Webデザイナーに求められるコーディングスキルのレベルについて、初心者レベル・中級者レベル。上級者レベルに分けて解説しています。
未経験からWebデザイナーとして働きたいけど、どの程度のコーディングスキルが求められるのかわからないと不安ですよね。「Webデザインは楽しいけど、コーディングはちょっと苦手かも。未経験からWebデザイナーを目指すにはどれくらいのコーディングスキルがあったほうがいいんだろう…」そのような悩みをお持ちの方、必見です!
目次
未経験からWebデザイナーを目指す人にコーディングスキルも必要な理由
未経験からWebデザイナーを目指す人はコーディングスキルが必要だと言われますが、どのような理由からでしょうか。
理由1:他のWebデザイナーと差別化できる。
→Webデザイナー全員がコーディングスキルも持っているわけではないため、あなたがコーディングスキルを取得することで区別化が図れます。
理由2:コーディングの基礎知識がWebデザインに活きる。
→コーディングスキルがあればコーディングを意識してWebデザインができるようになるため、コーダーの方ともコミュニケーションが図りやすくなります。
理由3:仕事の幅が広がる。
→これはフリーランス寄りのお話になってしまいますが、同等のWebデザインの知識のみを持っている方と比べて仕事が得やすくなります。
Webデザイナーになりたい人がコーディングスキルも必要だと言われているのはこれらの理由からなのです。
そもそもコーディングとは?
コーディングというのは、HTML(エイチティーエムエル)やCSS(シーエスエス)等の言語を使ってソースコード(文章や動作の指示)を作成することです。
HTMLはWebページに表示するタイトルや見出し、内容等が何であるのかという文書構造の指示を。CSSは文書構造に対して文字の色やサイズを変えたり、背景を変えたりといったデザインの指示を出します。
つまり、コーディングを覚えれば自分でWebサイトが作成できちゃうんです!
初心者は特にコーディングが難しいと思っている
とはいえ、コーディングというのは英語を使いますし、HTMLやCSSに記述した指示がWebサイトにうまく反映されないこともあります。初心者はソースコードの間違えている箇所を探すのことも大変ですし、コーディング=難しいと思っている方も多数いらっしゃいます。(特にCSS難しいですよね…。)
でも大丈夫です。難しいと思っているのはあなただけではありません。
下記にコーディングスキルが上がる勉強法を載せているので、よかったら実践してみてください。
未経験からWebデザイナーを目指す人に必要なコーディングレベル
未経験からWebデザイナーを目指す人に必要なコーディングスキルのレベルとはどれくらいなのか説明するにあたり、コーディングスキルを初心者・中級者・上級者の3つのレベルに分けました。ざっくり言うと、仕事で使えるレベル→初心者・中級者、フリーランス→上級者といった感じです。下記でそれぞれ説明します。
仕事で使えるレベル!
コーディングスキル 初心者編
まずはコーディング初心者のレベルから。
コーディングの初心者は主に知識があるかに注目しています。
・HTMLとCSSの仕組みを理解している
・HTMLとCSSの基本のソースコードが書ける
上記のような基本的な知識があれば、初心者レベルはクリアです。
また、未経験からWebデザイナーを目指す人に必要なレベルはこの初心者レベルです。思ったより難しくないと思いませんか?
Webデザイナーとして働きたい場合、”Webデザイナーを目指す人にコーディングスキルも必要な理由”で述べた3つの理由のうち2つ(理由1,2)を満たしていれば良いので、コーディングスキルは最低限初心者レベル以上あれば充分ということになります。
仕事で使えるレベル!
コーディングスキル 中級者編
次にコーディング中級者のレベルについて。
コーディングの中級者は、初心者レベル+コーディングができることが重要です。
・自分で調べながらHTMLとCSSを組んでWebサイトを作成できる(シンプルなもの
・HTMLやCSS の他にWordPress(ソフトウェア)も理解していて、使えること
実際にWebサイトの作成ができれば中級者レベルだといえるでしょう。
フリーランスレベル!
コーディングスキル 上級者編
最後にコーディング上級者レベルについて。
コーディングの上級者は、HTMLとCSS以外にもJavaScriptのような言語も使用できる人物が当てはまります。
・コーディングが人に指導できるレベルに達している
・JavaScriptも一定レベルまでできる
上記に当てはまる場合、コーディングスキルの上級者といえるでしょう。
未経験Webデザイナーの
コーディングスキルは”初心者レベル”
コーディングスキルがどのようなレベルか理解したところで疑問です。
なぜ、未経験Webデザイナーに必要なコーディングは初心者レベルで良いのでしょうか?
それは…Webデザイナーとして働く場合、コーディングを頼まれない限りは仕事でコーディングをしないからです!
それでも初心者レベルのコーディングスキルが必要な理由は、上記で述べているようにコーディングを意識したデザインができることと、コーダーの方とコミュニケーションがスムーズにとれるという利点があるからです。
実践!コーディングスキルが上がる勉強法
ここまではコーディングスキルがある際のメリットやWebデザイナーがどのレベルのコーディングスキルがあればいいのかを見てきましたが、ここからはコーディングスキルをさらに上げたい方や、コーディングの勉強に行き詰っている方へ向けて、コーディングのモチベーションが上がるおすすめの実践式勉強法をいくつか紹介します。
コーディングスキルが上がる勉強法
~模写~
あなたは好きなサイトがありますか?
普段よく見るサイト、好きな芸能人のサイト、もしくはサイトのデザインが好きなものもあるでしょう。
そのようなサイトを自分でも作れたらかっこいいですよね!
そこで、この勉強法の出番です。その勉強法とは…好きなサイトを模写することです!
方法はシンプル。お手本のサイトと似たデザインができるようにコーディングの練習をするだけです。サイトによっては相当難しいですが、楽しく勉強ができてスキルアップもできますよ。サイトが出来上がるように自分でコーディングしてみましょう。
コーディングスキルが上がる勉強法
~Webサイトの作成~
次に紹介するのは、友達と協力する勉強法です。
友達と協力してWebサイトを作成してみましょう!デザインを考えるところから自分たちで作成することになるため、時間と労力がかなりかかりますが、一通りWebサイトを作成することで必ず自分のスキルになります。友達と話し合ったり教えてもらったり、教えてあげたりすることで楽しく勉強できるでしょう。
もちろん一人でWebサイトを作成しても良いですね◎
オリジナルのWebサイトを作成できた場合、内容によっては実際に公開すると実績になることでしょう。
Webデザイナーを目指す人必見!
コーディングレベルまとめ
ここまで未経験からWebデザイナーを目指す方々にどの程度コーディングスキルが求められるのか、について述べてきました。
未経験の場合、それほど高いコーディングレベルは求められません。HTMLとCSSの基礎を理解している初心者レベルで大丈夫です。
ですが、Webデザイナーになれた後も日々コーディングスキルを磨き、よりコーディングを意識したデザインが作れるように、まずは中級者レベルを目指してコーディングの勉強を続けてほしいと思っています。
みなさんがWebデザイナーになれますように。