Excelで複数の条件で並び替える際のポイントを解説

今日はExcelで複数の条件でデータを並び替える際のポイントを解説します。
Excelでデータを並び替えるには「昇順」「降順」があり、ここでは複数の列や行を並び替える場合の設定方法をご紹介していきますね。では早速見ていきましょう!

複数の条件で並び替える場合は?

条件が1つだけであれば並べ替えは簡単ですが、並び替えたい条件が複数ある場合は、ダイアログボックスを使って並べ替えを行います。

  1. 並べ替えたい表の中のセルを選択 ※表の中のセルであればどこでもOK
  2. 【ホーム】タブの中にある「ユーザー設定の並べ替え」をクリック
  3. 「最優先されるキー」と「順序」で並び替えの条件を指定
  4. 2つ目以降の条件は「レベルの追加」で指定
  5. すべての条件が設定できたらOKを押す

これが、複数条件がある場合の並び替え機能の設定方法です。

SORTBY関数で複数指定で並び替える方法

複数条件がある並び替えは「SORTBY」関数を使って簡単にできる方法もあります。

SORTBY関数は、複数のデータを基準に並べ替え、別の場所に並べ替え結果を抽出できる関数です。※現状はOffice365しか使えないので注意!

まずは並び替えをする場所を選択し、「=SORTBY」と関数名を入力した後、引数を入力していきます。

  1. 配列:表全体など、並べ替えるデータの範囲を指定します。
  2. 基準配列:並べ替えの基準にする範囲を選択
  3. 並べ替え順序:並べ替えの順序を指定します。※昇順なら「1」、降順なら「-1」

全ての条件を設定したら「OK」を押すと、SORTBY関数が挿入され、結果が入力されます。この関数では「スピル」と呼ばれる機能が働くため、1つ入力すると、隣接するセルの範囲を認識して縦横最後まで関数を入力してくれます。しかも、書式も一緒に反映されますので便利ですね。

まとめ

Excelで複数の条件で並び替える際のポイントを解説してきました。
今回は複数の条件で並び替える方法と関数で並び替える方法をお伝えしてきましたが、ご理解いただけましたか。
こちらも覚えると本当に便利なのでしっかりと復習することをおすすめします。