今日ご紹介する関数は、Excelのデータベースから指定した条件に合うデータの標準偏差を計算するDSTDEV(ディー・スタンダード・ディビエーション)関数と、Excelのデータベースから条件に指定した数値の標準偏差を求める DSTDEVP(ディー・スタンダード・ディビエーション・ピー) 関数です!Excelのリストやテーブルから指定されたフィールドを検索して条件を満たすレコードの標準偏差を求めることができます。例えば、ここでは期末試験の試験結果から、男子だけの標準偏差を求めてみたいときなどに使える関数ですね。詳しく見てみましょう!
目次
標準偏差を求める関数①DSTDEV(ディー・スタンダード・ディビエーション)関数
Excel(エクセル)で標準偏差を求める関数の1つです。Excelの表やテーブルなどデータの集まりになっているデータベースの数値を使用して、条件に合った数値の標準偏差を計算する時に使用するのがDSTDEV(ディー・スタンダード・ディビエーション)関数です。この関数では標準偏差を求めたいフィールドを指定する事と、フィールドにある全てのデータではなく、氏名だったり、何点以上という条件だった李を指定して標準偏差を計算する事が出来ます。データベースの関数にはいくつか種類がありますが、フィールドや条件を指定して使用する物が多いので、条件の指定の仕方を覚えて、ほかの関数でも使える様にしておきましょう。
標準偏差を求める関数② DSTDEVP(ディー・スタンダード・ディビエーション・ピー) 関数
Excel(エクセル)で標準偏差を求める関数の1つです。Excelの表やテーブルなどデータの集まりになっているデータベースから条件に合った数値を母集団とした時の標準偏差を計算する DSTDEVP(ディー・スタンダード・ディビエーション・ピー) 関数です。前に説明したDSTDEV(ディー・スタンダード・ディビエーション)関数と母集団にする値が変わります。 DSTDEVP(ディー・スタンダード・ディビエーション・ピー) 関数の場合は動画の例のように『Aさんの数学』を条件としていますので、その数値が母集団となり標準偏差を求める事になります。 DSTDEV(ディー・スタンダード・ディビエーション) 関数の場合は数学全体の数値が母集団となって計算をするので、結果が少し変わる訳ですね。違いに気を付けて使い分けましょう。
データベース中の特定の条件に合ったデータの標準偏差を求める【DSTDEV】関数・【DSTDEVP】関数 まとめ
データベース関数のDSTDEVP(ディー・スタンダード・ディビエーション・ピー) 関数、DSTDEV(ディー・スタンダード・ディビエーション) 関数をご紹介しました!データベースの扱いもそうですが、統計関数の一つなのでデータの分析、解析、データサイエンスには必須の計算ができる関数ですね!標準偏差って最初は何だと思ったけど、実際には非常に重要なものなのだということが徐々にわかってきました!みなさんもぜひ使い方をマスターしてくださいね!