今回はAutoCADで画面設定をする方法をご紹介します!コマンドとしては「Limits」というコマンドを使いますが、ご存知の方はどれくらいいるのでしょうか…。図面ができたので印刷しようと思ったときにうまく印刷がされなかったという経験がある方は要チェックのコマンドです!

図面範囲のLimitsで用紙の設定をする

図面範囲のLimitsコマンドでは、用紙に印刷する範囲を設定することができます。AutoCADは1:1で図面を描きますが、作図しているときには縮尺が関係なくても、印刷をするときには必ず必要になります。1:1の図面をそのまま印刷したら、実物と同じくらいの大きさの用紙が必要になってしまいますね…。そんなことにならないように、AutoCADでは印刷時に縮尺の設定ができるようになっています。

Limitsコマンドの使い方

Limitsコマンドの使い方は、とても簡単です。リボン上にボタンがあるわけではないので、コマンドラインから直接入力しましょう。「Limits」と入力すると、長方形の作図と同じ要領で2ヶ所を選択することができます。用紙の対角になる2ヶ所です。そのエリア内にあるものが印刷されるようになっています。

  1. コマンドラインにLimitsと入力
  2. 用紙の端点になる2ヶ所をクリック

枠がない状態だとLimitsでも図面範囲を正しく指定するのは難しいので、事前に印刷する用紙に合わせたサイズの枠を作成しておくとよいと思います。長方形を作図するときのように、枠線が見えるようにはなっていないので(コマンド選択中に線が見えない)、どこからどこまでを選択しているかを確認できないのが難点です。事前に目安の枠を作図しておくことをおすすめします!

Limits以外にもAutoCADでは図面範囲を設定する方法がある

AutoCADではLimitsコマンド以外にも図面の範囲を設定する方法があります。印刷時の設定の中にある、印刷領域の設定です。その名の通り、印刷する領域を設定できるというもので、4つの種類があります。出来上がった図面をきれいに整った状態で印刷したいのか、テストとして確認用に印刷したいのかなどで、選ぶ種類を変えると作業が速くなると思いますので、使い分けの方法を覚えていきましょう!

印刷領域の印刷対象は図面範囲を含めて4種類ある!

AutoCADの印刷領域の設定方法は4種類あります。作成した図面が狙った場所に印刷されるように、その時々に使いやすい設定を選んで使用するようになりたいですね!それでは、それぞれの特徴を見てみましょう!

オブジェクト範囲図面の中にあるすべてのオブジェクトが印刷される範囲
図面範囲limitsコマンドで設定した図面範囲
設定した領域の中にあるオブジェクトが印刷される範囲
表示範囲表示されているすべてのオブジェクトが印刷される範囲

図面範囲(Limits)以外では、明確にどこからどこまで印刷されるというのが目で見てわかるわけではないので、正確に印刷される領域を設定したい場合は、やはり図面範囲の設定が一番使いやすいです。

初心者向け AutoCADの画面設定(Limits)の方法  まとめ

初心者向けのAutoCADの画面ぜっていの方法をご紹介しました!普段から印刷は使っていはいるけど、正確な設定の仕方を知らずに作業していたという方も多いはず。図面は正確でなければならないので、印刷するときにずれるなんてご法度です!手早く印刷の設定が完了したら嬉しいですよね。図面作成時のテンプレの作業として、ぜひLimitsコマンドの使い方をマスターしてくださいね!

画面設定に必要不可欠な「Limits」を説明している動画はこちら↓↓