今日はExcelで複数に分かれる表をまとめて連続印刷する方法についてご紹介します。
Excelでシートごとに分かれている表を1シートずつ切り替えながら印刷すると完了まで大変時間が掛かってしまいますね。
そこで今回はExcelで複数のシートをつなげて両面印刷する方法をお伝えしていきます!覚えると作業が効率よく出来ますね♪
Excelで複数シートをまとめて印刷する方法
Excelで印刷するとき、複数シートをまとめて1回で印刷できたら便利ですよね。まずは複数のシートをまとめて印刷する方法からお伝えしていきます。
複数シートをまとめて処理するには、シート名をクリックして対象のシートを選択する必要があります。
少数のシートや離れているセルを複数選択したいときには、Ctrlキーを押しながらシート名をクリックし、「グループ化」します。
連続しているシートや一度に多くのシートを選ぶときには、選択したい範囲の最初をクリックし、キーボードのShiftキーを押しながら最後のシートを選択すると、複数のシートをまとめて選択することができます。
「ファイル」タブから「印刷」をクリックし、印刷プレビューを表示してみると、選択したシートの分だけ印刷プレビューが表示されていることが分かります。
Excelで複数シートをつなげて両面印刷する方法
次は、Excelで選択した複数シートをつなげて両面印刷するには、設定に少し工夫が必要です。早速やってみましょう。
まずは、CtrlキーもしくはShiftキーを使い、印刷したいシートを選択していきます。
シートが選択できたら、印刷の設定をしていきます。「ファイル」タブから「印刷」をクリックし、印刷プレビューを表示してみます。全部で5ページが印刷対象となっていることがわかりますね。
そうしたら、「片面印刷」と書いてある場所をクリックし、「両面印刷」に変更します。複数シートをまとめて印刷するとき、シートが違う場合はそれぞれに両面印刷の設定が必要になりますので注意してください。
Excelの「グループ化」について解説!
「グループ化」とは、Excelで複数のワークシートをまとめて操作できる機能で、操作したいシートがまとめて選択されている状態のことをいいます。
シートをグループ化していると、その状態で変更を加えた内容が選択しているセルすべてに反映されるので、複数シートの同じ場所のデータや書式を一括で変更したい場合に便利です。
シートの選択は、先ほどご紹介したように、「Ctrl」キーや「Shift」キーを使います。
グループ化は一括で書式や文字を変更できてとても便利な機能なのですが、グループ化がかかっていることを忘れて操作を続けると、同じ設定にする必要がないところも一緒に変更されてしまいます。必要な作業が終わったらすぐに解除しておくことをおすすめします。
まとめ
Excelで複数シートに分かれる表をまとめて連続印刷する方法についてご紹介してきましたがいかがでしたか。
今回お伝えしたExcelで複数のシートをつなげて片面印刷や両面印刷する方法は知っておくと作業効率がアップしますので今後のみなさまの業務に役立てれば幸いです。