Excelでセル内に入力した数値と計算した数値が一致しているのか、それともどこか違うのかを一つ一つ手作業で調べるのは大変です。
また、データの量が500以上あるような場合の再計算のし直しも手間がかかってしまいます。

そこで、Excelのセル内の数値が一致しているか、【DELTA(デルタ)関数】を使って調べてみることができます。もちろん、『各テストの合計点数』と『各テストの点数を合わせたもの』を比べて、数値が一緒なのか調べることもできます。

また、DELTA関数は、数学者:レオポルド・クロネッカーの名前から取って『クロネッカーのデルタ関数』とも呼ばれていますよ。

DELTA関数=『クロネッカーのデルタ関数』とは?

DELTA関数の詳しいお話に入る前に、『クロネッカーのデルタ関数』について、ちょっとお話していこうと思います。詳しくお話すると数学の微分・積分の内容になるので、どういったものかだけ…ですが。

上の図のように表され、「同じ数値なら1が表示」され、「別の数字ならば0が表示」されます。

つまり、「i」や「j」に入る数字が「i=j」であれば、「1」になるというわけです。
同じ数字でなければいけないため、「i ≠ j 」の場合は、違う数字が入っているため「0」になります。

そのため、「セル内の数値が一致するのかを調べる関数が【DELTA関数】」になります。

セル内の値(数値)が一緒か確かめるDELTA関数とは?

では、DELTA関数は「セル内の数値が一緒」なのかを、どのようにして調べるのか見ていこうと思います。入力された数字同士でもできますし、入力されてた数値と計算式・関数式などでも比べることができます。

数式の結果は、クロネッカーのデルタ関数でもご紹介しましたが、数字が一緒ならば「1」を。違う場合は「0」を表示させます。

それでは、DELTA関数の関数式の作り方と使い方を見ていきましょう!

DELTA関数の書き方を見てみましょう

DELTA関数の作り方は、基本的にそんなに難しくありません。「調べたい数値」と「比べたい数値」を利用して作っていきます。

『関数式:=DELTA(数値1,数値2)』

数値1は必ず入力が必要。数値2は省略可能です。ただし「0」としてみなされるので、一緒か調べたい人は、必ず数値を入れましょう。

DELTA関数を使ってみよう!

それでは、DELTA関数を使っていこうと思います。
今回使用する表には、あらかじめ「入力1」と「入力2」に数値が入っています。この数値同士が一緒なのか確かめてきます。

セル番号:C3に『関数式:=DELTA(A2,B2)』と入れて、Enterで確定すると…。

入力1と入力2の数値が一緒のため「1」が表示されました。
では他の入力値では違いが出るのか、オートフィルをして見ていきます。すると…。

今回はわかりやすいように条件付き書式で色を付けていますが、C5とC8、C11に「0」が表示されました。入力1と入力2の数値が違うということになりますね!

Excelでセル内の数値が一緒か確かめる【DELTA関数】|まとめ

ここまで、Excelでセル内の数値が一緒か確かめる【DELTA関数】をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?

同じ数値を入力する必要がある場合、人間なのでまちがえてしまうこともあります。また、何度か例に出していますが、テストの各点数の合計と、合計の出しているセルの数値が同じはずなのに、違う場合があったりするときに、【DELTA関数】を利用すると、同じ数字なのか、違う数字なのかが調べられ、わかりやすいようになります。

…ちなみに、今回はもともと入力されている数値で調べて見ましたが、数値1・数値2に、四則演算や関数を入れて調べることもできますので、いろいろな数値同士で調べてみてくださいね!