Excel(エクセル)の数値以外が混ざっていても平均を出すことができるAVERAGEA(アベレージ・エー)関数をご存知でしょうか?どちらかというと、普通のAVERAGE(アベレージ)関数の方が有名だと思います。実は平均を出したい範囲内に文字列などの数値外の値がセルに入っていた時の計算結果は、AVERAGE(アベレージ)関数とAVERAGEA(アベレージ・エー)関数では異なります!そもそも文字列や数値以外の値が入っていたら計算できないんじゃないの?エラーになるのでは?と思った方はまだまだですね…。どういう結果になるのか、早速確認してみましょう!

「数値以外の値も含めた平均値」ってどういう意味?

AVERAGEA(アベレージ・エー)関数の意味を見てみると、「数値以外の値も含めた平均値を求めることができる」と説明されています。数値以外の値を含めた平均値って一体どういう意味なのでしょうか?
セルに入力することができる値には種類がありますね。文字、数字、記号、論理値などなど…。平均を出せるものと言ったら、数字を想像すると思います。数字ではないものがAVERAGE(アベレージ)関数の範囲に入っていたらどうなるかというと、実はエラーになるのではなく除外されるようになっています。
例えば、【1,さん、5,7,9】という数値が対象だったとします。データの個数は5個ですね。AVERAGE(アベレージ)関数を使って平均を出すと、【さん】を除外して考えるので【1,5,7,9】の合計の値をその個数の4で割って求めます。
(1+5+7+9)÷ 4 = 5.5
5.5という結果になりました!
ところがAVERAGEA(アベレージ・エー)関数では数値以外の値も平均に含めることができるので、【さん】も平均値の対象になるわけです。文字と数字は足し算できませんので、AVERAGEA(アベレージ・エー)関数では【さん】は0として扱われます。(除外されない!)ということは計算結果も変わってきますね。
【1,さん(0),5,7,9】の合計を全部の個数の5で割って求めます。
(1+0+5+7+9) ÷ 5 = 4.4
4.4という結果になりました!
試験の結果などで、受験していない人の人数もカウントして平均値を出したい場合では、受験していない人を除外されてしまうと求めたい結果が得られなくなります。そういった場合は、AVERAGEA(アベレージ・エー)関数を使って受験していない人も対象に含めた状態で平均値を算出するわけですね!

AVERAGEA(アベレージ・エー)関数で平均値を出す方法

では、いよいよAVERAGEA(アベレージ・エー)関数で平均値を出す方法を見てみましょう!使い方はAVERAGE(アベレージ)関数と変わらないので、簡単に平均値を出すことができます。いちいち数値ではない値を含めた個数を数えなおして計算する…などという面倒な作業は不要!Excelの関数の良いところですね。気になる数値以外の値というのも、具体的にどういうものがあるのか見てみましょう!

AVERAGEA(アベレージ・エー)関数の書き方と使える引数

AVERAGEA(アベレージ・エー)関数の公式です。
関数式:『=AVERAGEA(平均の対象になる値)』
すごく単純ですね。平均を出したい値を指定すればよいだけなので、悩まずに使うことができます。気になる引数の値ですが、

  • 数値
  • 数値配列
  • 文字列
  • セル参照
  • TrueやFalseなどの論理値

このようなものが当てはまります。論理値に関してはTrueは1、Falseは0として計算されます。

AVERAGEA関数を使って平均値を求めてみよう!

実際にAVERAGEA関数を使って数値以外の値も含めて平均値を出してみましょう!
事前に比較のためにAVERAGE関数で、数値以外の値を除外した平均値を出しておきました。その下の行に、関数を入力します。引数の入力は、複数のセルをカンマで区切ったり、範囲選択したりする方法がありますね。

『=AVERAGEA(B2:B8)』
と入力したらEnterを押して確定させます。国語の点数の平均値が出ました!
AVERAGE関数の場合は、68.6666…となり、
AVERAGEA関数の場合は、58.85714…という結果になりました。対象になる数値の個数が多いため、AVERAGEA関数の平均値の方が低くなっています。どのような条件で平均値を出したいかによって関数を使い分ける必要があるということですね!
 

Excelで数値以外でも平均値を出せる【AVERAGEA関数】|【まとめ】

Excelで数値以外でも平均値を出せるAVERAGEA関数の書き方と使い方をご紹介しました。普段はAVERAGE関数しか使っていないという人でも、正しい平均値を求めるために必要になるときがあるかもしれません。また、引数として使える数値の種類も多いため、様々な場面で活用できる関数だと言えるでしょう。
AVERAGE関数とAVERAGEA関数の違いについて、しっかりと理解して求めたい数値に合わせて使い分けるように覚えていきましょう!