Excelで使うことが出来るWEIBULL関数・WEIBULL.DIST関数をご紹介していきたいと思います。
WEIBULLのスペルはワイブルと読みます。ワイブル分布の数字を返してくれるんです。何らかの機器が動かなくなるまでの平均時間を出したりするために使用します。
WEIBULL.DIST関数はWEIBULL関数の新バージョン関数になります。WEIBULL関数と同じ結果が算出されますが、新しい名前のWEIBULL.DIST関数を使われることをすすめます。
ワイブル分布とはいったい何?という事になります。
物体(機械や人間等の故障を調べ分析する時等にも使われる)の強度を統計的に算出してくれる分布を表してくれます。

WEIBULL関数

WEIBULL関数の書式は、=WEIBULL(x(値),α(アルファ),β(ベータ),関数形式)と、このようになります。
()の中の引数は以下の様になりますよ!
x(値)は、  指定して下さい。引数に入力する値を選択します。
αには、 指定して下さい。形状パラメータ(ワイブル分布の形状を決める引数に入力する値)を選択します。
βには、 指定して下さい。尺度パラメータ(ワイブル分布の規模を決める引数に入力する値)を選択します。
関数形式は、指定して下さい。計算に使用する関数の形式(TRUEかFALSE)を選択します。

以下のデータを参照してください!
C3にはx(値)が105で挿入されています。C4にはαの20、C5には、βの100が入力されています。

WEIBULL関数

D7に、=WEIBULL(C4,C5,C6,TRUE)と入力します。TRUEを返すと累積分布が表示されるんです。
D8には、=WEIBULL(C4,C5,C6,FALSE)と入力します。FALSEを返すと確率分布が表示されるんですね。

WEIBULL関数結果

累積分布は、サイコロをポンと投げたとします。「出る目が4以下の目が出る確率」や「出る目が5以上の目が出る確率」の事になるんですね。
確率分布は、サイコロが1~6の目が出る確率は1/6ですよね!それと同じ事になりますよ。

例1:何らかの機器が動かなくなるまでの確率を考えてみます。4年以内で動かなくなる確率はどの位になるかを考えましょう?

WEIBULL関数例1

F6に、=WEIBULL(C6,D6,E6,TRUE)と入力します。関数形式には累積分布を見るのでTRUEを返しましょう。

WEIBULL関数例1結果
0.4007404と出ました。約4割という事になりますね!

WEIBULL.DIST関数

WEIBULL.DIST関数は新しい名前の関数になります。WEIBULL関数と同じ結果が算出されますが、新しい名前のWEIBULL.DIST関数を使われることをすすめます。

WEIBULL関数・WEIBULL.DIST関数のまとめ

ワイブル分布を使うことが出来るExcelの関数は、このWEIBULL関数・WEIBULL.DIST関数だけになります。
先程説明いたしました。機器が動かなくなるまでの検証や部品の劣化や寿命等もこちらの関数で解決が出来るんですよ。
ワイブル分布は、物体の強度と体積との関係を定まった量を計測するために利用できる累積・確率分布として作られました。
一般的には、鎖を引っ張る時に最も弱い鎖の輪が壊れる事により全部の鎖で壊された最も弱い値を算出するために出来た関数になります。