キーボードの一番上のFキー(ファンクションキー)を使った事はありますか?『F1』から『F12』まで並んでいますが、この『F』のキーにはそれぞれ機能が割り当てられています。しかしFキーが使えない・使った事がないという人も意外と多かったりしています。『F』が使えないという人の声には、『機能を調べたが、押してもFキーが使えない。違う動きになる』という内容が多かったりします。Fキーを使った事がないという人の声では『機能が分からないから怖くてFキーを使えない』という内容が多いですね。
今回はF(ファンクションキー)に割り当ての確認をして機能を使える様に紹介してみます。
目次
キーボードの上にあるF(ファンクションキー)【F1~F12】は何に使う?
今回のFキー(ファンクションキー)はキーボードの一番上にある『F1』から『F12』まであるキーになります。またキーボードの左下か右下には『Fn』と書かれたキーもありますが、これもファンクションキーと呼びます。Fキーを使う時にFnキーも大事になるので、こちらは後で紹介しますね。
Fキーの機能は、使っているソフトによって動きが違います。『F』キーが違う動きをすると感じる原因の1つですね。今回はよく使われるFキーに割り当てられている機能を紹介します。
Fキー(F1からF12)の機能を使ってみよう!
F(ファンクションキー)の機能について確認をしましょう。使うソフトや場面と一緒に見てみましょう。
『F』キー | 機能 | 使用アプリケーション |
---|---|---|
F1 | ヘルプを表示 | 使っているソフトのヘルプが出る |
F2 | ファイルやフォルダのアイコンの名前の変更 | Windowsのデスクトップアイコンなど |
F3 | 検索 | Webブラウザ |
F4 | 操作の繰り返しなど | Office系ソフト |
F5 | ブラウザの更新 | Webブラウザ |
F6 | ひらがなに変換 | 文字入力時 |
F7 | カタカナに変換 | 文字入力時 |
F8 | 半角カタカナに変換 | 文字入力時 |
F9 | 全角アルファベットに変換 | 文字入力時 |
F10 | 半角アルファベットに変換 | 文字入力時 |
F11 | ウィンドウの全画面表示 | Webブラウザ使用時 |
F12 | 名前を付けて保存 | Officeソフトのみ |
それぞれの『Fキー』について機能はこんな感じになっています。アプリケーションや状況によって機能が変わってくる部分があるので気を付けないといけません。
例えば
・WordやExcelで『F5』は『ジャンプ機能』
・『F4』はExcelで関数や計算式を作っている時には『絶対参照・相対参照の設定』
・WordやExcelで『F12』は『名前を付けて保存』
といった感じです。『F4』は同じExcelでも計算をしている時と、そうじゃない時で動きが違うという事になるので気を付けておきたいですね。
Fn(エフエヌキー)は何?Fの機能の切り替え方
キーボードの下の段の左側の方か右側の方には『Fn』と書かれたキーがあります。キーボードの種類によって右か左かどちらかが変わります。この『Fn』もファンクションキーになります。しかしキーボードの上にあるFのキーと同じ言い方になるので、『Fn』の方をエフエヌキーと言ったりファンキーと言ったりします。
『F』のキーには『F1』とかの表示の他に、スピーカーっぽいマークや、ランプのようなマークがついています。画面の明るさや音量を調節したりする機能が付いているんです。これを使いたい時に『Fnキー』を押しながら『Fキー』を押すと出来る様になるんですね。Fキーにどんな機能が付いているかはキーボードによって違うので、書かれているマークを確認して使う様にしましょう。
Fnキーで機能のロックと解除を切り替えよう
『F』には違う機能がついていますが、これらは『Fn』キーを使って切り替える事が出来ます。
基本的に、『Fnキー』を押さずにFキーを使った場合は、Windowsであれば初めに書いた機能(ヘルプ機能、ローマ字に返還など)が使われます。MACであれば後に書いた機能(画面の明るさ、音量の調整など)が使われます。
わざわざ『Fn』キーを押しながら『F』操作をするのがめんどくさいという場合は、『Fn』キーを押しっぱなしにした状態に切り替える事が出来ます。キーボードにもよりますが、Windowsの場合は『Fn』+『esc』(Fnキーを押しながらescキーを押す)と操作すれば切り替えられます。キーボードにFnと書いた鍵のマークがついているキーで切り替える訳ですが、大体は『escキー』に書かれているのでこの様な操作になります。
MACの場合は、キーボードにその様なマークはありません。システムの設定から行きましょう。
『アップルマークをクリック』→『システム環境設定』→『キーボードとマウス』→『すべてのキーを標準のファンクションキーとして使用するにチェックを入れる』
という流れで設定が可能となっております。
使い方がやりやすい方法に切り替えてみてくださいね。
キーボードのF(ファンクションキー)の設定・使い方|【まとめ】
キーボードの上部にあるF(ファンクション)キーの機能の内容と切り替え方法について紹介しました。文字の変換以外にも便利な機能がたくさんある訳ですね。
使っているソフトによって機能が違うというのが扱いにくい所かもしれませんが、実際に操作をしてみると楽になる事も多くあります。また、『Fn』で機能が切り替わるというのもFキーを使って行く時に覚えておきたい特徴になります。自分のやりたい事が効率よく出来るように機能を見つけて行きましょう!