CELL関数でセルの情報を取得

Excelのセルの位置や入力のデータ形式などの情報を調べる【CELL】関数

Excel(エクセル)のセルの情報を取得したりしたべたりする時の関数に『CELL』(セル)関数があります。セルの情報と一口で言っても種類はたくさんあります。例えば前回紹介した『COLUMN(カラムズ)』や『ROW(ロウ』で調べられる何列目とか何行目というのも情報の一つですよね。それ以外にもセルの絶対パスや右揃えにしているなどの書式の情報、セルに書き込まれているのが文字なのか数値なのかなどがありますね。
これらの情報を選んで調べられるのが『CELL』になります。この関数では引数に指定する内容によって結果が変わって来ます。今回は引数の種類と関数の動きについて紹介をします。

Excelのセルの情報を扱う関数『CELL』の書き方を知ろう!

今回の『CELL』の説明動画はこちら↓↓

 

 

始めに関数の形をチェックして書き方と動きについて確認をしてきましょう!
関数の書き方ですが、以下の通りになります。
関数式:『=CELL(検査の種類、セルの位置)』
検査の種類が調べたいセルの情報の種類になり、2つ目の引数で指定したセルの位置にある情報を調べる事が出来ます。
この検査の種類の内容が様々あるのでここを覚える必要がありますね。

『検査の種類』で指定する内容についてチェック!

調べられる情報の種類については全部で12種類あります。多いですね。この種類を覚えないと関数の活用が難しい訳です。内容は次の様になります。

種類の文字調べる内容
address指定したセルの場所を調べる
例:『$C$5』
col指定したセルの行番号
colorセルにマイナスの数値の時の色が設定されているか調べる
マイナスの書式設定されている→『1』
マイナスの書式設定がされていない→『0』
contentsセルに入力されている数値
※セルに数式が入っている時はその結果の数値
filenameExcelファイルの絶対パス
(ファイルが保存されている場所)
formatセルに設定されている表示形式のフォーマット
(ユーザー設定の表示形式の内容)
parenthesesプラスの数値を()で囲む書式かどうかを調べる
プラスが‘()で囲まれる書式設定になっている→『1』
設定されていない→『0』
prefix文字の位置に関する書式設定の内容を調べる
右揃えの書式設定→『“』
中層揃えの書式設定→『^』
左揃えの書式設定→『‘』
両端揃えの書式設定→『¥』
上記以外の設定→『空白』
protectセルのロックがされているか調べる
ロックしている→『1』
ロックしていない→『0』
row指定したセルの行番号を調べる
type入力されているデータの種類を調べる
文字の場合→『l』
空欄の場合→『b』
その他数値など→『v』
width指定したセルの幅を調べて整数で表示する

上記の様な動きになります。関数で指定するセルについては一つではなく範囲選択する事も可能です。その場合、調べる対象になるセルは基本的に左上にあるセルになります。

Excelのセルの情報を調べる『CELL』を使ってみよう!

今回の関数がいろいろな情報を調べられる事が分かったと思います。実際にいくつかの種類を調べてみる事にしてみますね。
使い方の例を見る前に入力のポイント!この関数を使う場合には、『関数の挿入』から使うよりは、セルに直接関数を書く方法をおススメします。直接入力をすると、下の様に検査の種類の項目が表示されます。ここから選べば良くなるのでちょっと使いやすくなりますね。

 

セル関数を直接入力した場合

 

書き方のポイントも分かった所で、実際に活用してみましょう。
色を付けたセルには、カンマ形式で表示する様に設定して、数値が入力されています。
セルの位置、表示形式の内容、入力されているデータの種類をチェックしてみますね。

検査の種類を『address』にしてセルの位置を調べよう

始めにセルの位置を調べてみます。セルに直接関数を入力していきます。
入力するのは『=CELL(“address”、D2)』ですね。

 

addressを調べるセル関数を入力しました。

 

結果を確認するとセルの絶対パスである『$D$2』が表示されていますね。

 

セルの位置が表示されました。

 

検査の種類を『format』にして表示形式の設定を調べよう

2つ目の活用例として、表示形式をチェックしてみましょう。
入力は『=CELL(“format”、D2)』となりますね。

 

表示形式を調べるセル関数を書きました

 

カンマを使った表示形式としての結果が出ています。
結果の内容にもいろいろ試してみて見慣れておきましょう!

 

表示形式で表示されました。

 

検査の種類を『type』にしてセルにあるデータの種類を調べよう

最後3つ目として、入力されているデータの種類を確かめてみましょう!
入力は『=CELL(“type”、D2)』となりますね。

 

データの種類を調べるセル関数を書きました。

 

結果を見てみると『v』となっているので数値という事になります。

 

データの種類が分かりました。

 

Excelのセルの位置や入力のデータ形式などの情報を調べる【CELL】関数|【まとめ】

Excelのセルに関するいろいろな情報を調べる為の『CELL(セル)』関数について、使い方を紹介しましたが、どうでしょうか?書き方自体はそれほど難しくはないですが、検査の種類の指定が慣れていないと戸惑う部分が多いかなと思います。
コツについて改めて説明すると、

ここがポイント!

関数を書く時には、セルに関数を直接書き込む

という所ですね。
関数の挿入からの場合は、検査の種類の候補が表示されないので、覚えるまでは候補が表示される直接入力の方がやりやすいですね。
情報を調べる事によってIFとかと組み合わせて動きを変えてみたり出来るので、ぜひぜひ活用出来る様に覚えて行きましょうね。