今日はExcelで2進数の数字のビット数を移動して10進数で表す、BITLSHIFT(ビット・レフト・シフト)関数とBITRSHIFT(ビット・ライト・シフト)関数の使い方について紹介します!ビット数って何?という方もいると思いますが、2進数という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか?パソコンの中は0と1で作られているので、3や9といった数字を表すにも、0と1の並びが必要になります!その並びを調整して、結果で出てくる数値を変えてくれるのがBITLSHIFT(ビット・レフト・シフト)関数とBITRSHIFT(ビット・ライト・シフト)関数です!さっぱり分からない、という人はさっそく使い方を見てみましょう!
目次
BITLSHIFT(ビット・レフト・シフト)関数とBITRSHIFT(ビット・ライト・シフト)関数では2進数が基準
エンジニアが専門的な用途で使用するためのエンジニア関数に、BITLSHIFT(ビット・レフト・シフト:Bit Left Shift)関数があります。
私たちが普段使っている数は10進数(10桁(10倍)で桁上がりする)です。
コンピュータの世界では、「0」と「1」だけで数値(すべてのデータ)を2進数を使って表現しています。
2進数は、「10」を「2」に置き換えたもので、2桁(2倍)で桁が上ががります。
2進数の1桁を「ビット」と呼び、コンピュータが表せる情報の最小単位が「ビット」です。
では、数値の「2」は、2進数ではどうなるでしょうか?(正解「10」)
また、数値の「3」は、2進数ではどうなるでしょうか?(正解「11」)
下記表「10進数と2進数対応表」を見てみましょう。
BITLSHIFT(ビット・レフト・シフト)関数とBITRSHIFT(ビット・ライト・シフト)関数をExcelで使う方法
BITLSHIFT(数値, シフト数)
・数値:シフトされる数値(負でない数値)を入力する
・シフト数:シフトする桁数を入力する
例)=BITLSHIFT(1,2)
数値「1」(2進数「0001」)を、BITLSHIFT関数を使って、左へ2ビットシフトすると、数値の「4」となります。
※数値の各ビットを1ビット左へシフトすると値が2倍になり、2ビット左へシフトすると4倍になります。
Excelで2進数のビット数を移動させるBITLSHIFT 関数とBITRSHIFT関数の使い方を学ぶ! 【まとめ】
Excelで2進数のビット数を移動させるBITLSHIFT 関数とBITRSHIFT関数の使い方について、ご紹介しました。やや難しかったですね。。。2進数は日常的に目にする機会が無いので、イメージが付きにくいものですが私たちも日常のすべてが10進数になっているわけではないので、各進数に慣れるというのも面白いかもしれませんね!エンジニアリングという分野に含まれる関数ですが、使ってみたいという方はぜひ参考にしてみてください!