今回は、Excelの「3D集計(串刺し集計)」という機能についてご紹介します。
エクセルで複数シートの同じ場所のデータを集計できる機能を3D集計(串刺し集計)と呼んでいます。
なにやら難しそうに聞こえますが、実はとっても簡単にできてしまいます。「3D集計」のやり方と、ちょっと複雑なパターンの「統合」を解説していきたいと思います。

Excelの3D集計とは

まずはExcelの3D集計とは何か、についてですが、たとえば毎月の売上表のように、同じフォーマットで別々のワークシートに入力されたデータの、同じ位置にあるセルを一括で合計したり、平均したりというような計算を、1つずつセルを足し算したりすることなく、簡単に集計することができます。
この方法を、「3D集計」、もしくは同じ場所を集計することから「串刺し集計」と呼んでいます。
3D集計をするには、集計する全シートの表の項目名や行、列の位置といったフォーマットを揃える必要があります。

Excelで複数シートを3D集計する方法

では早速、Excelで複数シートのデータをまとめて集計できる3D集計のやり方をお伝えしていきます。

  1. 集計結果を表示したいシート内で、集計結果のデータが入るセル範囲を選択しておく
  2. 計算式や関数、関数の引数を入れる
    ※集計したい全シートを先に選択してからセルを選択する
     (離れていればCtrlキー、連続していればShiftキーを押しながらクリックする)
  3. Ctrlキー+Enterキーで確定する
    ※数式を確定する際にCtrlキーとEnterキーを押すことで、あらかじめ選択しておいた範囲内の3D集計を一括で行ってくれる

ちなみに、串刺し集計ができる関数は限られていますので、確認の上使用するようにしましょう。

Excelの統合とは

便利な3D集計についてご紹介しましたが、この方法は、集計する各シートの表のレイアウトがすべて同じでないとできません。
各シートの項目の位置などのレイアウトがバラバラの場合でもデータを集計できるExcelの機能として、「統合」があります。3D集計ではうまくいかないようなデータも、統合であれば集計ができる場合がありますので、統合を知っていれば集計するデータを見て使い分けることができます。

Excelで統合を使ったデータ集計をする方法

それではExcelで統合を使ったデータ集計をする方法についてご紹介していきます。

  1. 統合をして集計をしたいシートのデータの開始位置を選択しておきます。
  2. 「データ」タブの「データツール」グループの「統合」をクリックします。
  3. 「統合の設定」というダイアログボックスが開くので、「集計の方法」を選ぶ
  4. 「統合の範囲」のところに、各シートの集計したい範囲を指定していきます。
    ※1つ指定したら、「追加」ボタンを押して次の範囲を指定する
  5. 「統合の基準」を設定する
    ※「上端行」「左端列」にチェックを入れておくと、行や列の項目の順番が違っていても集計することができる
  6. OKをクリックする

すると、集計結果が入力されます。それぞれのシートで指定した範囲から、該当するものだけをそれぞれ集計したものが入力されます。

まとめ

今回は、Excelの複数ワークシートのデータをまとめて集計できる機能である「3D集計」と「統合」の設定方法についてご紹介しました。
それぞれの機能には、集計するデータのフォーマットなど、条件がありますので、特徴をよく理解して、Excelのデータ集計作業を楽に行えるようになりましょう。