【医療事務を勉強している人必見!】皆さんからご質問頂いた内容にお答えしていきます!

医療事務の勉強をしているユーザーの皆様から頂きました質問にお答えいたします!
コメントやチャットで直接頂きました声で、算定できない処置についてのご質問がありましたので今回は処置項目について解説して参ります!

処置項目の算定について

算定する項目は、早見表に必ず所定点数が記載されています。早見表に掲載されている内容に基づき、算定を行っていくのですが中には算定できない項目もあります。
処置に限らず、条件によっては他の○○を算定しているから△△が算定できないなど、同時に算定できない項目もあるのですが、そもそも早見表に記載のない項目は算定できません。
カルテには確かに「浣腸」「吸入」「点鼻」など記載があるのに、算定しようとしても点数が見つからない!そうなんです。カルテには実施した内容として記録されていても、実際に算定できない項目もあるのです。医師がカルテに記載する内容は、その日に実施した内容を記録していきますので、そういった処置が行われたのは間違いありません。ですが、それがそのまま丸ごと算定できるかと言われるとそうではありません。医療行為というのは、当たり前ですが、医師の資格を持ち認められた人が行うものです。ですが、中には病院に行って医師の手で行わなくても、自分でできてしまう医療行為もあります。例えば「点眼」「点鼻」などという行為は自分で薬局に薬を買いに行き、自分で行うことが出来ます。そうした簡単な処置。と言われる医療行為が行われた場合、これは医師ではなくてもできる簡単な処置という事で、早見表に点数が記載されていません。そのため、算定が出来ないという事になります。特にコンピュータ算定をしている方は、ある程度入力をすれば項目が選択できるようになっていて、算定ができるようになっているため入力しても出てこない。という時点でちょっとしたパニックになるようです。コンピュータで入力しようとしても出てこないという事は、操作の仕方が間違っているか、早見表にない点数かのどちらかになります。そんな時はひとまず落ち着いて必ず早見表を確認しましょう。処置項目の最初のページ、通則にその旨の記載があります。隅々まで確認をすることで正しい算定のルールが理解できます。

浣腸の種類

算定できない項目の中に「浣腸」があります。一般的に浣腸薬なども薬局に行って購入し、自分自身で行う事が出来るため算定することが出来ません。早見表にも記載がありません。ですが、浣腸も種類があり「高位浣腸」と言われる種類は、早見表に記載があるので、算定をすることが出来ます。ただし、こちらもある条件が満たされると算定することが出来ませんので、画像診断と一緒に記載がある場合は要注意です!どんな時に算定が出来なくなるかというと、画像診断を行う前に腸内を整えるため浣腸を前処置として実施する場合があります。その際に「高位浣腸」とカルテに記載されていることがあります。通常であれば処置項目として早見表に記載がありますので、算定を行うのですが画像診断を行う前に「高位浣腸」を行った場合は、画像診断の一連の処理として含まれるため算定が出来なくなります。この内容ももちろん、早見表に記載があります。きちんと隅々まで早見表を確認していれば分かる内容になります。ちょっと難しいのは、やはり欄外に記載がされているので、見逃しやすいという点です。文章を読むのが面倒くさくなるとどうしても他の部分を流し読みしてしまいがちで、見逃してしまいがちです。大切な算定ポイントほど欄外に記載がありますので、ぜひチェックしてください!

薬剤料・保険医療材料の算定について

これまでにも算定できない項目はいろいろありましたが、処置項目も所定点数が算定できない場合、その行為に使用された薬剤料や保険医療材料料は算定することが出来ます。理解が中途半端だと関わったすべてを算定しなくていいと間違った覚え方になってしまいますので、注意が必要です。処置料などの所定点数は算定できなくても、薬剤・保険医療材料は算定しましょう。また、薬などを算定するのは分かっているけど、別な区分番号で算定してしまう。という事もよく見かけます。試験の合否にはもちろんですが、区分が適当だったり、間違っていれば減点になります。例えば、処置の項目で使用した薬なのに、処置料が算定できないからと言って、内服薬や外用薬で算定してしまったりすれば、それは区分が違うという事で、点数が減点される対象になります。必ず使用された項目・区分で算定を行うようにしましょう。

同一日算定できない処置

処置項目はとても種類が多く、医療行為として1日に数項目を行うこともあります。この場合もやはり、カルテには実施した内容として記録されます。ですので、見ただけで判断しすべてを算定してしまうと大変な結果になってしまいます。基本的にカルテ通りに算定すると誤りがたくさん出てしまう。と認識して頂ければと思います。常に疑って算定。というわけではありませんが、本当にこれはそのまま算定してしまっていいのか?という疑問を持って算定していきましょう。この同一日に算定できないという項目も、早見表の欄外に必ず記載がされています。すべての項目ではないのですが、やはり一連の治療の中でこうした処置項目が数個続く場合があります。その場合は、同等の処置内容として「主たる点数のみ算定」になります。この「主たる点数のみ算定」というのは、その中で一番点数が高い項目だけ算定するという意味になります。ですので、早見表で確認し点数を見比べて一番高い点数だけを算定します。処置の中にはこうした算定を行う項目も多く、カルテに記載されているままに算定してしまうと後から大変なことになってしまいます。点数を正しく算定するためには、こうした細かなチェックが重要になります。そして、繰り返しにはなりますが、こうした細かい算定ルールこそ、欄外の細かな部分にかかれていたりするので、視野を広げてしっかりと確認してください。今のうちにきちんと確認する癖をつけておけば、試験の時はもちろん、お仕事に就いた時に実践スキルとして活かすことが出来ます。

処置項目は医療行為を行う上で、とても範囲が広く算定項目の種類も多いです。ですので、練習をしていても、過去問題を見ていても確かに同じような項目は出てきますが、それだけではありません。毎回違う項目がカルテに記載されているし、新たな発見も出てきますね。その都度早見表を見て確認をしなくてはなりませんが、それが医療事務のお仕事です。現在、医療の現場はほぼコンピュータでの作業になります。一部手書きレセプトを実施している診療所などもあるかもしれませんが、効率よく業務を回していくには、やはりパソコン操作が必要になります。昔は、すべてが手書きでしたので診療が終わった後も計算をするために時間がかかり、会計まで時間がかかるというイメージでしたが、今ではコンピュータの導入でスムーズに進むようになりました。コンピュータ算定でも大変だ。と感じる方は多いと思いますが、ITの進化により医療事務さんのお仕事が劇的に早くなりましたので、お勉強をされている方は、今を乗り越えれば楽になっていく。と考えて頑張って頂きたいと思います。