キーボードの【ctrl(コントロール)】・【shift(シフト)】・【alt(オルト)】とキーには便利な機能が付いています。この3つのキーはキーボードの左側の方と右側の方に1つずつ付いている場合が多くありますね。キーボードの種類によっては【alt】が1つしか無い場合もあります。さてこれらの3つのキーはそのまま押しても何も起きませんね。他の文字とキーと一緒に使う事で何かしらの機能が使える様になります。いわゆる『ショートカットキー』として使う時に『ctrl・alt・shift』が使われたりする訳なんです。
今回はこれらのキーを使った代表的なショートカットキーの操作をについてです。キーボードの操作の参考にしてくださいね。
目次
キーボードの左下にある【ctrl】キーを使ったショートカットを知ろう
まずはキーボードの左下か右下の方にある【ctrl】キーについての内容です。
このキーはいわゆるショートカットキーとして活用される事が多くありますよね。初心者でも覚えておいたほうがいい代表的な操作として以下の内容があります。
- 『Ctrl』+『C』コピー
- 『Ctrl』+『X』切り取り
- 『Ctrl』+『V』貼り付け
『+』は押しながらという意味になります。
コピーは使う頻度が高いですよね。ショートカットを使うと右クリックして選ぶ必要もなくなるので、だいぶ操作が早くなります。『ctrl』キーの使い方としてはよくある内容ですので使える様にしておきましょう。
【ctrl】キーを使ったショートカットをいろいろ知っておこう
さて、【Ctrl】キーと組み合わせて操作するショートカットは【A~Z】まですべてのアルファベットに設定されているんですね。操作の内容によっては使いやすかったり、そうでもなかったりとありますが、確認しておきましょう。今回の内容としてはWordやExcelなどoffice系のアプリケーションでの使い方になります。
【Ctrl】+【A】 | ページ内全選択 |
---|---|
【Ctrl】+【B】 | 太字に変更 |
【Ctrl】+【C】 | コピー |
【Ctrl】+【D】 | フォントの設定 |
【Ctrl】+【E】 | 中央ぞろえ(Word) |
【Ctrl】+【F】 | ページ内検索条件入力表示&カーソル移動 |
【Ctrl】+【G】 | ジャンプ |
【Ctrl】+【H】 | 置換 |
【Ctrl】+【I】 | 斜体に変更 |
【Ctrl】+【J】 | 両端揃え(Word) |
【Ctrl】+【K】 | ハイパーリンクの設定 |
【Ctrl】+【L】 | 左揃え |
【Ctrl】+【N】 | 新規作成 |
【Ctrl】+【M】 | 左インデントの設定 |
【Ctrl】+【O】 | 「ファイルを開く」を表示 |
【Ctrl】+【P】 | 印刷 |
【Ctrl】+【Q】 | 段落書式の解除 |
【Ctrl】+【R】 | 右揃え |
【Ctrl】+【S】 | 上書き保存 |
【Ctrl】+【T】 | テーブルの作成(Excel) |
【Ctrl】+【U】 | 下線を引く |
【Ctrl】+【V】 | 新規作成 |
【Ctrl】+【W】 | ウィンドウを閉じる |
【Ctrl】+【X】 | 切り取り |
【Ctrl】+【Y】 | やり直し |
【Ctrl】+【Z】 | 元に戻す |
アプリケーションソフトによっては違う機能になるものもありますので気を付けましょう。
キーボードの両脇にある【shift】キーを操作してみよう!
キーボードの両側についている『shift』キーの機能を覚えておきましょう。どのキーボードでも『shift』キーは左側と右側についています。これは両手を使って『shift』を押しながら他のキーを押すという操作が出来る様にする為ですね。
よく『shift』を使用する場面としては
- 『=』などキーの左上に書いている記号や文字を入力したい
- ローマ字の大文字を入力がしたい
ですね。記号の入力で使う事はたくさんありますので覚えてきたい機能ですね。
『shift』は範囲選択の時に使っても便利
イメージで行くと『shift』キーは補助機能として使う様なイメージがあります。便利な機能として範囲選択の仕方があります。WordやExcelで広い範囲を選択したい時に、マウスをドラックして選択するよりも、選択したい最初をクリックして、選択の最後を『shift』を押しながらクリックすると一気に選択ができます。
また、『shift」を押しながら矢印キー を操作すると、1文字ずつ選択とか1行ずつ選択とか選択解除を一文字ずつとか出来る様になります。選択時には便利な『shift』キーになるので覚えておいてもいいですね。
キーボードの下の行にある【alt】キーの機能を知ろう!
最後にキーボードの下の行の左と右に付いている『alt』キーですね。読み方は『オルトキー』・『アルトキー』のどちらでも大丈夫ですが、『オルトキー』と表記している所が多いですね。そしてこのキーはキーボードによっては左側にしかないという事もあります。
この『alt』も『tab』とか他のキーと組み合わせて使うキーになります。
便利な機能としては『alt』+『tab』でウィンドウを切り替えられます。WordもExcelもインターネットも開いている状態からウィンドウを切り替える時に使うと便利になります。特殊な操作として覚えておくと良いですね。
『alt』キーの便利な機能を使ってみよう
『alt』キーはウィンドウを操作する時に使われる機能が割り当てられていたりします。なのでウィンドウの切り替えが出来る訳ですね。他にどんな物があるのかを紹介すると以下の通りです。
『alt』+『tab』 | ウィンドウの切り替え |
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『alt』+『Enter』 | 直前に入力した文字を繰り返し入力する |
『alt』+『F4』 | ウィンドウを閉じる(デスクトップが表示されている状態だとシャットダウン) |
『alt』+『Ctrl』+『delete』 | タスクマネージャーを起動 |
代表的な物としてはこの様な感じです。
他にもいろいろ機能がありますが、まずはこれを覚えておくとよいと思います。
キーボードの【Ctrl】【shift】【alt】キーの使い方|【まとめ】
キーボードの『Ctrl』・『shift』・『alt』の三つのキーについて、どんな使い方になるのか紹介しましたが知っている機能とかありましたか?
今回紹介したのは一部分になります。特に『Ctrl』を使ったショートカットは何のソフトを使っている状態なのかによって動きが変わります。押してみてパソコンが壊れる事は無いので、いろいろなキーと組み合わせて押して確かめてみるのが一番ですね。覚えると効率よく操作出来る様になるので練習して覚えて行きましょう!