ソフトキャンパスでも定番の人気講座でもある日商簿記検定。3級でも平均合格率は40%前後、2級では平均で30%前後と決して合格率は高くありません。合格点数が高いのでは……? いいえ、そんなことないんです。簿記検定の合格点数は70点。それほど高いわけではありませんね。
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独学で簿記に合格するのは難しい!?
そんなことはないんです!
資格試験は主に『学習すれば合格できる資格』と『実務レベルで内容を理解しないと合格できない資格』に分かれます。日商簿記検定はまさに後者で、問題文を読んで臨機応変に対応できなければ合格点にはたどり着きません。また、テキストの内容をやっただけでは本試験問題のレベルには到底追い付かず、こんなに難しいとは思わなかった、と悔しい思いをする人が少なくないのです。
では、どうしたら本試験に対応できる、合格できるレベルに達することができるのでしょうか?
それは、合格するための学習ポイントをつかむことや、本試験レベルの問題を何度もこなすなど、試験日に合わせて『ここまでにこれをやる!』という綿密なスケジュール管理が必要なのです。
日商簿記の資格検定3級
独学で取得するためのスケジュールとは
日商簿記検定の試験日は、6月と11月と2月です(2月は2級と3級のみ開催)。
ここで3級の試験までのスケジュールを考えてみましょう。
簿記3級独学で合格のカギは1ヶ月前にあり
試験日の一か月前は、出来れば本試験レベルの問題を解いていく時間にしたいところです。その一か月はひたすら本試験に向けた練習と、間違いやすい箇所の復習を行うのです。ということは、その時にはすでにテキストに書かれてある内容と練習問題を一通り終えていなければいけません。3級であれば、早い人であれば2か月、余裕を持ちたい人は3か月前から勉強を開始しておくとよいでしょう。
6月受験であれば2~3月にテキストと問題集を準備、学習を開始し、5月にはすでに過去問題や予想問題を解いていく、というのがおすすめです。社会人の方など勉強だけに集中できない方や心配性で早めに手を付けて万全の態勢で臨みたい方は、前倒しでスケジュールを立ててください。ただし、新年度対応のテキストの販売は2月下旬~3月中旬になりますので、じっくり習得したい方は11月受験を目標にしてもよいでしょう。
日商簿記検定はどうすれば受かるか
とにかく学習をすれば受かる、のは皆さんもお分かりかと思います。では、どういう人が残念な結果になるかを考えてみましょう。
試験時間を上手く使えない事も挫折の原因
まず1番大切になってくるのが、試験時間の配分です。試験時間は2時間ですが、受験したことのある方はわかりますが、試験時間がとにかく短く感じます。目の前の問題に集中していると、1時間はあっという間です。1時間を経過したところで試験監督官から経過した旨がアナウンスされます。
その時に自分が予想していたところよりも遅いペースだと焦ってしまい、その後思うように解けなかったという声をよく聞きます。それは、日ごろから自分がどれくらいのペースで問題を解いているかを理解していけばたいていはクリアできます。本試験レベルの問題を、ざっくりとでいいので時間を計って解いていきましょう。
独学だと応用・本試験の理解力不足になりがち
応用的なレベルまで理解が追い付いていない方も、残念な結果になることが多いです。これは、本試験レベルの問題を理解していないことが原因です。本試験レベルの問題を10回分、各1回ずつ解いただけでは実は足りません。一通り10問解き終わったら、もう一度最初から、2回目以降は最低90点以上はとるように問題を解いていきます。
やってみると案外、忘れていることやケアレスミスなど、点の取りこぼしが見つかります。そこを細かく修正していくことで、問題文の癖や、自分の足りない部分を発見していくのです。まれに、1回解いた問題は覚えてしまってもう一度解く意味がない、と考えている方もいるようですが、繰り返し解いて『理解をする』ということが大切なのです。
簡単でも電卓をしっかり使う事
細かい部分では、簡単な計算でも電卓を使用しましょう。『1,000円の10%は100円』と平常時では簡単に出せるような計算でも、緊張のあまりなんでこんな計算をしたんだ、ということは多々あります。そこで、2点や3点を落として不合格になるという話もよくあります。1点1点を大切に積み重ねていきましょう。
それでもどうしても受からない……困ったら完全マンツーマンで簿記検定をクリアする!
ソフトキャンパスでは、生徒と講師が一対一で授業を行うため、各個人の苦手な分野やもっと効率よくする方法などを個別にお伝えすることが可能です。独学で学んだけどよくわからないという方にももちろん対応できます!ソフトキャンパスでの簿記検定の合格率は80%以上!3級の平均合格率40%よりもはるかに高い合格率です。それは、講師が生徒の悩みや癖をいち早く見抜き、足りない部分を補うためのスキルをもった講師が、しっかりと授業を進めるからなのです。
独学で進めて、取得をあきらめる前に、ソフトキャンパスまでぜひお気軽にご相談くださいね!必ずお力になれます!