最短で勉強したい!日商簿記2級合格までの道!

簿記2級は経理や会計の業務に関わるにあたり欠かせない資格です。ですが学習範囲は広く、内容も簿記3級に比べて確実に難しくなっていますので、合格までの期間は長くなりがち。途中で挫折してしまったとの声も良く耳にします。学習内容と勉強法を確認して、最短で合格できる計画を考えてみましょう!

簿記2級の難易度は?目安となる勉強期間は何ヶ月くらい?

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日商簿記2級の試験は2月・6月・11月の年に3回行われます。各地の商工会議所が定めた試験会場で行われますが、試験の申込期間が2ヶ月前~1ヶ月前頃と各会場で定められています。
2級の勉強時間ですが、3級に比べて難易度が急激に上がるため、合格までには150時間~200時間が必要と言われています。簿記3級(商業簿記)の理解度や工業簿記との相性によって多少の幅がありますが、1日2時間の勉強時間を確保できたとしても75日から100日かかる計算です。仕事や生活の影響も考えれば4ヶ月程度を学習期間として考えておくと、無理のない学習計画になるのではないでしょうか。
最短で合格を目指すとなると、30分でも1時間でも、その日の勉強をいかに集中して取り組めるかがポイントになります。最短合格を目指す勉強法としては、「隙間時間での勉強」と「集中した勉強時間」のメリハリをつけた勉強法おすすめします。

最短で取得するには、隙間時間を有効に使うこと!

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通勤・通学の移動中や休み時間、次の約束までのちょっとした合間、就寝前の数分。生活の中にはちょっとした時間があると思います。テレビやゲーム、SNSなど趣味に使っているその時間を簿記2級の勉強に当てることで、忙しい中でも無理なく勉強を進めることが出来ます。
簿記には「勘定科目」という専門の用語があります。意味や処理の方法を身につけることも大切ですが、言葉そのものをまず覚えなければ使いこなすことは出来ません。そこでおすすめの勉強法は、単語カードや折り畳みの一覧表など、持ち歩ける形にして合間の時間に覚える方法です。鞄に入るサイズであれば参考書やテキストを1冊持ち歩く方法も良いですね。スマホアプリや学習サイトも充実してきていますので、自分に合う方法が見つかると思います。
丸暗記では簿記2級は合格できませんが、最低限の暗記は必要です。記憶の定着には「短時間ずつ、継続する・反復する」という勉強法が向いていますので、毎日少しずつでも繰り返し続けることが基礎知識の勉強には効率が良いです。そして、まとまった勉強時間が確保できた時に、練習問題や過去問題集で確認しましょう。

合格までの道は?テキストや参考書のよい選び方はあるの?

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簿記2級の試験は、筆記での解答形式で試験時間は120分です。商業簿記の問題が3問、工業簿記の問題が2問と分かれています。それぞれ出題傾向が違うので、各自対策が必要になります。独学で勉強する場合は特に、テキスト選びも重要です。一番良いのは実際に本屋さんに足を運び、自分で見やすい・進めやすいと感じるテキストを選ぶことが大切です。テキストだけでなく、問題集も必要になりますので、セットのものを選んで購入することをおすすめします。またテキストと問題集だけでは、模擬形式の練習が足りないため過去問題集と予想問題集での練習も必須になってきます。テキストや参考書を使って基礎をしっかりと固め、過去問集や予想問題で直前対策を行う計画がベストですね!

どうしても集中が続かない、思ったように学習が進まない。そんな場合は専門のスクールでの学習もひとつの選択肢となります。ソフトキャンパスでは1対1の授業で、自分の苦手な部分を特化して練習することが出来ます。オリジナルカリキュラムでひとりひとりに合わせた授業を行っています。
まとまった時間で勉強したり、直前対策のみを実施したりと試験日までのスケジュールもご相談いただけますので、お気軽にお問い合わせください。