2級合格者100名以上輩出!プロ講師が教えるおすすめ簿記勉強法

平成29年11月実施の商工会議所の簿記検定の合格率が発表になりました。前回の146回の合格率47.5%から一気に21.2%まで合格率が下がりました。146回の合格率が高いことから、147回は合格率が下がることが予想されましたが、思ったよりも何度が高く感じられました。初めて受験した方も、何度目かの受験の方も、簿記2級の勉強方法でだいぶ差がついたのではないでしょうか。簿記2級の資格が取りたいという方に向けて、簿記2級の初心者の方、以前から独学で勉強している上級者まで参考にできる簿記勉強方法についてまとめます。

2日商簿記2級の範囲は

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日商簿記2級の範囲は平成28年から3か年で出題範囲が大きく改定されています。これまでの出題範囲よりも、商業の出題範囲が拡大しています。1級の範囲から2級に降りてきた範囲に手こずり合格できずにいる方が増え、前に簿記2級の勉強をしていたんだけど…という方はもう一度勉強しなおす気持ちで取り組むことが必要になっています。

改めて確認したい新出題範囲

日本商工会議所から発表されている出題範囲
「平成28年度以降の簿記検定試験出題区分表の改定等について」
https://www.kentei.ne.jp/7293

日本商工会議所簿記検定特設サイトも開設されています。
https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/revision/effect

共通する簿記の勉強方法は?出題範囲を確認しましょう

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なぜ、おすすめ簿記勉強方法で簿記検定の出題範囲について先に記載しているかというと、この出題範囲を把握しておくことが効率のよい勉強方法につながるからなんです。

簿記2級の新範囲の過去の出題傾向は?

過去の出題傾向を見てみると、新範囲は全体の2~3割程度出題されています。商業でいえば、第1問目の仕訳問題で新範囲が出題される頻度が高いです。簿記2級の教科書での学習だけでなく練習問題や予想問題を解いて出題傾向をつかんでおくことが肝心です。簿記2級の商業の新範囲は、テキストで基礎をおさえて仕訳問題ができるようにしておけば、簿記初心者の方も新範囲の合格ラインが見えてきます。

勉強初心者は要注意、簿記2級のノート勉強方法

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簿記3級を受験して合格して、簿記2級の取得を目指している方や、以前に簿記2級を受験経験がある方はご存知の通り、簿記検定では計算のメモ用紙が1枚配布されます。A4サイズ1枚で両面白紙の用紙です。白紙の用紙ですので、大学ノートのように罫線が入ったものではありません。

簿記2級の勉強方法の落とし穴!ノートは罫線のないものを選ぼう

簿記2級の検定の過去問題も完璧、直前対策も完璧という方でも、途中の計算を書いていたのは普段使っている罫線が入った大学ノート。試験本番では白紙の用紙で、細かい計算をあちこちに書いてどれが答えかわからなくなってしまうというミスがでます。簿記2級では、減価償却を例にとってご説明すると、車両、備品、建物で減価償却方法が異なり複雑になります。定額法、定率法、生産高比例法を使い分けます。当然計算も3通りする必要があります。簿記3級と比べ物にならないくらい、簿記2級では解答欄に記載するまでの途中計算が多くなります。普段から罫線が入ったノートを使っていると自分で整理して仕訳を書く癖が身につきません。自分で書いた計算が読みにくくて時間をロスするというミスを犯すことにつながるんです。意外な簿記勉強方法の落とし穴です。皆さん、使っているノートを見直してみましょう。

簿記2級の合格は工業簿記が要!40点満点を取ろう

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簿記2級では商業簿記から全3問60点、工業簿記から全2問40点が出題されます。工業簿記は宿題範囲も商業に比べて少なく、出題も全2問となっているので勉強をおろそかにしがちです。特に独学で合格を目指している簿記初心者の方が陥りやすい間違いです。

得点は工業で稼ぐのが合格のポイント

平成28年度から簿記2級は出題範囲が変更されています。商業簿記で新範囲が出題され難易度が上がっている分、工業簿記は基本的な問題の出題範囲が続いています。テキストや練習問題集であるような基本的な問題を集中的に勉強することで40点満点が狙えます。原価計算、差異分析をしっかり勉強しておきましょう。

工業は短時間で解こう!時間配分の目安

簿記2級の試験時間は120分で簿記3級と同じ試験時間となっています。計算が多いわりに試験時間は簿記3級と同じなんです。簿記2級に不合格になった方でよく聞くのが、「時間が足りなかった」という感想です。普段から時間の配分を意識して解くことに慣れることが勉強方法のポイントです。

先に述べたように、工業簿記は基本的な問題の出題が続いています。簿記初心者の方も勉強方法次第で十分に合格が狙えます。時間の配分は1問10分が合格の目安です。時間をかけても15分で終えるように時間も意識して解きます。初心者の方は特に時間配分は注意してください。簿記受験経験者の方も時間を計って解く合格する習慣を身につけましょう。