Illustratorで質問の多い重要なポイントを説明します。なんとなく使っていた、という方もしっかり覚えて使いましょう。
下記のIllustratorでの考え方、操作を確認します。

  • 解像度の確認方法、適正解像度
  • グラデーションの色選びのコツ
  • ペンツールを使いこなすには何を意識すればよいか

操作方法はYoutubeで配信しています。記事の下部に貼っていますので、気になる方はご覧ください!

解像度っていくつにしたらいい?どうやって見る?

「解像度」について、なんとなくわかっているけど結局なんなのか?いくつにしておけばいいのか?
という質問は多いです。
この記事ではまず解像度についての理解の確認と、適正な解像度、Illustratorでの確認方法を知っていきます。

解像度とは?適正な解像度っていくつ?

解像度とは、ピクセル(四角い色の粒)からなる画像のピクセルの圧縮度を表す数値で、
画像のきめ細やかさ、画質の高さを表します。

テレビのCMや画質の表現では、「画素」という言葉を聞くこともあります。
「画素」がいわゆるピクセルです。何百万画素、というのはそれだけ色の粒が多く画質がいいですよということ。
4K、8Kという画質の規格も、解像度に関する規格です。

単位はppi(pixel per inch)で、1インチ(約2.5cm)にいくつピクセルがおさまるかという指標です。

ということは、解像度が多ければ多いほど画質は良くなる…
というわけではなく、用途によって適正な解像度があります。


web用:72ppi
印刷用:350〜200ppi

webは72ppiあれば十分といわれます。それ以上高い解像度はモニターが再現できず、データが重くなるだけで意味がありません。

一方印刷の場合はwebより高い解像度が必要です。
モニターで見て綺麗でも、印刷してみてあれ?雑な感じ…となることがあるので、解像度は確認するようにしましょう。

Illustratorでの解像度の確認

イラレで解像度を確認する方法です。

  1. ドキュメント情報パネル
  2. パネルメニューの「埋め込まれた画像」

これで、解像度がパネルに表示され確認できます。
ただし、Illustratorでは解像度は確認のみでパネルから直接編集はできません。
入稿用などの完成データには、Photoshopなどで実寸サイズで適正な解像度にしてから配置したほうが良いでしょう。

グラデーションの色の選び方のコツ

グラデーションを使いこなしたい!でも綺麗なグラデーションができない…という声も多いです。
デザインを垢抜けさせるには、グラデーションの色選びのコツを覚えましょう。

まず、色について基本になる3要素を知っておきましょう。

Hue(色相)赤、青、緑のような色味の違いの尺度。
Saturation(彩度)色の鮮やかさの尺度。 彩度は基本的に、色空間の中央軸からの距離のこと。無彩色では0となり、無彩色軸から離れると増分し、純色で最大となる。
Brightness(明度)色の明るさの尺度。明度が高い→明るい色、白に近づく、明度が低い→暗い色、黒に近づくということです。

この3つで定義される色をHSBカラーモデルと言います。

HSBカラーモデル
グラデーションを作成する際、この3要素のうちどれを意識するかで印象が変わります。

同一色相・彩度を変える

色相が同一なので落ち着いたイメージです。
純色のみできつい印象になってしまうときなど、彩度を下げることによって優しくなじませるような効果があります。

同一色相・明度を変える

こちらも安定して使いやすいグラデーションです。
明度を下げて暗くすることで、どっしりとした重厚感が増す印象です。

色相をずらす

今っぽいグラデーションには、色相をずらしたグラデーションが見られます。
どのくらいずらせばいいの?という時は、12色相環(上記画像参考)で考えた際に
1〜3位までの色相の差でおさめるとまとまりやすいです。
補色(色相環の反対側の配色)にすると、間の色がグレーっぽく濁りやすくなるため、使い方に注意です。

3色以上の多色グラデーション

3色以上のグラデーションを作成する際も、
色相環を意識して色相環を順番になぞるようなグラデーションにするとなめらかで安定した印象です。
色相環の順番をばらばらにしたグラデーション、色相環の距離が遠いグラデーションはカラフル・ポップな印象になります。

ペンツールをマスターするコツ

Illustrator初心者の方がつまづきやすい、そしてよく使う方でも苦手…という声の多いのがペンツールです。
紙にペンで書くのとは勝手が違い、
ベジェ曲線という、ベクトル(計算で描画される線。数学のグラフなどがイメージしやすい)で描画するために特殊な書き方をすることになります。
ベクトルには大事なメリットがあります。拡大縮小しても崩れないということです。
拡大・縮小するたびベジェ曲線が再計算されるので、
ベクトルでないビットマップ画像(ピクセルという色の粒の集まり。いわゆる画像や写真の形はほとんどこれ)を拡大したときに粒々が目立って崩れるようなことはなく
ずっと鮮明なままです。

さて、ペンツールをマスターするにはどうすればいいのか?練習方法やその時に意識することをまとめてみます。

練習方法
練習方法としては、簡単なキャラクターや文字をトレースしてみるのがいいでしょう。
ペンツールでは、アンカーをどこに打つのかが重要です。
みだりに多く打つのではなく、最小限におさえられると滑らかに描くことができます。
イメージとしては、弧を描くときの弧の始点・頂点・終点でアンカーを打つという感じです。

【Illustrator質問コーナー】解像度、グラデーション、ペンツールのコツ まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回の操作方法は、Youtubeで実際に説明していますのでぜひチェックしてください!
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