みなさんこんにちはー!ソフトキャンパス青森校の佐川です。
パソコンスクールソフトキャンパスのYoutubeチャンネル「Softcampus School」で木曜日のワード(Word)の配信担当をしております。パソコン初心者の方やワード(Word)を使って仕事をしているという人にも役に立つような機能や情報をお届けできたらと思っております。ぜひご覧ください。このブログはそんなYoutubeで配信しているワードの内容をさらに解説していきますので併せてご覧くださいね。
前回の内容「【第5回】ワードで簡単に表作成!文書の中に表を入れてみよう!【Wordのできない!困ったを解決!】」
というものを配信しております。前回は表の作成方法まででしたが、今回は表の簡単な編集方法についてです。
「【第6回】ワードで簡単に表の編集 初心者必見です!【Wordのできない!困ったを解決!】」
内容としては主に下の3つです。
- 文字の位置
- セルの塗りつぶし
- 線の設定
この3つの内容を中心に解説をしていきます。
表の中の文字の位置について
表を作成して文字を入れると初期設定ではセルの中の左上に配置されます。この文字の位置を変更します。通常文字の位置は「ホーム」タブの中の「段落」グループの中にありますが、ここでは文字の横位置が左、右、中までは設定できますが、縦位置の設定ができません。
表のセルの中の文字の位置であれば「表ツール」→「レイアウト」→「配置」グループの中にバーコードのようなボタンがあります。これがセルの中の文字の位置を決めるボタンです。このボタンでは「ホーム」タブにあるボタンとは違って文字の縦方向の上・中・下も決めることができます。9つのボタンがそれぞれの文字の位置を表しており、今回は中心に文字を配置したいので、中心のボタンを押します。(動画1:36~)
表のセルの塗りつぶし設定
次に表の中で見出しセル(名前、住所、連絡先など表の項目にあたる部分)にわかりやすく色を設定するほうが見栄えがよいですよね。実際にそのようにしている表も多いと思います。動画内だと薄い黄色を設定しています。
最初に見出しセルとして色などをつけたいセルを選択します。先ほどと一緒で表の中を選択すると「表ツール」が画面上部のリボンに表示されます。「表ツール」→「デザイン」→「塗りつぶし」で設定ができます。バケツのマークです。(動画3:54あたり)
この「塗りつぶし」を押すと色パレットがでてきますのでお好きな色に設定していただいて結構です。個人的には薄い色のほうが見やすいと思っています。
ちなみにこの色パレットは文字やページ背景の色など色を設定する場合に全般的にでてきますが、1つ1つに色の名前がついています。「オレンジ、アクセント2、白+80%」などのような形で記載されています。ワードやエクセル、パワーポイントのMOS資格などに代表される資格試験は色を設定する場合、必ず色の名前を問われます。例えば「赤」といった場合に「赤っぽい色」ということではなく、「赤」という色がありますのでそれを正確に指定しなければなりませんので覚えておいてください。
表の中線の設定について
最後に表の中の線の設定を行っていきます。見出しセルと内容が記載されているセルとの境目を太くしたり、表の外枠を太くするなどはよくあることですね。
大きくわけて線の設定方法は2つありますが、動画では最初に簡単で少ない操作でつけられる方法をご紹介しております。
動画でも表の外枠を太くしていきたいと思います。まず、表全体を選択します。表全体を選択するときは表の中をどこかクリックしておいて左上にプラスのマークがでてくるのでそれを使うと便利です。
こちらもリボンの「表ツール」→「デザイン」タブを使います。「デザイン」の中の真ん中やや右寄りに表の設定をするグループがあります。ワード2019ですと「飾り枠」グループという表記になっています。(動画5:08あたり)
次に表で使いたい線の種類(2重線、点線、破線など)を選択します。今回は普通の直線を選んでおきます。※ここは太さを選んでいるわけではないので注意です。
そして線の種類の下にあるボタンで線の太さを選びます。ここでは1.5ptを選んでおります。少し太く見える線です。
次に線をつけたい場所ですね。線をつけたい場所は選択しているところに応じて変えます。今回は表全体を選択しているわけですので、表の「外枠」を選んでいただくと表の外側の線が太くなると思います。動画の表で携帯電話の項目も太くしておりますが、こちらも一緒ですね。携帯電話のセルを選択して「外枠」を選択します。(動画6:00あたり)
動画では表の右側の項目も全体的に外枠を太くしております。
動画最後ではもう1つの線のつけ方を説明しております。1か所や2か所だけ破線や点線にしたいということはありますよね。そういうときであれ直接クリックすることによって線種類を変更することも可能です。
線の設定から破線を選ぶと、カーソルが筆になるので筆になったら線の種類を変更したい線をクリックします。(動画7:18あたりから)
ワードで表に線をつける方法- 線をつけたいセルを選択する(表全体の場合もあり)
- 「表ツール」→「デザイン」→「飾り枠(ワード2019)」
- 線の種類を選択する
- 線の太さを選択する
【第6回】ワードで簡単に表の編集 まとめ
- 線をつけたいセルを選択する(表全体の場合もあり)
- 「表ツール」→「デザイン」→「飾り枠(ワード2019)」
- 線の種類を選択する
- 線の太さを選択する
【第6回】ワードで簡単に表の編集 まとめ
文書の中に表を入れて編集する方法でした。ワードの操作としては頻度が高いものになるのでぜひ参考にしてください!
表の編集として主な操作は以下です。
- 表の中の文字の位置を変更する
- 表のセルの塗りつぶし
- 線の設定(種類、太さなど)
になります。
文書の中に表を入れることはよくあることだと思います。
ぜひやってみてくださいねー