今日ご紹介するのは、有価証券などの金額を計算するのに便利な関数PRICE(プライス)関数・PRICEDISC(プライス・オブ・ディスカウンティッド・セキュリティ)関数・PRICEMAT(プライス・アット・マチュリティ)関数です!読めない!
証券で最終的にどのくらいお金が増えるか、額面当たりでいくら増えるのかなどを計算することができる関数です。日常生活でよく使う関数ではないかもしれませんが、株や証券をやっている人には分かりやすい関数だと思います。証券などに興味がある方も是非、使い方を覚えて損益の計算に役立ててみましょう!

PRICE関数の説明で出てくる「有価証券」って?

今日ご紹介するPRICE(プライス)関数・PRICEDISC(プライス・オブ・ディスカウンティッド・セキュリティ)関数・PRICEMAT(プライス・アット・マチュリティ)関数の説明には「有価証券」という言葉が出てきます。そもそも「有価証券」というのは何なのかを先にご説明します。
有価証券というのは、「価値が有る証券」(そのままですね…)のことで、財産になる価値がある証券のことを指しています。例えばどんなものがあるかというと、株式や国債や社債などと呼ばれる債券、手形や小切手などです。

PRICE(プライス)関数はいつ使う?どんな関数か紹介!

 

早速、一つ目のPRICE(プライス)関数を使う場面と関数の使い方を紹介します!
PRICE(プライス)関数はExcelで、定期的に支払われる証券の額面100あたりの価値を計算するための関数です。「額面100」というのは基準にする単位のことなので、国によって「ドル」や「円」など変わってくるのですね。関数の説明ではドルが使われていることが多いようです。(海外で作成しているから?)

ExcelでPRICE(プライス)関数を使う方法!

では、具体的な使い方を見てみましょう!

=PRICE(受渡日, 満期日, 利率, 利回り, 償還価額, 頻度, [基準])
引数の指定方法が複雑なので、難しいですね…!使い方としては、引数に該当する数値やセルをそのまま指定していく形になります。

画像のように、それぞれの情報が表になっている場合は、該当するセルを引数に指定して結果を出すだけなので、使い方が分かっていると簡単に求められます。
ちなみに引数に使われている値の意味は以下にまとめました!

受渡日証券が発行された後に、買い手に引き渡される日のこと
満期日証券の支払い日(支払期日)のこと
利率証券の年利(1年間の利率)のこと
利回り証券の年間の配当割合のこと
償還価額額面100に対する証券の償還額のこと
頻度1年あたりの利息の支払い回数のこと。年1回=1、年2回=2、四半期ごと=4
基準基準日数のこと。0~4の数値で指定

 

PRICEDISC(プライス・オブ・ディスカウンティッド・セキュリティ)関数はいつ使う?どんな関数か紹介!

 

2つ目はPRICEDISC(プライス・オブ・ディスカウンティッド・セキュリティ)関数です!舌を噛みそうな名前ですね…。PRICEDISC(プライス・オブ・ディスカウンティッド・セキュリティ)関数は、Excelで割引証券の額面100当たりに対する価格を計算する関数です!「割引証券」というのは、証券を発行するときに金額を割り引いて、低い金額で発行されている証券のことを言います。割引証券の額面あたりの単価(価格)を知りたいときにはこの関数を使って求めることができます。

ExcelでPRICEDISC(プライス・オブ・ディスカウンティッド・セキュリティ)関数を使う方法!

PRICEDISC(プライス・オブ・ディスカウンティッド・セキュリティ)関数の使い方を見てみます!

=PRICEDISC(受渡日, 満期日, 割引率, 償還価額, [基準])
こちらもなかなかの引数です…。ちょっとPRICE関数の使い方に似ているかも?
具体的な引数の違いとしては「割引率」があることですね。

割引率証券に設定されている割引率のこと

こちらの関数も画像のように、該当する値やセルを指定することで簡単に求められます。日付はシリアル値を入力してもよいですし、DATE関数を使って入力しても求められます。

 

PRICEMAT(プライス・アット・マチュリティ)関数はいつ使う?どんな関数か紹介!

 

最後のPRICEMAT(プライス・アット・マチュリティ)関数をご紹介します!こちらも読めない名前の関数ですね!!(笑)この関数も、証券に対しての額面100あたりの価値を計算する関数なのですが、上記の関数との違いは「満期日に利息が支払われる証券」であるということです。割引証券や、このような利息が最後に支払われる証券など、それぞれの種類に対応した関数が存在するのですね!すごいです、Excel…!!

ExcelでPRICEMAT(プライス・アット・マチュリティ)関数を使う方法!

PRICEMAT(プライス・アット・マチュリティ)関数の使い方を紹介します!

=PRICEMAT(受渡日, 満期日, 発行日, 利率, 利回り, [基準])
こちらはちょっと引数が少ないかも?それでも他の関数に比べると全然多いですが…。こちらもまた新しい引数が混ざっていますね。

発行日証券の発行日のこと

受渡日や満期日とは別に発行日の指定が必要になるんですね。利息が満期日に支払われるため、発行日からの計算が必要になるためでしょうか。何を求めたいかによって、使う引数も全然変わってきて面白いですね!

 

Excelで有価証券などの計算に使える関数をご紹介!PRICE関数・PRICEDISC関数・PRICEMAT関数|【まとめ】

 Excelで有価証券などの計算に使える関数のPRICE関数・PRICEDISC関数・PRICEMAT関数を紹介しました!なかなかに難しい関数でしたね…。ですが証券の計算や利回りを入力して具体的な数字を出したいと思ったときに手計算するのは現実的ではありませんね…。うまく関数を使って、普段気軽に求められない数値も計算できるようになったらかっこいいですね!ぜひ、使えるように練習してみてくださいね