Excel(エクセル)の関数では、貯蓄額や借入額に係る利息、投資において現在の価値や将来の価値、減価償却費などを求めることができる関数を『財務関数』と言います。今回ご紹介する『EFFECT』(エフェクト)関数もその一つで、資産の管理をする際にはとても便利な関数です。

『EFFECT』(エフェクト)関数は「名目年利率と複利計算回数をもとに実効年利率を求める関数」なのですが、この説明だけだと名目年利率とは?複利計算回数とは?実効年利率とは?と疑問だらけですよね・・・。ですので今回は、引数となる言葉の意味から解説していきたいと思います。

言葉意味
名目年利率物価上昇率などを加味していない利率。多くの「金利」というのはこの名目年利率をさすことがほとんどのようです。
複利計算回数複利計算というのは利息の計算方法のことです。なので複利計算回数というのは、1年に複利計算という方法で、何回利息の計算をしたかという回数のことになります。
実効年利率物価上昇率などを加味した利率。名目金利から物価上昇等を差し引いた利率のことになります。

名目年利率と複利計算回数をもとに実効年利率を求める関数『EFFECT』(エフェクト)関数とは?

『EFFECT』(エフェクト)関数の書き方と使い方をチェックしよう

では『EFFECT』(エフェクト)関数の使い方をチェックして行きましょう。

まず、『EFFECT』(エフェクト)関数に対応しているExcelのバージョンについてです。対応しているのは、Office 365&Excel2019/2016/2013/2010になります。お使いのバージョンによっては対応していないこともありますので、ご注意ください。

関数式:『=EFFECT(名目年利率、複利計算回数)』

『EFFECT』(エフェクト)関数の引数には名目年利率、複利計算回数を入力します。あらかじめ、セルに引数となる名目年利率、複利計算回数を入力をしておくようにしましょう。今回は名目年間利率を0.05、複利計算回数を10でやってみます。

『EFFECT』(エフェクト)関数は関数の入力後に、引数である名目年間利率と複利計回数を選ぶだけなので操作はシンプルですよね。日常的な使用頻度は低めの関数ですが、利率をすぐに求められて便利ですね。

Enterキーで確定して入力完了です!『EFFECT』(エフェクト)関数のポイントは、複利計算回数が多いほど実効年利率が大きくなって、名目年利率は小さくなることです。また、複利計算回数が1回の時は、名目年利率と実効年利率の値は同じになります。

『EFFECT』(エフェクト)関数には仲間の関数があります!

『EFFECT』(エフェクト)関数【名目年利率】と【複利計算回数】をもとに【実効年利率】を求める関数でした。Excel(エクセル)には、『EFFECT』(エフェクト)関数の仲間で『NOMINAL』(ノミナル)関数という関数もあります。この『NOMINAL』(ノミナル)関数は【実効年利率】と【複利計算回数】をもとに【名目年利率】を求めることができる関数です。関数の使い方については『EFFECT』(エフェクト)関数と同じで、引数が少し異なります。『NOMINAL』(ノミナル)関数では【実効年利率】と【複利計算回数】を入れて使用します。

Excel(エクセル)の関数で実効年利率を求めてみよう!『EFFECT』(エフェクト)関数の使い方【まとめ】

今回ご紹介したのは『EFFECT』(エフェクト)関数で、利率を求める際に使用する関数でした!財務関数の中でも使い方はシンプルな方ですが、用語の意味が難しいのでなかなかややこしい関数の一つでしたね。

財務関数はややこしい、難しい、苦手、という方も多いですよね。『EFFECT』(エフェクト)関数も使い方はシンプルですが、いつどのように使えばいいのかの見極めが難しいように思いますが、投資などされている方はぜひ一度使ってみて頂けましたら嬉しいです!