簿記3級を勉強する方法には、独学、通信講座、通学があります。簿記3級は独学でも十分に合格が見込める資格試験です。では、なぜ独学以外に通信講座や簿記の学校に通う講座が人気なのでしょうか。
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簿記3級は独学で十分?不十分?
書店をのぞくと、「1週間でうかる簿記3級」とか「簡単に」「すぐにわかる」など簡単にすぐに合格できるよとうたい文句が記載されたテキストが並んでいますよね。市販のテキストだけで十分合格できそうな気がします。しかし、独学では合格できない方も多くいるので、通信講座や学校に通う形式で勉強する方法に需要があります。簿記3級の勉強方法が自分に合っているかが大切です。
簿記の勉強 簿記の学校に通う理由
採用の条件にある簿記3級資格
簿記3級を取得したと、できれば簿記2級まで勉強したいと考えている方が多いです。理由は、求人票に採用条件として簿記3級取得、簿記2級程度の知識が必要と特記事項が入っているためです。企業の採用担当者に話を聞くと、税理士事務所の事務であれば簿記2級取得が必須要件になっていたりします。
飛び級受験ができる簿記検定試験 でも基礎の学習が大切
初心者の方が簿記3級から始めるのではなく、飛び級で簿記2級に一発合格する方もいらっしゃいます。簿記2級から受験するから簿記3級は勉強しなくていいのか。
勉強は簿記3級の範囲からが必須です。なぜなら、簿記3級で学ぶ基礎知識なしに簿記2級の合格はできないからです。簿記3級の知識にプラスαで知識が増えるのか簿記2級です。貸借対照表、損益計算書を作成するには資産、負債、純資産、費用、収益の基礎を覚えていないといけません。この基礎を疎かにすると、簿記2級の商業簿記でつまずいてしまう原因になります。連結会計や他人資本についての取引など複雑なものが増えてきます。
プロ講師が目の前にいるから教えてもらえるすぐ聞ける 通学で学ぶ簿記の学校
短期で覚えるタイプのテキストには記載がない実務に関する知識も、簿記の学校に通学している場合、プロ講師から教えてもらうことができます。同じ時間勉強したとしても、実務に関する知識や小ネタを聞くことができるところにメリットがあります。また、
わからないことをすぐに質問して解決できます。途中の計算が違う、用紙の書き方、解き方について、特徴を見て指導してもらえます。
簿記の学校に通うことをおすすめする理由 メリットとデメリット
先に述べたように、速習タイプのテキストでの独学などでは、プロ講師がすぐに疑問点に答えてこれることはありません。FAXなどで問い合わせて時間がかかります。その点、学校に通う形式で学ぶとすぐにプロ講師にわからないことを質問して解決することができるメリットがあります。デメリットしてよく上げられる通学時間も不明な点をすぐに解決できることで学習時間のロスを無くすことにつなげることができます。
通学で学ぶ簿記3級
短時間、短期間で学習したい方には、検定の直前対策や試験前の最後の確認など、すぐに不明点が解決できる簿記の学校に通うことをおすすめします。
ソフトキャンパスでは、新宿、仙台、青森、弘前、八戸に学校があり、通学で簿記の勉強ができます。隣にプロ講師がいてマンツーマンで勉強できるから、簿記の通学の学校の中でも満足度が高いです。