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【2021年版】webデザイナーが派遣で働く7つのメリットと3つのデメリット

派遣社員は、非正規雇用だから「不安定」というイメージがありますが、webデザイナーの場合は実務経験や実績が評価される職種であるため必ずしも「不安定」になるとは限りません。

正社員をやめて、派遣社員となり柔軟な働き方ができるうえ収入がアップした人も多く存在します。派遣の働き方の特徴から7つのメリットと3つのデメリットの解説します。

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webデザイナーは派遣が働きやすい!って本当?

メリットデメリット

派遣という働き方の基礎知識

交通費はでないの?

派遣とは、労働者は派遣会社(派遣元)と雇用契約を結びます。
雇用主は派遣会社となりますので賃金の決定、給料の支払い、社会保険、労働条件明示、健康診断は派遣元が管理することになります。
就業先(派遣先)では、業務遂行上のための指示、労働時間、休憩時間、休日等の指示を受けます。

2020年4月に派遣法改定により、派遣社員でも原則は交通費が出るようになりました。
もちろん有休もあります。

派遣会社の仕事は決まりやすい?

派遣会社に先に登録して希望条件にあった仕事を探してもらう方法と応募したい仕事見つけてから、担当している派遣会社を通して応募する方法があります。

いずれにしても派遣会社に登録はする必要がありますので、少し面倒に感じるかもしれません。しかし、1度登録してしまえば各々のスキルとキャリアをもとに企業とのマッチングを行った上で顔合わせ(面談)までセッティングしてくれます。

顔合わせ際は、派遣会社でプロフェッショナルなスキルシートを作成してくれるので心強いですし、個人で履歴書・職務経歴書を用意する必要がないこともメリットといえるでしょう。

顔合わせの段階まで進んだ場合、仕事はかなり決まりやすいといえます。

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🔸派遣で働く7つのメリット

 webデザイナーが派遣という働き方がおすすめできるその理由ついて解説していきます。

OK work

1.大手で働けるチャンスが多い

派遣は圧倒的に大手企業に入りやすい。
Webデザインに携わる、未経験からハイキャリア向けの幅広い求人があります。
大手企業は、職場環境や周辺環境にも恵まれていることが多く、主要駅に近いところにオフィスがあるので通勤も便利です。

都心から離れた環境で駅からすこし歩くも場合もありますが大手企業なら敷地内にコンビニ、カフェがあり、社員食堂も充実しています。
社員食堂の中に有名チェーン店が入っていたり、フェアがあったりとまるでフードコートのような食堂があるのは大手ならではの魅力です。

2.社会保険に加入できる

派遣社員は社会保険に加入できます。一定の条件さえ満たしていれば、社会保険料の半分を派遣会社で負担してくれます。

【長期就業予定の加入条件】

  • 週間の所定労働時間:30時間以上
  • 契約期間2ヶ月以上

【短時就業予定の加入条件】

  • 1週間の所定労働時間:20時間以上
  • 契約期間1年以上を見込んでいる
  • 月額賃金8万8,000円以上

特にアルバイトから、社会保険に入ることができる派遣に切り替えるメリットは大きいですね。
また、大手の派遣会社なら福利厚生も充実しており、正社員同等のサービスが受けられることもあります。

3.未経験でも見つけやすい

未経験のWebデザイナーの場合は派遣のほうがハードルが下がり、仕事が見つけやすいです。
派遣会社では実務経験がある人のデザイナーの求人だけではなく、Webデザインに関連する一部の経験や知識でも仕事を探してもらえる可能性が高いです。

「簡単な修正や更新作業から入り、ゆくゆくはコーディングまでお願いします」、「主にWebデザイナーのアシスタントをお願いします」や「Phoshopとエクセルが使ったことがあればOK」などさまざまな案件を取り扱っているからです。
未経験でも作品(ポートフォリオ)を提出できるなら、最初からデザイナーとして仕事を任せてもらえる場合もあります。

4.ライフスタイルに合わせた働き方ができる

事前に派遣会社に勤務時間や勤務地等の希望を伝えた上で企業とのマッチングをしてもらえるので、ライフスタイルに合った仕事を紹介してもらえます。週3・4日や短時間勤務の案件はもちろん、短期、期間限定も可能です。

特にWEBデザイナーの場合はクラウドソージングなどを利用した在宅勤務、テレワークの案件も多数あります。また扶養範囲で働きたいなど、育児・家事を両立させるための選択枠が広がります。

5.残業代は必ずもらえる

派遣は、サービス残業はありません
一般的なWebデザイナーの求人では一定時間の残業代が基本給に含まれていることがありますが、派遣会社では5分単位で計算してくれることが多く残業代が必ず支払われます。

残業代も1日8時間、週40時間を超えて働く場合は通常の25%以上割増で賃金を支払うことが派遣法で義務付けられています。

例えば、時給1800円だと2250円になるので余裕のあるときはむしろ残業したくなるかもしれません。特に残業ができるデザイナーは、正社員のときよりも派遣社員になった方が年収が上がったという人も少なくありません。

6.契約内容以外の仕事はしなくてよい

正社員やアルバイトだと、メイン業務以外の雑務などをお願いされることもあり、煩わしく感じることもあると思います。まして入社したばかりだと雑用や雑務をお願いされた場合は断わりずらいですよね。

しかし、そんな心配は無用です。

派遣社員は原則として契約で定められた範囲の業務を行うだけで、逆に契約以外のことをしてもいけません。契約以上の仕事をうける場合は派遣会社の専任者に相談し、時給アップの交渉もできます。集中して仕事に取り組みたい人には最大のメリットかもしれません。

7.派遣先での悩みを相談できる

勤務を開始してからも仕事内容・職場環境について派遣会社の専任担当者に相談できるのも大きなメリットです。

事前に話していた契約内容、現場の作業内容や職場環境が違うなどの困りごとは専任担当者に相談して改善してもらうことができます。

人間関係などの悩みも派遣先である職場の人にばれることはないので、周りの目を気にすることなく安心して相談できます。

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🔹派遣で働く3つのデメリット!

 正社員と比較した派遣で働くデメリットを大きく3つに分けて解説します。

1.休日が多いと収入が減ってしまう

給料が時間給となるので、出勤日数が減れば月収は少なくなります。
これが一番のデメリットかもしれません。

特に大手企業ですとお正月・お盆のお休みが一週間ある場合も多いです。
年間を通じた月平均の出勤日数である20日を目安に収支のバランス調整が必要です。

ちなみに災害などにより、会社の自主的な判断で休業の支持が出た場合は、平均賃金の60%以上の手当てがもらえます。

多くの場合は、【時給×0.6×休業時間】で計算されます。
ちなみに台風による帰宅困難が予想されるような早退指示でも支給されます。

2.ボーナス・特別手当がない

時給制であるためボーナスや特別手当はありません。
その分、正社員の求人の給料よりも時給を高めに設定されていることが多く、平均1,700円~2400円です。(参考:時給1800円で8時間勤務✕20日 月収 288,000円)

調査結果によると正社員も派遣も平均収入に大差はありません。
しかし、正社員で同じ会社で働くよりも派遣のほうが現在のスキルに見合ったを仕事を探すことができるので昇給しやすいともいえます。

3.契約期間に制限がある

派遣は長期就業予定であっても、一般的には3ヶ月単位の雇用契約で更新していくパターンが多いようです。お互いの継続意思の元契約を更新していくので、派遣先企業の都合で契約更新はされずに終了と告げられることもあります。

その場合は30日以上前には契約終了の通告がきます。

しかし、Webデザイナーに関しては終了の通告を受けた段階で次の派遣先を探してもらえる可能性はとても高いです。今までのスキル・キャリアを元にステップアップのチャンスにつながることも考えられますので前向きに捉えましょう。

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◆派遣から正社員になれるの?

同じ会社に長く働くことはできる?

派遣社員は原則として、同じ派遣先の同じ部署で3年を超えて働くことはできません。
しかし、派遣先企業からの継続の希望、本人の継続意思がある場合は3つの方法で働くことが可能です。

  • 派遣先で正社員(又は契約社員)にしてもらう
  • 派遣元で正社員(契約社員)になる
  • 派遣先で組織単位、部署の変更してもらう
大手企業で中途採用されるのは難しいですがグループ会社や子会社、
中小企業の場合は正社員になれるチャンスもありますよ。

正社員をめざしたい人は紹介予定派遣を探してみよう

試用期間を派遣社員として働くイメージで一定期間を派遣で働き(一般的に1か月~3か月、最長で半年)、その後は正社員として採用してもらう制度です。

双方の合意のもとに正社員になれるので、スタートから正社員採用を狙うよりハードルが下がります。

正社員を目指したい人は紹介予定派遣からスタートするのもおすすめです。
一言で「派遣」といっても、webデザイナーなどのクリエイター職は他の業種に比べても働き方の選択枠が広い傾向にあります。

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