Excel(エクセル)は統計などのデータ分析などで使われる事も多いですね。
今回は統計関数の中で誤差関数と言われる誤差を求める時に使われる『ERF(エラーファンクション)』『ERFC(エラーファンクションシー)』『ERF.PRECISE(エラーファンクションプリサイズ)』『ERFC.PRECISE(エラーファンクションシープリサイズ)』について紹介します。
統計の学習をした事がある人には誤差関数がどんな関数なのか知っていると思います。『ERF』を活用する事で実際に数値を計算する事が出来ます。この計算は普通にやると積分になるので慣れていないと難しいですよね。
新しいバージョンでのExcelの関数もありますのでどの様に活用して行くのかチェックして行きましょう!

Excelの『ERF』『ERF.PRECISE』の誤差関数について確認しよう

Excelでの説明の前に誤差関数がどの様な計算式になっているのかチェックしておきましょう!
因みに誤差関数の定義はこの様になっています。

ERFの関数式はこうなります

見慣れていないと難しいですね。この式はxの値をプラス方向の無限大に近づけていくと『1』になります。
マイナス方向の無限大にすると『-1』になります。
グラフにするとこんな感じですね。

ERFのグラフ

標本として抽出した値の誤差が指定した範囲内に収まる確率の事ですね。
詳しく話していくと統計の話になるので、興味がある方は調べてみて下さい

それぞれの関数の書き方をチェックしよう!

そうしたら『ERF』・『ERF.PRECISE』それぞれの書き方について確認をする事にしましょう。
関数式:『=ERF(下限、上限)』
関数式:『=ERF.PRECISE(Xの値)』
どちらも誤差の積分値を求める関数になります。
下の『ERF.PRECISE』が新しい方の関数になります。『下限』と『Xの値』はどちらも同じ意味になります。
上限に関しては指示しなくても大丈夫です。

『ERF』『ERF.PRECISE』で積分値を出してみよう!

それでは関数でそれぞれの値を出してみる事にしましょう!
今回は引数に書き込む数字は『-1』にしてみる事にします。
準備をしたらセルに式を書き込みましょう。『=ERF(B1)』になりますね。

ERF関数を書きました。

結果を見ると下限を『-1』にした時の積分値になる訳なんですね。

下限が1の誤差関数の積分値です

では同じ値を活用して『ERF.PRECISE』でもやってみましょう。
セルに『=ERF.PRECISE(B1)』を書き込みましょう!

ERF.PRECISE関数をかきました

出て来た結果を確認すると、さっきの内容と同じになっている訳ですね。
上限も指定したい時に『ERF』にすると言った感じで使い分けてみて下さいね。

ERFと同じ計算結果になっています

Excelの『ERFC』『ERFC.PRECISE』の誤差関数について確認しよう

さて名前が同じような誤差関数が出ていましたね。これも誤差を求める物になっています。
こっちの誤差関数の定義はこの様になっています。

ERFCの関数式です。

さっきとはグラフの形が違いますね。出て来る数値としては『1―誤差関数』」となりますね。
なのでこんなグラフになる訳ですね。

ERFC関数のグラフは1マイナス誤差関数です

それぞれの関数の書き方をチェックしよう!

では『ERFC』『ERFC.PRECISE』の書き方について確認をする事にしましょう。
関数式:『=ERFC(Xの値)』
関数式:『=ERFC.PRECISE(Xの値)』
どちらも同じになっていますね。この2つについては結果も同じ物が出てきますよ。
PRECISがついている方が新しいバージョンの関数の様ですが、今のところはどちらを活用しても大丈夫になっています

『ERFC』『ERFC.PRECISE』で積分値を出してみよう!

さっきと同じようにそれぞれの値を出してみる事にしましょう!
ここでも引数に書き込む数字は『-1』にしてみる事にします。
準備をしたらセルに式を書き込みましょう。『=ERFC(B1)』になりますね。

ERFC関数を書きました

結果が出ましたね。『1-誤差関数』の積分値になる訳なんですね。

1マイナス誤差関数の結果になります

では同じ値を活用して『ERFC.PRECISE』でもやってみましょう。
セルに『=ERFC.PRECISE(B1)』と書き込みましょう!

ERFC.PRECISE関数を書きました。

出て来た結果を確認すると、さっきの内容と同じになっている訳ですね。
なので同じ計算をしていることが分かります。

同じ様に1マイナス誤差関数の結果になりましたね。

Excelで誤差関数の積分値を計算する【ERF】【ERF.PRECISE】【ERFC】【ERFC.PRECISE】関数|【まとめ】

Excelの誤差関数を計算する時に使えるものとして『ERF(エラーファンクション)』『ERFC(エラーファンクションシー)』『ERF.PRECISE(エラーファンクションプリサイズ)』『ERFC.PRECISE(エラーファンクションシープリサイズ)』の書き方でした。同じ計算内容の関数になってたりするのでどっちがどの様な計算になるのかという部分に気を付けてくださいね。
統計用の関数はまだまだあります。使い方を覚えて行きましょうね。