【医療事務を勉強している人必見!】調剤料と処方料の麻薬等加算についてお答えします!

投薬の算定で質問がある調剤料、処方量にある麻薬等加算について詳しくまとめていきます。麻薬・向精神薬・覚せい剤原料又は毒薬を処方していると調剤料と処方料の両方で麻薬等加算が算定できます。算定のポイントを確認し、漏れの無いように算定をし行きましょう。

調剤料の麻薬等加算

私は麻毒加算と昔教えていただきましたが、地域やその医療機関により呼び名は違っていることがあるのがこの加算です。麻薬・向精神薬・覚せい剤原料又は毒薬を調剤した場合に算定できます。外来の患者と入院の患者で点数を算定するルールが違っています。外来の場合は1処方につき、入院の場合は1日につき(朝、昼、夕で処方されてもまとめて1日に1回と考える)で算定します。
手書き算定をしていると、そもそも加算で算定をすること自体忘れてしまいがちなのですが、医事コンピュータを使用して算定している場合でも、麻薬・向精神薬・覚せい剤原料又は毒薬を調剤した薬剤を入力すると、加算点数自体が自動算定されてしまうので算定されてはいるけど、そもそもそのような加算があること自体を把握していない方も多いようです。すべての項目に対して加算点数の算定に難しさを感じる方が多いと思うのですが、加算点数は細かくルールが設定されており、その条件を満たしたときにしか算定できません。そのため、余計に難しく感じてしまったり、算定し忘れてしまったりすることがあると思います。常に加算点数の存在は意識し、どのような場面で算定が必要になるのか事前に確認をしておく必要があります。
こちらの麻薬・向精神薬・覚せい剤原料又は毒薬を調剤した麻薬等加算も、細かくルールがあるので注意が必要ですね。外来患者と入院患者で算定が違う。という項目はこちらを含め結構種類が多いので、把握するのは大変ですが重要な点数として覚えて頂ければと思います。

処方料の麻薬等加算

こちらも麻薬等加算という名称です。1処方につき算定し、外来の患者のみに算定できます。入院の場合は算定できない点に注意してください。加算の点数はもともと所定点数が算定されていないと、点数として算定することができないのですが、処方料はもとより外来患者しか算定することが出来ません。処方料自体の算定が外来患者のみなので、入院患者の算定はできません。そのため、この麻薬等加算も算定することができないという理屈になります。基本的に、コンピュータ算定を行っている場合は、この処方料や上記に記した調剤料自体も自動算定になっているため、薬剤算定については意識しないところで算定が出来ている場合がとても多いです。自動算定はとても便利で、算定し忘れを防ぐこともできるのですが、算定すべき点数の把握ができていなかったり、他の条件と併せたときに算定できないはずが、自動で入力されていたために消すのを忘れ、そのままになってしまっていた。という事も多々あります。コンピュータで自動算定されているから安心ではなく、より注意深く算定を意識して頂ければと思います。

注射薬剤の麻薬等加算

注射を実施した際にも麻薬・向精神薬・覚せい剤原料又は毒薬を調剤した薬剤を使用していれば、麻薬等加算を算定しなくてはなりません。処方された薬剤のみにかかわるものではないので覚えておきましょう。また、注射も同じく所定点数が算定できてこその加算点数になります。注射手技料がそもそも算定されていない場合には、加算点数も算定することが出来ません。例えば、「静脈内注射」「皮内皮下・筋肉注射」ですが、手技料は外来と入院では算定できる・できないがあります。そのため、外来患者の場合は手技料が算定できるので、麻薬・向精神薬・覚せい剤原料又は毒薬を調剤した薬剤を使用すれば、もちろん加算が算定できます。しかし、入院患者の場合は、こちらの手技料自体を算定することが出来ませんので、加算も算定できないという流れになります。点滴注射についても考え方は同じです。点滴注射の場合は、入院患者に手技料が算定できないのではなく、投与された薬剤の総量に関わります。「500ml」を超えるか超えないかで、点滴注射手技料の算定は変わってきますのでその時点で加算の事も考えなくてはなりません。加算点数は常に所定点数+αであることと、条件が合うのか合わないかという事を考えて算定しなくてはいけないという事になります。いろいろと注意しなくてはいけないポイントが多いので、混乱してしまいがちな加算点数ですが、手順を正しく理解して頂ければ算定することが出来ます。

加算点数について

今回の麻薬等加算だけではなく、加算点数が苦手という声は多く聞きます。医療事務の動画を配信している中でも、コメントなどで「加算苦手」「算定し忘れる」とコメントを頂きます。その理由は様々ありますが、多くはカルテを見ながら算定を行うため、カルテに直接記載されている見える内容については、分かりやすく算定しやすいという事になり、それ以外の見えない部分に対して加算につながってきます。そのため、「気づかずに算定するのを忘れてしまった」から「苦手」に変わっていくのではないかと思います。医師が記録するカルテは、基本的に診療を行った内容や、実施した内容のみを記載していきます。細かな部分までは記録しません。実際の現場ではもっと省略して書かれている場合もあります。なので、カルテを見て読み取ることができないと、実際は審査機関からレセプトが戻ってきたりするのです。こうした細かなルールが多く存在している医療算定なので、医療事務の求人が出ていても「有資格者」ではなく、「経験者優遇」の傾向が強いのも特徴の一つですね。経験のある方であれば、そうしたカルテの見方や算定のルールをしっかりと把握している即戦力として採用することができるので、忙しい医療の現場にはとても必要な人材になります。
かといって、未経験だからと言って医療事務の仕事に就くことができないというわけではなく、医療の現場は人手不足の事が多いです。最近では未経験者を採用してくれる病院もあります。医療事務だけではなく、やはり採用をする際には履歴書選考が主流になりますので、「未経験者で資格がない」よりは、「有資格者」が選ばれます。これから、医療の現場で仕事をしたいと考えている方は、大変な業務内容にはなりますがしっかりと資格を取得して、就職を目指して頂きたいと思います。そのために、このブログや動画が皆さんの参考になればうれしく思います。

医療事務は女性にとても人気のあるお仕事ですし、やりがいのあるお仕事だと思います。女性が多く働く現場なので、いろいろと働く女性をサポートしくれる病院も増えてきました。事務系のお仕事は、医療に関係なくとても人気のあるお仕事ですが、一つ自分が自信につながる資格を取得することで、できることは増えますし選べるお仕事も増えていきます。今、何かを頑張りたいけど、何に力を注いでいこうか悩んでいる方やどのような資格を取得することがプラスにつながるのか考えている。という方は、ぜひ一度ご相談頂きたいです。ソフトキャンパスでは、無料体験も実施致しておりますのでその中で担当者が詳細なお話を聞かせて頂き、皆様へアドバイスをお送りすることもできると思います。やりたいと思う事をお仕事にできるサポートが出来ればと思いますので、いつでもお問い合わせお待ちいたしております!