Excelでシートのグループ化設定・解除する方法

今回は、Excelで複数シートをまとめて編集するために便利な、シートのグループ化の操作方法についてご紹介していきます。
エクセルのデータの共通部分に変更があった場合に、同じ内容のデータならなんとかまとめてできないか?と思うことがあるかもしれません。
シートのグループ化が使えると、複数シートのデータの変更や書式変更を同時に行うことができます。便利な機能なので使えるようになることをおすすめします!

Excelのワークシートをグループ化する方法

早速、Excelでワークシートをグループ化する方法をみていきましょう。
シートのグループ化とは、Excelで複数のワークシートのデータや書式などを同時に変更できる機能で、月ごとの売上集計表のように、1つのシートをひな型のようにして、翌月以降の分はシートをコピーして使っている場合はまとめて編集ができて便利ですね。
シートをグループ化するには、まとめて編集したいシートを選択するだけです。シートを選択するには2通りの方法があります。

  1. 対象のシートが離れている場合:Ctrlキーを押しながらグループ化するシートをクリック
  2. 対象のシートが連続している場合:最初のシートをクリック→最後のシートをShiftキーを押しながらクリック

これだけで簡単にシートをグループ化することができます。グループ化したシート内で必要な変更をすれば、まとめて編集ができます。

Excelのワークシートのグループを解除する方法

Excelワークシートをグループ化して必要な編集が終わったら、グループ化を解除しておかないと意図しないところで一括編集となってしまう場合がありますので、作業グループ解除の方法も学んでおきましょう。
ワークシートのグループ化を解除するには、

  1. 選択されている任意のシート見出しを右クリック→「作業グループ解除」
  2. 一部のシートをグループ化している場合は他のシート見出しをクリックして選択

の2つの方法があります。

まとめ

今回は、Excelでワークシートをまとめて編集するために必要な機能である、「グループ化」を設定する方法、グループ化の設定を解除する方法をご紹介しました。

必要がないときはこまめにグループ化を解除しないと、意図しない一括編集がされてしまう可能性がありますので注意が必要ですが、とても簡単に設定できますので、シートを1つずつ編集ではなく、グループ化を使ってまとめて編集ができるようにしましょう!