、より具体的なキーワードが効果的です。たとえば「作品名・ロケ地・聖地巡礼」「ガイド・裏話・限定」などのように、このサイトの強みを記事の見出しや本文に必ず入れてみてください。そうして【Google アナリティクス4】で増えたアクセスを「答え合わせ」したり【Google アナリティクス4】のデータをチェックして、どの対策が成功したかを確認してみましょう。
あとがき
ここまでざっくりですが、初心者である私が映画のロケ地となったわが自治体を盛り立てようと立ちあげたウェブサイトのストーリーです。もちろん、この町おこしサイトの運営は現在も進行中です。私たちの経験が今からウェブサイト運営に取り組まれようとしている方たちのお役に立てていれば幸いです。



