LANの通信規格について、ITパスポートに出て来る用語と共に解説します。
LANには通信をする時の規格があります。どのような規格があるのか特徴についてチェックしていきましょう。
わかりやすいものとして無線LANにはWi-Fiという物がありますね。
このWi-Fiも無線LANの規格の1つになります。
LANの構成要素についてもお伝えしますので、用語の意味を合わせて覚えながらネットワークの理解を深めてくださいね。

LANの通信規格について解説!

さてITパスポートにも出て来るLANの通信規格ですが、規格って何でしょうか?
前回有線LANについて説明しましたね。有線LANの規格で有名なのがイーサネットになります。
通信規格というのはどの様な種類のケーブルを使うのか、データはどの様に送信するのかなどの決め事ですね。
電気信号で通信をするのであれば電気が流せる銅線をケーブルに使いますね。では何本の銅線を使って通信をするのでしょうか?
1本の線で送信する、4本の線を使って通信をするなど状況によって設定内容も変わって来ますね。これらは全部通信規格によって決まって来る訳です。
これは無線のLANでも同じですね。どの様な種類の規格があるのか整理して覚えて行きましょう!

イーサネット型LANとは

ではLANの規格であるイーサネットから確認して行きます。
イーサネットは有線LANの規格になります。
有線LANのネットワークの構成要素としてはPCとハブ・スイッチ、ルータがあり、それぞれケーブルで接続をする様になっていますね。
このケーブルの種類に何を使うのか、データの転送する速度はどのくらいになるのかによって規格の種類があります。
イーサネットは転送の速度が10Mbpsの規格の総称になります。
bpsは通信速度の単位で、bit par second(ビットパーセカンド)の略でしたね。1秒間に何ビットのデータを転送できるかという事です。
イーサネットは1秒間に10Mbit(メガビット)の通信が出来る規格になります。
今は通信速度が速くなっていて、100Mbpsの物を『ファスト・イーサネット』、1000Mbps(1Gbps)の物を『ギガビット・イーサネット』と言います。
これらはITパスポートでも出て来る用語なので覚えておきましょう。
後はケーブルの種類や通信速度によってさまざまな通信規格があります。
代表的な物を表にしましたのでチェックしておきましょう!

通信規格名称転送速度ケーブルの種類
イーサネット10BASE-210Mbps同軸ケーブル
10BASE-5同軸ケーブル
10BASE-Tツイストペアケーブル
ファスト・イーサネット100BASE-TX100Mbpsツイストペアケーブル
100BASE-FX光ファイバーケーブル
ギガビット・イーサネット1000BASE-TX1000Mbps
1Gbps
ツイストペアケーブル
1000BASE-LX光ファイバーケーブル
1000BASE-SX光ファイバーケーブル

無線LANとは

次は無線のLANの規格についてです。
無線LANネットワークの構成要素には、PC、アクセスポイントという物があります。
アクセスポイントから電波が出て切るのでPCはアクセスポイントに接続する事でネットワークに接続出来る様になります。
ケーブルを使わなくても良いので、電波が届く範囲であれば自由に移動してもネットワークにつながっているのが良い所ですね。
無線LANの場合はIEEE802.11という規格になります。データの転送速度や、使用する電波の種類などによって決まっているんですね。
使用している電波の周波数は2.4GHz帯と5GHz帯になります。
2.4GHz帯の周波数は電子レンジなどの家電製品などでも使われているので、そういった家電の影響を比較的受けやすいです。ただし回り込みに強いので障害物があっても通信が切れにくいです。
5GHz帯は一般家庭にはあまり使われていない周波数なので比較的影響は受けにくいです。ただし回り込みには弱いので障害物には弱いという特徴があります。
接続する時にはどちらが良いのか状況によって決めると良いですね。
使用している周波数と転送速度によって規格が分かれているので代表的な物を表にまとめておきます。チェックしておきましょう!

無線LAN周波数帯域幅
IEEE802.11a5 GHz54 Mbps
IEEE802.11b2.4 GHz11 Mbps
IEEE802.11g2.4 GHz54 Mbps
IEEE802.11n2.4 GHz 5 GHz600 Mbps
IEEE802.11ac5 GHz6.9 Gbps

まとめ

ITパスポートに出て来るLANの通信規格について解説してきました。
ネットワークの構成要素と共に通信規格にについて学んできましたがご理解いただけましたか。
規格には種類がたくさんありそれぞれITパスポートでは問題にも出て来る用語になっています。
特徴を整理して覚えておく必要がありますね。
知っておくとメリットも多いのでしっかり復習しましょうね。