PC(パソコン)の動きが急に遅くなってみたり、パソコンの反応が遅くなったりという事を経験している人も多いと思います。
そんな時どの様に対処していますか?焦ってパソコンの電源を切ったり、カスタマーサポートに連絡したくなってしまったりするのが初心者の方ではよく出てきます。でもそれでは解決しない事もある訳ですね。
今回は動きが悪くなった時の対処の方法について、やっておきたい事を紹介します。
目次
パソコンの動きが悪いのは何が原因でしょうか?
対処をする前にどうして動きが悪くなるのかという事を分かっておくと対処がしやすくなります。
原因として考えられるのは、データがたくさん入っている、たくさんのアプリが動いている、データを探すのに時間がかかる状況になっている、という事などが考えられます。もちろんこれだけではありませんが。
しかし、上記に挙げた内容を解消する事が出来れば動きが元に戻る可能性があります。今回はこれらの解消の仕方について確認をしていきましょう!
動きが遅くなる原因の解消をしていこう!
それでは具体的にどんな事をして行けばいいのか解消法と操作方法について確認をしていきましょう。
実際に操作をする時にパターンを覚えると対応がしやすくなりますよ。
【WindowsUpdate】を忘れずにしよう!
動きが悪い時にはアップデートしないといけない物が、アップデートされていないからという事も考えられます。Windowsの場合は自動的にアップデートがされる様に初期設定ではなっていたりしますが、されないままになる事がたまにあります。そのままにしているとパソコンの動きに影響があったりする事があるので、アップデートはしておいた方がいいですね。
手動でアップデートする時は下記の通り
『Windowsメニュー』→『設定』→『更新とセキュリティ』→『WindowsUpdate』
【バックグラウンドアプリ】を止めよう!
バックグラウンドアプリは、操作しているアプリとは別に裏側で動いているアプリケーションになります。WordやExcel、インターネットなど同時に使用しているとバックグラウンドで動いているアプリケーションが増えますね。これが増えるとパソコンに負荷がかかり遅くなったりします。また、見た目には分からないけれども動いているアプリケーションソフトもあります。その場合は、自分で止めないといけなかったりします。止め方を覚えておきましょう。
バックグラウンドアプリを止めるには
『Windowsメニュー』→『設定』→『プライバシー』→『バックグラウンドアプリ』
不要なアプリを『オフ』にする
【デフラグ】をやってデータを整理しよう!
データを保存しておく物には『HD(ハードディスク)』がありますね。この『HD』の中身には鉄の円盤が入っていて、データを書き込むという事をしています。データを保存したり、削除をしたりすると、データが断片化された状態になります。それを整理するのが『デフラグ』です。
イメージでいえば、例えば、広い部屋に散らばったトランプの中から決まったカードを見つけるよりも、机に置かれたトランプからカードを探す方が楽ですよね。トランプがデータだとすれば、広い部屋に散らばった状態になっている物を整理して、机の上など、決まった範囲にデータを置くという操作が『デフラグ』という感じですね。
デフラグは定期的に行われる様に初期設定されていますが、動きが悪い時に試してみるのもありです。
『デフラグ』の仕方は以下の通りです
『エクスプローラ』→『PC』→『Cドライブを右クリック』→『プロパティ』→『ツールタブ』→『デフラグ』
パソコンの動きが遅い時はどう対処する?|【まとめ】
パソコンの動きが悪くなった時に試してみたい内容について紹介しました。ただ今回紹介したのはほんの一部になります。その他にも試してみた方がいい事がたくさんある訳ですね。例えば
- 『メインメモリの容量を増やす』
- 『HDD(ハードディスクドライブ)からSSD(ソリッドステートドライブ)に変える』
などですね。SSDは電気的にデータを保存するので、HDDよりも軽く、動きが高速です。パソコンの起動スピードもだいぶ変わって来るので変更してみるのもありですね。
調べてみるといろいろあるので試してみるのもおすすめです。