ローマ🄬時を変換する

Excelの関数で小文字や大文字に変換!PROPER・UPPER・LOWER

Excel(エクセル)に書いた半角英字と全角英字を操作出来る関数をご存知ですか?ローマ字を変換の動作が出来る関数ですね。大文字や小文字を変えたいという場合に利用出来る物に、【UPPER】・【PROPER】・【LOWER】というのがあります。これらを使用出来るとローマ字入力しないといけないデータを簡単に変更出来て、扱いやすくなる事も有る訳ですね。例えば

  • 氏名をローマ字で記入する時に、全て小文字で入れてしまった
  • 小文字で書きたい所が大文字で書かれてしまっている
  • 関数名を小文字で書いてしまったが、実は大文字だった

と言った事があり得る訳ですね。そんな時に使えるのが、【PROPER】・【LOWER】・【UPPER】になる訳ですね。今回はこれらの関数について、使用方を紹介します。3つとも使い方はとっても簡単!使い分けが大切なのでしっかりと覚えて行きましょうね。

【PROPER】・【LOWER】・【UPPER】の説明は動画もチェック↓↓

 

 

 

【PROPER】・【LOWER】・【UPPER】の記入方法を覚えよう

それぞれの関数について、引数と使用法について説明します。

PROPERの関数の記入法と使用法

『=PROPER(文字列)』

  • 文字列の最初の文字を大文字に変換出来ます
  • 半角、全角どちらの記入であっても大丈夫です
  • 引数が日本語の場合は何も変更出来ません

英語は初めに大文字で書かないといけませんね。そんな時に利用出来るのが【PROPER】です。ローマ字の先頭の文字を大文字に変更させてくれます。先頭かどうかを、スペースで判断し、スペースの後ろの文字が大文字になります。

LOWERの関数の記入方法と使用法

『=LOWER(文字列)』

  • ローマ字文字列を全て小文字に変換出来ます
  • 半角、全角どちらでも変更対象になります
  • 引数が日本語の場合は何も変更出来ません

ローマ字で書かれている文字を全て小文字に変換させるのが【LOWER】です。始まりの文字などは気にしません。大文字、小文字が不規則に記入されている文字でも変更可能です。

UPPERの関数の記入方法と使用法

『=UPPER(文字列)』

  • ローマ字の文字列を全て大文字に変換出来ます
  • この関数も半角、全角どちらも変更対象になります
  • 引数が日本語の場合は何も変更しません

ローマ字の文字列を全て大文字に変換したい時には【UPPER】を利用します。大文字、小文字が混在させている文字列でも変更の対象になります。

3つの関数を使用させ文字の変換をさせてみよう!

ローマ字で書いたExcelのデータを用意しました。わざと大文字と小文字を混在させています。見にくいデータになっていますね。今回の3つの式を使って文字列を変更させてみましょう!!

 

大文字と小文字が混在しています

 

PROPERを活用!ローマ字の最初の部分を大文字に変える!

初めにPROPERを使って、先頭の文字が大文字、他は小文字になる様に変えてみましょう!

1.結果を出させたい所に『=PROPER(』を書きましょう。

 

PROPERを書きました。

 

2.変更したい文字を選択します。引数に直接文字列を書き込んで指定させても動きます

 

文字を選択します

 

3.関数を決定させて結果を見てみましょう。スペースの後ろの文字が大文字になった事が分かりますね。

 

先頭が大文字になりました

 

LOWERを活用!全てのローマ字を小文字に変更させる!

2番目に全て小文字にするLOWERを利用する事で変換させてみましょう!引数の指定の仕方はPROPERと同じ様になります。

 

小文字にしてみましょう

 

1.結果を出させたいセルの場所に『=LOWER(』を書き込みましょう

 

ロウワー関数を書きました。

 

2.PROPERと同様に変更したい文字を選択します。こちらも引数に直接文字列を書き込んで指定させても動きます

 

ローマ字を選択します

 

3.関数を決定させて結果を見てみましょう。これで全て小文字に変える事が出来ました。

 

全て小文字になりました。

 

UPPERを活用!ローマ字全てを大文字に変更させてみよう!

3つ目にUPPERを利用する事でローマ字が大文字になる様にやってみましょう!
引数の指定はこれまでの2つの関数と同様になります。

 

大文字に変えてみます

 

1.結果を出させたい所に『=UPPER(』を書きましょう。

 

アッパー関数を書きました。

 

2.これまで同様に、変更したい文字列を選びます。引数に直接文字列を書き込んで指定させても動きます

 

ローマ字を選択しました。

 

3.関数を決定させて結果を見てみましょう。全て大文字に変換出来ました。

 

大文字に変換できました。

 

ローマ字を小文字や大文字に変換!Excelで文字を操作しよう|『まとめ』

Excelに書いたローマ字を操作出来る関数を3つ、【PROPER】・【LOWER】・【UPPER】の使い方を紹介しました。小文字なのか大文字なのかどの様にしたいのかによって使い分けが大切でしたね。
使用法をまとめると

  • UPPERは、引数のローマ字を全て大文字に変更出来る
  • LOWERは、引数の文字を全て小文字に変換出来る
  • PROPERは、引数の文字を、スペースの後ろの文字を大文字、他を小文字に変更出来る
  • それぞれの関数の引数にはローマ字を指定する

といった所になります。
分かりやすい様に今回Excelに書いた文字は大文字、小文字が混在した状態にさせてみました。実際にはこんな書き方はしないと思いますが・・・・ただ、そんな状態でもしっかり変更出来る事が分かりましたね。あとはどんな時にどれを利用するのか使い分けが大切になります。関数の書き方は3つとも同じなのでセットで覚えてしまって使いこなして行きましょう!